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ギタレレ改造記録~終盤ミッション:音程テスト演奏を投稿せよ!~ [フレット楽器]


 今日は4連休の2日目。昨日に続いて息子の外出リクエストがあり、今日は前に書いた世田谷の某公園に行って、焚き火&野外料理(焼き芋&焼きリンゴ&焼きマシュマロ&イワシ丸焼き&飯ごう&ラーメン・・等々)を楽しんできました。

 で、恒例により今回もミーントーンギタレレ(改造中のブツ)を持参して行ったのですが、数カ所のハイポジションの音がビリツいて出なかったこともあって余り弾く気が起きず、専ら編曲作業(後述)と、息子の焚き火の相手(共同作業)の方にいそしんでいました。

 帰宅後にギタレレを調べてみると、やはりフレットの「浮き」が発生しているようで、やはり(細切れの)フレットガットを接着するのは結構大変だなぁと今回改めて実感した次第(なので、初めてこの作業を試される方は「金属フレット」の方がお勧めかもしれません。)

 そんなこんなで、今日はフレットガットの再調整をして、大分良い感じになって来たので、このへんでテスト演奏投稿したいと思います。

 1曲目は、前回投稿時と打って変わって今は「春爛漫」の季候になったため、それに相応しい曲を弾こうということで、滝廉太郎作曲(平倉信行編)の「花」を弾いてみました。ではどうぞ。



 この平倉氏の編曲はアップテンポな感じで非常に気に入っていて、通常ギターだともう少し上手く弾けるのですが、このギタレレだと結構ムズイですね・・(などと言い訳してみる(汗))。


 では次、、やはり春の曲&平倉氏の編曲で、岡野貞一作曲の「おぼろ月夜」です(生命力不足のため前奏は省略しています)。

 
 では最後。小生、最近は各種民謡をギター用に編曲する作業をしてまして、これはその内の1曲です。スコットランド民謡の「Kelvin Grove」という曲です。



 演奏の出来はともかくとして、ギタレレの音程は大分良くなってきたので嬉しい今日この頃です。ハイポジションの音程確認のためには、前にupした「故郷の人々(スワニー河)」を弾くのが良いのですが、やはりあれをギタレレで弾くのは相当練習が必要ですね(汗)・・またその内ということで。

追記:今日は純正律フレットギターの方は、(アコギでは有名な)「DADGAD」を試してみました。いやぁ純正律ギターでこの響きは凄い(圧巻)ですね、本当、カルチャーショックでした(驚!)。
 この「DADGAD」は、先日のDオープンつまり「DADF♯AD」の3弦のF♯音を半音上げるだけで出来るのですが、Dオープンと違って3度音が無く、G音がサスティンの役割を果たしているため、緊張感がありながらマイナーにもメジャーにも容易に行き来することができて、何と言うか、自然と「アドリブ意欲」、「創作意欲」などが沸いてきて、気がつくと延々と弾き続けていて、「いつまでも弾いていたい響き!」と感じました。
  という訳で、純正律フレットを試される方は、是非この調弦で遊んでみることをお勧めいたします。

  それでは皆様、良いGWを!

 

 


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(4/30若干追記)続・ギタレレ(gitalele)改造記録GW編①:ミッション~1本ガット方式でもやってみよう! [フレット楽器]

前回の続きです。

時間が無いのでとりあえず写真と要点だけ

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要点:前より低いフレットを付けることができたが、その分弾きにくくなった(弦からフレットまでの距離が増加するため)。

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なので、ナットに挟んでおいたスペーサを取ることにする。

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この針金で作ったスペーサーを除去すれば、少しは弾きやすくなるはず。

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そして続きの作業。5フレットから上は、使い古しの①弦用ガット(0.64mmだったか)を貼ってみる。
結果的にこれは凄く良かった。演奏用の弦は防水加工のコーティングが施されており、水性の木工用接着剤にも結構耐えるからである。細いので、曲げて仮止めしながらの作業も楽だった。

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ハイポジションの写真。通常のいわゆる「直線一周巻き」の場合と異なり、このやり方だと柔軟に音程を変えることができるが、反面、フレットの「浮き」が発生しやすいので、可成り神経を使う作業&繰り返しの調整が必要となる。ただ、完成してしまえば後はひたすら天国の世界(笑)。極楽?に行くための手間を惜しんではいけないのでR。

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 未だ弦高を下げられそうなので、どうしようか後日決めようと思う次第。弦高を下げる場合は再度フレット位置調整が必要となるでしょう。でも、完成後の天国和音状態(笑)がイメージできるので(って言うか先ほどハイポジションの和音テストしました・・・いやぁ、もう最高!! 生きててよかったw)、多少面倒でも繰り返し調整作業自体は全然苦痛やストレスはないですね、、、要するに慣れです,慣れ。

 では今日はこんなところで。

0430追記:結局、弦高を下げることにしました。この場合はナット(ヘッド側)ではなくサドル(ホール側の部材)を削ることになるのですが、部材の「下側を削るべきか?or上側を削るべきか?」は人によって違うようで、今回は上側を削ってみました。長男から「GW中にまた例の公園に行って焚き火をしたい」とのリクエストが来たので、何とか数日中に仕上げたいところではあるが、(仕事は暦通りだし(泣)、)どうなることやらです。
  ちなみに今晩は、ガットフレットを「弦の整数分割位置」に設定した純正律フレットギターで色々なオープンチューニングを試して弾いていたため、こっちの作業は全くできませんでした。。。いやぁしかし本当、古典調律は最高ですよ。皆様もぜひGW中にお試しを! 


