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12ETフレット脱獄(笑)後のギタレレ(gitalele)改造記:新ミッション~パテで隙間充填せよ!~ [フレット楽器]

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 ギタレレの古典調律フレット化作戦につき、「シリーズもの」なのに毎回適当に題を付けている私(汗)。というのも、毎回「これで最後だ!」とばかりに記事を書いているのですが、何せここのところ、毎回の作業が初体験づくし(笑)で自分にとっても凄く新鮮なので、自ずとタイトルも新鮮になってしまうんですよ、はい。 で、少し前にIT業界で(iphone等の機能制限を無理矢理外してしまう)「脱獄」という裏技が流行りましたので、今回はこの用語を使ってみました。

 そんなこんなで、昨晩、全てのフレットの引き抜き工作が成功し、12ET(別名:論外音律)の「監獄」から抜け出し晴れて自由の身(?)になったマイgitalele君ですが、「完全なる自由を得る」こと、言い換えると「どんな音律も自由自在に設定できる状態になる」ためには、さらに一作業しておく必要があるため、今回は初めてその作業をしてみました。

 で、その作業とは、タイトルに書いておいた通り、「隙間」すなわちフレットが引き抜かれた後の指板の溝いわば心の傷跡(笑)を、何らかのブツで充填し、指板を平らな状態にすることです。これは、一番最初にフレット引き抜き実験した子供用ペペギターでは現在でもそのまま(別名「心の傷」放置状態(爆))になっているし、高い手工ギターの場合は製作家の方に御願いしましたので、自分で作業するのは今回が初めてとなる訳ですね。

 ここで、溝に埋める充填ブツですが、製作家に依頼した場合は(前に写真upしたと思うのですが、)「木材」を使って巧みな技術で充填されるのですが、素人の小生ではそんな技術も知識も皆無ですので(汗)、てっとり早く出来そうなブツとして、パテすなわち充填剤を使うことにしました。

 ああぁ、前置きが長すぎて書き疲れてきました(自爆)・・・頑張れ私!今日は未だ水曜日だ、生命力は残っているはずだ、、、ぜぃぜぃはぁはぁ・・(←呼吸調整中)。

 という訳で、ここから写真付きの説明開始。
IMG_6106.jpg 

 本日、帰宅時にホームセンターに行って木工用のパテを2種類買って来ました。1つ(右側)がアクリル樹脂系、もう1つがエポキシ系で、価格はエポキシ系の方が倍くらいしますが、両方合わせても1000円ちょっとでした。
 両者のメリット・デメリットが余りイメージできなかったので、今回は試しに両方使ってみることにした次第。
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まずは粗めの紙ヤスリ(←出ました100均アイテム!(笑)、元々は爪磨き用のブツ)で、バリっぽい箇所を取り除きます。
IMG_6109.jpg
そうすると木の削り粉が出るので、アルコール入りティッシュで拭き取ります。このティッシュは最後も役に立ちました。

IMG_6110.jpg
 まずは扱いが容易そうなアクリル系のパテを高音域に塗り始める作業を開始。


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次にエポキシ系を使ってみる。これは所謂「2つの材料を混合して使う」ものなのですが、入っていたのは何故かこのソーセージ状(?)のブツのみ。もう一つはいずこへ消えた??

IMG_6112.jpg
 ・・・と思いきや、もう一方はこのように内部に入っていたんですね、、、一見何か美味しそうにも見えますが、これはロールケーキでも金太郎飴でもありません(汗)

IMG_6113.jpg
 アクリル系の方は扱いが非常に簡単だったのに対し、こちらは注意書きが沢山あって、体質によっては肌がかぶれることがあるので、硬化前に皮膚に触れるなとか、使用中は保護手袋(上の半透明のブツ)をしろだとか、その他色々と書かれてます。

IMG_6114.jpg
 で、使用の際は、必要なだけ(ナイフ等で)切り、手袋をして、この両者が完全に混合するようにコネくり回します。この製品だと、混合したらその後4分以内に作業を終えるよう指示されてます。色々と制限多いですね(笑)。
(余談:ちなみに私の場合、短気な性格がここでも存分に(?)発動され、混合段階から手袋が非常に邪魔に感じ出し、直ぐに素手で作業してしまいました(汗)。一応後で手を石けんで洗いはしましたが。)

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 作業途中段階です。 アクリル系の方は、意外とあっという間に乾いてしまったこと、塗り方のコツが未だ掴めていなかったこと、後で磨くのが比較的容易そうに感じたこと、等により、厚ぼったくなってしまいました。 対してエポキシ系の方は、乾いた後は相当硬くなりそうなイメージがあったので、最初から控えめに塗ることにしました。

IMG_6116.jpg
エポキシ系の方は乾くのが比較的遅いので、余分な分はこのように簡単に落とすことが出来ました。

但し、アクリル樹脂系の方も、最初に使ったアルコール入りティッシュでこすれば・・・
IMG_6117.jpg
このように、乾いた後でも余分な分を落とすことが出来ました(自分祝!)。

IMG_6118.jpg
 かくして現在の状態です(最後にピンぼけショットになる所がいかにも私っぽいw)。どちらも充填から24時間以降に研磨(ヤスリがけ)が可能とありますが、アクリル系の方が切削加工等が3日~1週間以内など、色々と時間指定がされてます。

 総じて、扱いやすさはアクリル系の方が断然上だと感じたのですが、肉痩問題や、上にフレットを載せた場合の耐久性などの点で、今後もチェック&比較検討が必要かと思われます。

 では今日はこんなところで、、、、皆様、良い芸術の秋・・じゃないな、良い「工作の春」(笑)を!

 


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