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ギタレレ(gitalele)改造記録:難題ミッション~ガットフレットを水性接着剤で接着せよ!~ [フレット楽器]

 恐怖?の木曜夜がやってまいりました。流石に連夜でブログ書いてると木曜日は生命力不足になりますねぇ(泣)

 なので今日は前置き無し&短く書いてサッサと寝ます。

昨日の続きです。一応軽くサンドペーパーがけしました。
IMG_6119.jpg

今のところパテの肉痩せも無く良い感じです。
 この状態から、ガットフレットを水性の木工用ボンドでミーントーンの位置に接着する作業に入ります。
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今回は、1.0mmのフレットガットをブツ切りにして取り付けてみます。前に書いたように、弦長の短いギターの場合、ミーントーンといえども直線フレットにすると音程が不正確になるため、何らかの工夫が必要になります。金属フレットを使うのであれば、適宜曲げ加工を施して、1つのフレットを1本の部材で対応することも可能でしょうけど、ガットの場合は金属のように塑性変形(形状維持)しないため、例えば、
①1つのフレットを1本のガットでフレッティングするために、フレットガットを各弦間で「仮止めテープ」で止めながら曲げ加工して仮固定し、その状態を維持させながら接着剤で接着する。
②フレットガットをブツ切り(n分割)にして、1つのフレットをn本のガットでフレッティングし、それぞれのガットの端部を接着剤で接着する。
 などが考えられますが、今回は、毎回やっている②の方針(3分割)で行いました。

IMG_6123.jpg
 まずは第4フレット。既存の第4フレットのあった位置がガットの右側に見える直線です。つまり、gitaleleの第4フレットの設定位置が「如何に純正長三度のフレット位置から(大幅に)外れているか?」がこれで一目瞭然な訳です。

 この写真を見て何も感じない人はハッキリ言って「B層」でしょう(笑)。カルチャーショックを受ける人、思わず怒りの感情が沸いてくる人こそが「真人間」なのではないでしょうか(私、何か間違ったこと言ってますでしょうか?)。

 余談ついでに書いておきますと、先ほどチューナーで調べたら、第6弦の当初の第4フレットの位置の音程の高さ、つまり(6弦開放音に対する)長三度の広さは、純正+20セントくらいでした。つまり、ギタレレの第4フレットは、12等分平均律(←率?)よりも酷くて、「ほとんどピタゴラス長三度」の位置なんですよ(唖然)。他の弦についても6弦ほど酷くはないものの、やはり+14より高かったです。

(※一応フォロー(汗):まぁもっとも、この楽器を買ったのは「可成り昔」なので、今のgitaleleは改善されていることでしょう、、うん、きっとそうでしょうとも(笑))

IMG_6124.jpg
 かくして、今日は一応、第4フレットまで+③④弦のダブルフレット(各シャープ音程)を追加、というところまで作業が進みました。
 こうして見ると、ギタレレの既存の第3フレット(つまり短三度)は、割とミーントーン(ひいては純正音程)に近い位置にあることが分かって、非常に興味深いですよね・・・butこれは言い換えると、ギタレレのフレットは、「12ETですらない(12ETともほど遠い)」独自のオリジナルフレットということになりますね。

 そんなこんなで、明日も頑張ろう私!


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12ETフレット脱獄(笑)後のギタレレ(gitalele)改造記:新ミッション~パテで隙間充填せよ!~ [フレット楽器]

 ギタレレの古典調律フレット化作戦につき、「シリーズもの」なのに毎回適当に題を付けている私(汗)。というのも、毎回「これで最後だ!」とばかりに記事を書いているのですが、何せここのところ、毎回の作業が初体験づくし(笑)で自分にとっても凄く新鮮なので、自ずとタイトルも新鮮になってしまうんですよ、はい。 で、少し前にIT業界で(iphone等の機能制限を無理矢理外してしまう)「脱獄」という裏技が流行りましたので、今回はこの用語を使ってみました。

 そんなこんなで、昨晩、全てのフレットの引き抜き工作が成功し、12ET(別名:論外音律)の「監獄」から抜け出し晴れて自由の身(?)になったマイgitalele君ですが、「完全なる自由を得る」こと、言い換えると「どんな音律も自由自在に設定できる状態になる」ためには、さらに一作業しておく必要があるため、今回は初めてその作業をしてみました。

 で、その作業とは、タイトルに書いておいた通り、「隙間」すなわちフレットが引き抜かれた後の指板の溝いわば心の傷跡(笑)を、何らかのブツで充填し、指板を平らな状態にすることです。これは、一番最初にフレット引き抜き実験した子供用ペペギターでは現在でもそのまま(別名「心の傷」放置状態(爆))になっているし、高い手工ギターの場合は製作家の方に御願いしましたので、自分で作業するのは今回が初めてとなる訳ですね。

 ここで、溝に埋める充填ブツですが、製作家に依頼した場合は(前に写真upしたと思うのですが、)「木材」を使って巧みな技術で充填されるのですが、素人の小生ではそんな技術も知識も皆無ですので(汗)、てっとり早く出来そうなブツとして、パテすなわち充填剤を使うことにしました。

 ああぁ、前置きが長すぎて書き疲れてきました(自爆)・・・頑張れ私!今日は未だ水曜日だ、生命力は残っているはずだ、、、ぜぃぜぃはぁはぁ・・(←呼吸調整中)。

 という訳で、ここから写真付きの説明開始。
IMG_6106.jpg 

 本日、帰宅時にホームセンターに行って木工用のパテを2種類買って来ました。1つ(右側)がアクリル樹脂系、もう1つがエポキシ系で、価格はエポキシ系の方が倍くらいしますが、両方合わせても1000円ちょっとでした。
 両者のメリット・デメリットが余りイメージできなかったので、今回は試しに両方使ってみることにした次第。
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まずは粗めの紙ヤスリ(←出ました100均アイテム!(笑)、元々は爪磨き用のブツ)で、バリっぽい箇所を取り除きます。
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そうすると木の削り粉が出るので、アルコール入りティッシュで拭き取ります。このティッシュは最後も役に立ちました。

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 まずは扱いが容易そうなアクリル系のパテを高音域に塗り始める作業を開始。


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次にエポキシ系を使ってみる。これは所謂「2つの材料を混合して使う」ものなのですが、入っていたのは何故かこのソーセージ状(?)のブツのみ。もう一つはいずこへ消えた??

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 ・・・と思いきや、もう一方はこのように内部に入っていたんですね、、、一見何か美味しそうにも見えますが、これはロールケーキでも金太郎飴でもありません(汗)

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 アクリル系の方は扱いが非常に簡単だったのに対し、こちらは注意書きが沢山あって、体質によっては肌がかぶれることがあるので、硬化前に皮膚に触れるなとか、使用中は保護手袋(上の半透明のブツ)をしろだとか、その他色々と書かれてます。

IMG_6114.jpg
 で、使用の際は、必要なだけ(ナイフ等で)切り、手袋をして、この両者が完全に混合するようにコネくり回します。この製品だと、混合したらその後4分以内に作業を終えるよう指示されてます。色々と制限多いですね(笑)。
(余談:ちなみに私の場合、短気な性格がここでも存分に(?)発動され、混合段階から手袋が非常に邪魔に感じ出し、直ぐに素手で作業してしまいました(汗)。一応後で手を石けんで洗いはしましたが。)

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 作業途中段階です。 アクリル系の方は、意外とあっという間に乾いてしまったこと、塗り方のコツが未だ掴めていなかったこと、後で磨くのが比較的容易そうに感じたこと、等により、厚ぼったくなってしまいました。 対してエポキシ系の方は、乾いた後は相当硬くなりそうなイメージがあったので、最初から控えめに塗ることにしました。

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エポキシ系の方は乾くのが比較的遅いので、余分な分はこのように簡単に落とすことが出来ました。

但し、アクリル樹脂系の方も、最初に使ったアルコール入りティッシュでこすれば・・・
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このように、乾いた後でも余分な分を落とすことが出来ました(自分祝!)。

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 かくして現在の状態です(最後にピンぼけショットになる所がいかにも私っぽいw)。どちらも充填から24時間以降に研磨(ヤスリがけ)が可能とありますが、アクリル系の方が切削加工等が3日~1週間以内など、色々と時間指定がされてます。

 総じて、扱いやすさはアクリル系の方が断然上だと感じたのですが、肉痩問題や、上にフレットを載せた場合の耐久性などの点で、今後もチェック&比較検討が必要かと思われます。

 では今日はこんなところで、、、、皆様、良い芸術の秋・・じゃないな、良い「工作の春」(笑)を!

 


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遂にやった!~gitaleleの12ETフレットの全引き抜き&殲滅作戦成功なり(笑)~ [フレット楽器]

時間が押しているので、写真中心にして文章は簡単に書きませう。

ここ数日、先日ゲットした大型ダイヤモンドヤスリでgitaleleの12ETフレットをじょりじょり削っていたのですが、10何本かのフレットを全て指板面まで削るのは余りに先が長そうだったので、「何とかして引き抜けないものか、、(汗)」と再度ニッパでフレットのヘッドハンティングもとい引き抜き工作(笑)を試してみたところ、過去にあれだけ苦労して駄目だったにもかかわらず、ひょんなことから最高音側の短いフレットが1本引き抜けた!!! 何と何と、ギタレレのフレットって抜けるんだ!(驚愕)

 そしてこれをきっかけに、フレットを引き抜く「力加減のコツ」が分かってきて、次々と抜けてゆくのでありました。
20130423_01遂に引き抜き成功.jpg

 前にフレット引き抜きを試みた時は、確かフレットの端っこを挟んで引き抜こうとしてことごとく失敗したのですが、今回、フレットの中央の方を挟んで(それでも駄目ならテコの原理を使って)試したら何とか抜くことができました。

 

20130423_02下のフレットも次々に抜けてゆく.jpg

この写真中の100均ニッパ君(笑)が今回の主役&MVPです。フレットを引き抜くための専用の器具も存在するようで、楽器を痛めないためにも、出来れば(or出来るだけ)そういう専用器具を使った方が良いんでしょうけどね・・・。

20130423_03残り2本が強敵.jpg

で、上にある最後の残り2本が強敵でした。というのも、ダイヤモンドヤスリで可成り深く削ってしまったため、既にニッパでは挟めない状態となってしまったからです・・・・さぁどうする私?(汗)

 散々悩んだ挙げ句、閃いたのが、息子が最近使い出した「大型ノミ」(写真省略)。このノミの刃をフレットの中央にかましてテコの原理で引き上げて、、、、

20130423_04遂にやった。。○年越しの快挙.jpg 

最後はこのように、見事に2本とも引き抜くことができました(自分祝!&息子に感謝(笑))。

 そんなこんなで、今振り返ってみれば、「何だ、最初からノミ使えば良かったじゃん、馬鹿みたい」となるのですが、そこは青春(?)の甘酸っぱい思い出(笑)&ノミが無い場合の次善策のノウハウも身体に染みこませておくと後で便利うんぬん、、となる訳ですね。

 ともあれ、12ETの既存フレットはこれで全て殲滅(笑)できましたけど、今回の作業でミーントーンの新フレットまで無くなってしまったので、またフレッティング作業を一からやり直しせなアカン訳です・・・いやはや、音律人生?も一筋縄ではいきまへんなぁ、という典型的な例でした。

 それと、今回、ダイヤモンドヤスリで延々削る作業が続くようだったら、いっそその様子をマメに写真撮ってブログ記事にして、あたかも「五寸釘で藁人形を打つ」かのように、○○○○に対する恨み辛みを書き綴りながら(超爆)、「どうだ、もうこんなに減ったぞ!ふふふ」などと、思わず読者がドン引きするような不気味な(世紀末的な?)「怨念レポ」(爆)を展開しようかとも考えていたのですが、そうならずに済んだので、自分としてもほっとしてます(笑)。

 という訳で、文章は簡単にと前置きしておきながら、延々とエキサイトして?書いてしまいました。

 今日の結論: ギタレレのフレットは工夫すれば引き抜けます!

 以上でした。


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(0420写真追加)ギタレレ(gitalele)のミーントーンフレッティングのその後 [フレット楽器]

 いやぁ、日常の忙しさに追われてブログ更新をサボっていたら、あっという間に4月も半ば過ぎに!!(唖然の汗)

 この怠け者モードから脱却するためには、やはりまた週刊(習慣?)音律マガジンでも復活させなアカンのではないかとシジミ汁もといw、しみじみ感じる今日この頃の私。。。。「今日この頃」のフレーズで思い出したのですが、最近始まった小泉今日子が出てるNHK朝連wドラマ、「あまちゃん」でしたっけ、ナカナカ良いですよね、、、視聴率も好調との噂。

 で本題に行きますと、最近、息子達が「たき火」にハマッテまして(汗)、まぁこれもオール電化現象に伴う現代っ子の反動ないし「火への人間DNA的?欲求」現象かと思っているのですが、ただ「条例」制限だとかで焚き火が出来る場所は限られているようです。でもって、最近ネットで探し出した「焚き火OK」の場所が結構面白い公園でして(某世田谷区)、息子らはすっかり気に入って最近は暇さえあれば行くようになったという訳です・・・あぁ前置き長いな(汗)。
 で、小生は先週の日曜日に初めてその公園に行って来たのですが、折角なので前回はカリンバ2台を持参して弾いてきた次第。
 さらには、今日も、可成り寒いにもかかわらず、息子らはその公園に「行く気満々」でして、しゃあないなぁというわけで、今回はミーントーン(中全音律)ギタレレ持参で行ってみようか、という今時分な訳です(あぁやっと本論に繋がった(汗))。
 でもって(あぁぁ、既に書き疲れている(爆))、朝に少しばかり練習していたら、ローポジションの音程が若干ずれているのと、やはりハイポジションの音程が未だ12ETなのは何とも情けないので(笑)、重い腰を上げて現在フレッティング修正&付け足し&接着作業を行っていて、この接着剤が乾いたら公園に向けて出発しようと考えた次第。で、現状がこんな感じ。

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今回は①②⑤⑥弦の9フレットを追加したのと、③&④弦の6フレットを#音の位置に変更したのと、1フレットと2フレットの位置を修正したのが主な作業・・・ここまでたどり着くのに何年かかったことやら(しかも9フレットより上は未だに手付かず状態(汗)、、我ながら何て重い腰だ(爆))。

IMG_6090.jpg
これが9フレットの状態・・・今回はガットフレットにしてみた。

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 これがローポジションの状態。このような弦長の短いミニギターの場合、それぞれの弦の特性が(一般の弦長650mmギターよりも)強く反映されるようで、押弦時の音程の上がり具合が各弦間で可成り違って来るため(例:特に6弦は押弦時の音程が(余計に)上がりやすい)、ミーントーンといえどもフレットが真っすぐにならないところが興味深い&難儀なところ。
 それと、この例では、例えば第5フレットはほぼ既存フレット上、第3フレットは既存フレットのごく僅か右(高音)寄りに設定する必要があったため、写真のように細い針金を使う&6弦だけは第3フレットなどで曲げて使うなど、色々と工夫している(・・のが、写真から一目瞭然であるw)。

IMG_6092.jpg

 既存フレット上に細い針金を載せて接着した状態がこれである(上の写真の中央が第5フレット)。接着剤は、普通にどこででも売っている水性の木工用ボンドである(これがナカナカ優秀なのだ)。

 そんなこんなで、そろそろ接着剤が乾いて来たし、何より息子達が既にリュックを背負って痺れを切らしているので(爆)、これから出発しようと思うのでした。

 こんな感じで、ギターの古典調律化は、誰にでも簡単に出来るので、読者の皆様もGWにでも試してみたらいかがでしょうか、、、貴方の音楽人生、素晴らしくなること請け合いです(笑)。

 そういえば前に投稿しましたよね、ギターを古典調律化する方法の記事、、、どこでしたっけ?(汗)
 ああこれこれ
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2011-01-22

 それでは皆様、良い休日を!!

補足:今回は、既存フレットを抜かないでも(このギターのように「抜くことができない仕様」の楽器であっても)、古典調律化できる(別名:強引にしてしまう(笑))例といえましょう。ただ、やはり12フレット近辺&それより上の音程は、既存フレットがあると作業がナカナカ面倒(おっくう)なんですよね。それ故にこのギターは未だにミーントーン未完成状態という体たらく、、、、あぁぁ、このギターのフレットを何とかして挽肉もといw、引・き・抜・き・たい!(爆)

追記:行って来ました。今回も色々と弾いて来ましたが、やはり野外で弾くと気持ち良いですねぇ、、小一時間以上弾いていたのですが、今回も全然疲れませんでした、、やはり古典調律は最高ですわ!(自分祝) ミーントーン万歳!(爆)

当日夜追記:
 今日は余力があったため、その後、12フレットまで一通りフレット追加してみました。ただやはり既存フレットが非っっっっ常~に「邪魔」wだったので、下の写真のように、ヤスリで削ることにしました。
IMG_6093.jpg
 最初はこんな感じで、100均でゲットした小さいダイヤモンドヤスリを使って静かに&大人しく「しょりしょり」wと削っていたのですが、ナカナカ減らないことに痺れを切らし(汗)、とうとう最後はデカイ鉄ヤスリ(←やはりこれも100均のブツ)を持ち出してきて「ぎこぎこ」と激しく削って行ったのでありました。

 で、それなりに既存フレットが低くなったところで、1.1mmのフレットガットをけち臭く(笑)ブツ切りにして、こんな感じで接着していく訳です。
IMG_6095.jpg
 ちなみにこれだと、10フレットの各弦の音程が若干低めになるので、指で音程補正するか、それが厳しければ後でもう一度10フレットを更に削る必要ありますね。 鉄ヤスリだとイマイチ作業効率が悪いので、もう少しデカ目のダイヤモンドヤスリを購入しようかと考えている今時分(流石にこれは100均では買えないでしょうが(汗))。

 で、先ほど、弾ける程度には接着剤が乾きました(祝!)
IMG_6096.jpg
 まぁ外観はこんな感じで「酷い」ものですが(汗)、一度弾いてみると、後はもぅ「病み付き」状態ですわ(笑)。 やはり人間も楽器も、見た目(小綺麗さ)より中身(本質)が重要な訳です、はい。

 機会があれば、このリニューアルgitaleleでハイポジ使用曲の演奏音源をupしたいところなのですが、これは何時になることやら、、、こういったミニギターは、弦同士の間隔やハイポジのフレット間隔が非常に狭いので、慣れるのに結構練習が必要なんですよね。。。とりあえずは、ローポジションの既存フレットも削って全てのフレットをガット仕様にする&13フレット以降もミーントーン仕様に拡張するのが当面の目標でしょうか。

 ともあれ、非っっっ常~に長いスパンでしたが、今回何とか重い腰が上がりきって(笑)、よーーーやく、ギタレレを12フレットまでミーントーン仕様にすることができました・・・めでたしめでたし&よく頑張った、偉いぞ自分!(笑)


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【超Ultra重大議題】:ソルやカルカッシのギターの第2フレットには本当に『段差』があったのか? [フレット楽器]

10月30日の記事のコメント欄で、私は、

>だとすると、この時代のギターの第2フレットには『段差がある』ことになります(←驚愕的な予言!!!!!)。(理由:第2フレットを「一直線」にすると、上記音律表が崩れて「使い物にならない音律」になりますので。)

とコメントしました。
ここですね。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2011-10-30#comments

 これが本当だとすると、今まではフレット楽器について「フレットは直線が常識だろ!」と当然のように考えて来た我々にとっては超Ultraドエライことな訳ですよ、果たして本当なのでしょうか?

 図を使って検証してみましょう。

 以前に、「【重要議題】:ソルの(時代の)ギターは、4(9)F及び2Fハーモニクスが鳴る!!」という記事を書きました。ここです。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-06-26

このときは専ら長3度の純正度に注目していたのですが、

>第2Fの下(右)・・・・3オクターヴ上のニ音
>第2F・・・・3オクターヴ+長2度上のホ音
の記述からすると、4弦の第2フレット(つまりE音)は、明らかに「純正な大全音」或いはそれに非常に近い音程な訳です。

で、
>第5F・・・・2オクターヴ上のニ音
>第4F・・・・2オクターブ+長3度上の嬰ヘ音
の記述と総合すると、以下の図が成り立つと考えられます。

ソルのギターフレット図1.JPG

 ここまでは良いですか?

 念のため、さらにかみ砕いて説明すると、図中の「○」は純正5度(ギターの調弦上は純正4度、以下同様)音程を示しています。そして、D-Eの2度を「大」全音とするには、D-AとA-Eの2つの5度の両方を純正にする必要があります。なので、図中ではこの2つの5度を「○」で示しています。ここまでは良いですよね?

 次に、4弦の開放音Dに対して、同弦4フレットのF♯音を純正長3度にするためには、シントニックコンマ約22セント分をE-B-F♯の2つの5度のいずれかに入れて(或いは両方に分配して)、いずれか或いは両方の5度を狭くする必要があるわけです。
 で、どちらに入れるか、或いは2つに分配するか?が問題となるわけですが、どう分配するにせよ、6弦の第2フレットの位置については「変わらない」んですよ。(1弦第2フレットについても同様ですが、以下は6弦に絞って話をします。)

 つまり、4弦の開放音Dに対して、同弦第2フレット(大全音)がE音じゃないですか。なので、E音である6弦の開放音を当然この音にオクターブで合わせますよね。 そしたら、6弦の第2フレット(F♯音)は、当然4弦の第4フレットの音と「オクターブで合う位置」に来る必要がありますよね? そうすると、必然的に、「E-F♯」が(大全音より約22セント狭い)「小」全音にならざるを得ないのですよ。

 純正長3度=大全音+小全音だからです。

念のため、ダメ押しの記述を加えましょう(笑)。
 
 純正長3度(D-F♯)=大全音(D-E)+小全音(E-F♯)だからです!

 さらにダメ押ししますと、これに対して反証するためには(つまり、ソルのギターの第2フレットに「段差がない」と言うためには)、2つの全音すなわち、D_Eの音程幅とE_F♯の音程幅とが「等しい」ことを証明する必要、つまり、
第4弦のD-F♯の純正長3度=「中」全音+「中」全音
であることを証明しなければならないのですが、ソルのハーモニクスの説明からは、明らかにD_Eの音程幅の方が「広い」ですよね。 そうすると、どうしても第2フレットに『段差』が出来てしまうと考えられるのです。
 (※上記説明の「音程幅」とは、セント値による値、もしくは周波数の比率です。)
 

 つまり、4弦第2フレットが「大全音(的)」すなわち「広い」フレットということが決定されると、対して6弦(及び1弦の)第2フレットは「小全音(的)」つまり「狭い」フレット、ということが決定されてしまうのです。これはすなわち「ソルのギターの第2フレットには『段差』がある」ということに他ならない訳です。 4弦のフレット位置情報だけで他の弦のフレット位置も分かってしまうのですよ。

 で、普通の感覚だったら、隣接開放弦は「ピタゴラス調弦」したいですよね。なので、1及び6弦Eと2弦Bの4度(5度)音程は純正にしたい訳ですよ。とすると、シントニックコンマ分は、B-F♯に全部投入(←オールイン(笑))するしかない、と考えるのが普通ですよね。で、そうこう考えて音程値を計測しながら実際にフレットを並べている内に、あれよあれよと言う間に下記写真のフレットと音律図が出来上がってしまった訳です。
1028純正律ギター 001.jpg

H231028暫定_ギター純正律-音律サークル-JPEG.JPG


 「でも、ギター(さらには19世紀ギター)のフレットに段差のある絵や写真は見たことないよ」っていう人は、この人間社会には「ダブルスタンダード」が沢山ある、ということを知っておく必要があるでしょう(というか、この前の原発事故で改めて思い知らされたはずですよね。今、武田氏のブログでは「ダブルバインド」から「シングルマインド」への意識変革が叫ばれてますけど、要するにそういうことです。)。音律はかつて音楽社会にとっての「最高機密情報」だったし、基本的には現在だってそうなのです(だから古楽器奏者も、リリースしたCDに使用音律を公表したがらない傾向が強い)。

 でも、近年では「楽譜を分析すると音律が分かる」ということが一般に知られて来て、さらに最近ではマニアックな人がハイテク機器を使った「周波数解析」の技まで駆使するようになって(汗)、インターネットの発展も手伝って、「どんなに隠しても隠しきれない時代」になってしまったのですけどね(「上の人」に合掌)。

--追記----------------
自己レス
>だから古楽器奏者も、CDに使用音律を公表したがらない
・・・それでも、最低限、『納豆業界』を見習った「品質表示」くらいはして欲しいですよね。
 
 えっ なぜ納豆業界なのかって?
 市販の納豆にはこう書いてあるじゃないですか・・
 『この納豆は遺伝子組み換え大豆は使用しておりません』って。

 だから最低限こう書いて欲しいんですよ、
 『この演奏では12等分平均律は使用しておりません』って(爆)。
 古楽演奏家であの論外音律使ってたら、そんな人は「モグリ中のモグリ」ですからね。最低限の品質表示ですよこれは。
 モダン楽器であっても「クラシック音楽(調性音楽、和声音楽)」を演奏する人に対しては、今後12等分平均律を使う人はモグリ扱いされる時代がもう直ぐ来ると思いますよ。だって、調べれば調べるほど、昔の音楽ではそんなイカサマな音律なんか使ってなかったことが明らかになるでしょうから。

 私はそれまでは頑張るつもりです・・・死んでから良いところ逝きたいですから(爆)

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---昼休み追記----------

 20世紀(おそらく戦後)から現代のクラシックギター奏者及び関係者は、長い間、鍵盤楽器の奏者や作曲家らに対して強い劣等感を抱いて来た。この劣等感の酷さは、実際にプロの書いた記事を読み、発表会などで様々な人の意見を聞いて来たので、それこそ痛いほど良く知っている。

 さて、今どういう局面なのか?

 このイ長調純正律(系)のフレッティング及び音律(さらには1/nミーントーン)がクラシックギターのフレッティング、音律として「本物」であること(つまり、歴史的に正当性のある「本流」の一つであること)が証明され、実際にプロによって演奏及びCD化されるようになれば、クラシック音楽界に「革命」が起こり、「既存の価値観が全てひっくり返る」ということである。要するに、「クラシックギター奏者及び関係者は、もう鍵盤楽器関係者に対して劣等感を抱かなくて済むようになる」というのが私の持論である。

 私は確信している。かつての「ギターの黄金時代」における全てのギター関係者は、鍵盤楽器の奏者や作曲家らに対して劣等感なんて「全く、これっぽっちも持っていなかった」と。

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 それでは皆さま、良い芸術の秋を!


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「1/nミーントーン」に思いを巡らしてみる。 [フレット楽器]

ミーントーンとは?

最狭義:1/4シントニック・コンマ狭い5度を11か所に並べたもの。

拡張定義:1/nシントニック・コンマ狭い5度を11か所に並べたもの
       ⇒1/nミーントーンと呼ぶ。
      

 こう考えたときに、「1/nミーントーン」に共通している事項は何か?
 

 ※ウルフの5度(例えばG♯―E♭)をまたがない限り、
 4度、5度、(5度2つ分である)全音、(5度3つ分の)長6度さらには短3度、(5度4つ分の)長3度、(5度5つ分の)7度、、(5度6つ分の)増4度、・・・・の各音程の幅(周波数比)は、
 調(すなわち基音)が変わっても、「それぞれ等しい」ということである。

 これは何を意味するのか?
  ⇒フレット楽器では、「1/nミーントーン」を、『直線フレット』で実現できるということを意味するのではないか? ということである。

 では何故に、今まで誰もそんなことを述べなかったのか?
    ⇒もしかして「あの音律」主義者による陰謀か?(爆)

(※ひそひそ・・・・ちなみにクラギ業界では、「フレット楽器では古い時代から(いわば伝統的に)12平均律に極めて近い18/17フレッティングが用いられてきた」、「メルセンヌの理論で12平均律が確立されてからフレット楽器のフレッティングの主流は12平均律になった」的なことが言われており、1/nミーントーンについて言及した書籍等は皆無である・・・これは一体どうしたものか?  リュート業界もややそれに近い雰囲気を感じる。 一方で、ガンバの世界では古典調律寄り(基盤)の雰囲気が感じられる。 さらに、古典調律についてのマニアックな外国語の記事やマニアックな電子チューナーの説明書などでは、「フレット楽器では昔は1/6ミーントーンが良く使われていた」旨の説明をちらほら見かける。   さぁ「歴史的事実」はいかに?(笑))

   以上、ひとりごとでした。
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【重要議題】:ソルの(時代の)ギターは、4(9)F及び2Fハーモニクスが鳴る!! [フレット楽器]

【重要議題】:ソルの(時代の)ギターは、4(9)F及び2Fハーモニクスが鳴る!!
(すなわち長3度及び7度(導音)は純正ないし純正に近かった!! 2度は果たして「大全音」だったのか否か?)


 現代ギター誌2009年4月の臨時増刊号では、ソルが書いた「教則本」の全訳が載っており(訳者:渡辺 臣 氏)、そこでは、ソルは、「ハーモニクス音」については特別に項を設けて説明しております(第3部、現ギ誌では第49~51頁)。

 第51頁の途中から引用します。
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> ・・・④弦を例とすると、次のようなハーモニックス音が得られることを見出した:
第12フレット(以下Fと略す)・・・・・1オクターヴ上のニ音
第9F・・・・長10度(1オクターブ+長3度)上の嬰ヘ音
第7F・・・・1オクターヴ+完全5度上のイ音
第5F・・・・2オクターヴ上のニ音
第4F・・・・2オクターブ+長3度上の嬰ヘ音
第3Fの少し下(右)・・・・2オクターヴ+完全5度上のイ音
第3Fの少し上(左)・・・・2オクターヴ+短7度上のハ音
第2Fの下(右)・・・・3オクターヴ上のニ音
第2F・・・・3オクターヴ+長2度上のホ音
-------------------------(引用終わり)------

 ここで気になるのは、第4フレットと第9フレット(の真上)でハーモニクスが鳴ると明記している点です。もしも、(第4(9)フレットが純正から14セント分ずらされている)現代のフレット位置と同じであるならば、それぞれ、第4Fの「少し上(左)」、第9Fの「少し上(左)」と記載されているはずです。
 つまり、上記ソルの解説により、当時のギターは、開放弦の音(この場合はD)に対する長3度(F♯)及び7度(導音のC♯)は純正であった、あるいは少なくとも、(フレットの真上でハーモニクスが鳴る程度には)純正に近かったと言えるのではないでしょうか?

(【koten】注:ソルの説明で「上」「下」とは、ギターを「垂直に立てて構えた場合」を想定した表現であり、一方、「左」「右」とは、ギターを「真横にして構えた場合(奏者から見て左か右か)」について表現していると考えられます。)

 なお、上記説明では、第3フレットの真上ではハーモニクスが鳴らないようなので、短3度は純正(すなわち6/5)から大分外れていることが伺えます。したがって、このギターのフレッティング(音律)は「純粋なミーントーンではなかった」と考えられます。
 
 一方、ソルのギターでは、第2フレット(の真上)でもハーモニクスが鳴ると説明されています。第2フレットの真上で鳴るということは、開放弦の音(この場合はD)に対する全音(E)は「純正な大全音」か、或いはそれに非常に近い音程、ということになります。(但し、現代の平均律の全音は、純正な大全音-4セントなので、それなりに近い値とも言えますが。)

 以上のように、ソルの時代のギターのフレッティングは、現代の平均律のフレッティングとは異なっており、特に、長3度音程が純正或いはそれに近かったという意味において、「長3度の純正(度)が重んじられて」いたのではないか、ということが推測されるのですが、いかがでしょうか?


余談:Sさんゴメンナサイ、コンサート今日行けませんでした(家族サービスで船の科学館行ってました)。ミーントーンフレッティングにする方法は前に書いておいたので、ご参考頂ければと思います。

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弦とピッチと音律と(物語風小話) [フレット楽器]

 前回の話につき「雑多で読みにくい」的な不評をいただいたので(泣)、今回は少し工夫してみました。

 (ただ、今回の話はギター関係者でないと楽しめないかも知れません。悪しからずご了解くださいませ)

--【要約】(時間の無い方はこの文章だけ読めば大体分かると思います。)--------------
 ギター弦につき、ある弦メーカーの弦はピッチが正確であったが、どうも弾いていて「イマイチ面白くない」と感じた。他方、ある弦メーカーの弦はピッチが不正確であったが、弾いていて面白く感じた。当時のkotenのギターの先生も全く同様のことを述べたが、加えて「後者の弦はピッチが不正確だからこそ面白く感じるのかも知れませんよ」という意味のことを仰り、それがkotenの心にずっとわだかまりとして残った。
 時は流れ、kotenは平均律フレットのギターを弾くのが耐えられなくなり、フレット改造することになった。その際、前者の弦を再び使うことになり気付いた。「あのとき先生が仰ったのはそういうことだったのか!」と。



あとは蛇足!(例によって、おちゃらけモードです。自分が楽しむために書きました(汗))
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登場人物
Mさん:(今日の主役、語り手役)
kotenとイッテツ:(「解説役」なのだが邪魔しているとしか思えない)

M:昔々、あるところに、****テ(以下「P」)というブランドのギターの弦メーカー(会社名は「D」社)がありました。このD社は、ピッチが正確な弦を作ることでは業界屈指のメーカーでした。
 (koten:ひそひそ・・・恐ろしいですよね、どんなに伏せ字にしてもギター業界の人なら一発で解読しちゃいますもんね。 イッテツ:って言うか、このシナリオ書いた人センスないよ(笑)。単に「P」なら「ピラミッド(社)かも」という含みを持たせることができるのにさ。これは確信犯だな(爆))

M:その一方、******ン(以下「A」社)という弦メーカーもありました。このA社は、不良弦率が多くピッチが不正確な弦が多いのですが、「音色が良い」ことで評判のメーカーでした。青ラベル、赤ラベル、黒ラベルなどの弦を販売しておりました。
 (koten:あはは、丸わかり! イッテツ:「など」じゃないだろ、「ゴールド」はどうしたゴールドは!? koten:そういえばこの頃のジョンって、高音弦は「赤」を研磨して使っていたらしいですね、、どうやって研磨していたんでしょうかね?)

M:うるさいです! ちょっと静かにして下さい(怒)
 (kotenとイッテツ:「はーい」(←しょんぼり))

M:当時、一人の青年がギターレッスンに通っていたのですが、使う弦について悩んでいました。P(D社)の弦はピッチが正確でしたが、弾いていて「今ひとつ面白味がない」と感じ、一方、A社の弦は弾いていてとても面白く感じるのですが、不良弦が多くピッチの不正確なものが多かったためです。
 (イッテツ:青年ってお前のことだよな? koten:ええまあ、あの頃は若かった(汗))

M:ギターの先生も同じ感想を述べられました。ただ、「A社の弦はピッチが不正確だからこそ面白く感じるのかも知れませんよ」と仰り、それが青年の心に後々まで残ったのでございます。
 (koten:先生、どうしてるかなぁ イッテツ:久しぶりに連絡してみれば?)

M:ある時、A社が紫のラベルの弦を販売しました。この弦は、非常にピッチの精度が良いもので、「A社が奇跡を起こした!」と当時非常に話題になりました。
 (koten:でもあれ、太くて凄くテンション高いんですよね(汗) イッテツ:歳とるとキツイよな、あの弦)

M:この弦につき、当然青年も使ってみたのですが、弾いている内に次のような違和感に襲われたのです・・「あれ、A社の弦で音色も良いのにイマイチ面白くないぞ?」

-------休憩~第2部開始------------- 

M:時は流れ、青年は社会人になり、20代後半から古楽を勉強することになりました、、しかししかし、平均律「御法度(←全否定)」である古楽の力はそれはもう恐ろしい(?)ほどであり、青年は次第に平均律フレットのギターを弾くのに耐えられなくなって行きました。そして青年は遂に!・・・・ギターを古典調律(ケルナー音律)にすべく、禁断の「フレット改造」に手を染めるのです!(←オドロオドロしく読んでね!)
  (koten:御願いだから、まるで「犯罪者」みたいに言わないで欲しいんだけど・・(汗) イッテツ:業界的には結構なインパクトだからな、あれは。 koten:でもヴィオラ・ダ・ガンバ奏者などは「常識」みたいですよ、古典調律(うねうね)フレット)

M:フレット改造にあたり、青年は、「できるだけピッチの精度が良い弦を使うべき」と考えました。ピッチが悪い弦だと、弦交換の度にフレット位置を変える必要に迫られかねないからです。そして、精度が良いP(D社)の弦を再び使った青年はビックリしたのです・・・
  (イッテツ:だからハッキリ言えよ、「プロアルテ(ダダリオ社)」って! koten:あ、言っちゃったよこの人(汗))

M:「面白い! この弦でも凄く面白い! いやあぁ、もう最高!! 生きてて良かった!」
(イッテツ:大げさだなお前(汗) koten:そういえばあの頃は「生きてて良かった」が口癖でしたね)


M:その時、青年は気付いたのです、あの時述べた先生の言葉の意味を。
 「そうか、音程が完全に均一だと面白くなくなるってことかぁ!!」
 そして、青年は、その後2度とA社の弦を使うことはありませんでした。
 (イッテツ:嘘付け! 今でも「黒」はたまに使ってるくせに! koten:「ピッチの精度を高めるべく努力しているメーカーは最後には報われる」って落ちにしたかったんですけどね。古典調律フレット化が進めばそうなるってことを暗示したってことで。)

M:めでたしめでたし
  (koten:お疲れさまでした~ イッテツ:よし、よくやったMさん!)

クラシックギター界の近未来を予測してみる [フレット楽器]

登場人物
 koten(わたくし)
 純正 一徹(イッテツさん、やや丸くなった星飛○馬の父ちゃんというイメージ、「1回しか言わないからよく聞け!」が最近の口癖)


  koten:いやあ、昨日のキヨさんから教えてもらったサイトは凄かったですね~。
イッテツ:うむ、そうだな。しかしながら、「脱! どうせやっても駄目だろう」人間を全うするためには、これで終わってはイカンのじゃ!!

  koten:といいますと?
イッテツ:徹底的に「ググる」のじゃ!! 今はインターネットで「世界が繋がっている」のだ。この機会を逃す手はないだろうに。

  koten:なるほど、、インターネット初心者の読者さんのために、どうやってググったら良いか指南して上げてくださいよ。
イッテツ:よかろう、1回しか言わないからよく聞くんだぞ。まずは検索エンジンのグーグルに行く。下記サイトをクリックじゃ!
http://www.google.co.jp/

  koten:ふむふむ、グーグルの検索画面が出ましたね皆様?
イッテツ:そしてここが凄まじく重要じゃ! 美味しい情報にたどり着けるか否かはこれ一つに掛かっているのだ、それは即ち「検索キーワード選び!」

 koten:ほうほう
イッテツ:昨日のキヨさんからのメッセージを思い出すんじゃ! 

 koten:ええと、確か、
>ソルはギター以外の音楽教養があったので当然古典音律のことは知っていたと思いますが、もしそれをギターに採用したものを試みたとすれば、フレット可動式のEnharmonic Guitar でしょうね
 でしたよね。
 じゃあ、、、「フレット可動」とか?

イッテツ:あ”~っっっっ おぬしセンス無し(怒)!! それでも何か出るかもしれないが(例えばシタール関係サイトとか)、良く読むのじゃ上記文章を!
 koten :そんな怒鳴らないでくださいよ(汗)、、ええと、フレット可動式のEnharmonic Guitar ですよね、、じゃあこの英単語ですかね?

イッテツ:お主、どうしてキヨさんが面倒な英単語をわざわざ半角文字で入力してくれたと思っているんだ? しかも昨日の3つのサイトの内2つは外国のHPだろ?
 koten :うーん、つまりキヨさんは、「Enharmonic Guitar」のキーワードを使って上記サイトを検索しヒットさせた、ということでしょうか?

イッテツ:その可能性が極めて大であろう。さぁ、コピペして検索goじゃ!
 koten :ほいほいっと。
     うわっ 沢山出てきましたね(汗)

イッテツ:見るのはその中の上位の数個で良いぞ、今は時間が無いからな。
 koten :これなんてどうでしょう?
http://www.h-pi.com/eop-guitars.html

イッテツ:良いじゃないか、大当たりじゃ!
 koten :やりましたね(笑)、しかも凄い数のリンク!

イッテツ:そして読者にこう伝言しておくのじゃ。「ちょっと私時間がないので、これから楽器の練習します。このサイト中で面白そうな情報やリンク先があったら後でコメント欄で教えていただけると(或いはブログ等で記事書いてもらえると)嬉しいです」ってな。

 koten:でもみんな忙しいでしょうに(汗)。
イッテツ:だ・か・ら~!! ワシがこのブログアドレスを○○大学古典ギター倶楽部の身内掲示板に告知しておいてやったろうが。学生ならば時間的に余裕のある人がいるかも知れんし。

 koten:そういうものですかねぇ・・そうそう、昨日の「うねうねフレットエレキギター」を見て思ったのですが。
イッテツ:何じゃい?

 koten:終いには、あのギター使っているヘビメタとかパンクとかロックとかジャズとかフージョンとかの人達から「クラシックギタリストは音程が悪いからねぇ・・・」とか「クラギの人の和音は汚いよなぁ!」とか「俺たちを見習って欲しいよなぁ!」とか言われちゃうんじゃないですかね?(汗) 私が彼らの立場だったらきっと言ってますし(爆)
 イッテツ:そりゃあね、表立っては言わなくても、少なくとも影では言ってるだろ。俺たちの方が音感は上だ!って思っているよ彼らは。Youtubeに演奏upしている人も結構いるし。

 koten:ちょっとちょっと、危機的状況じゃないですか、それって!
イッテツ:だっ・かっ・らっ!! こうやって記事にしているんじゃろが(怒)。ソルやジュリアーニやコストや・・(以下略)のギター曲をエレキで演奏upする輩が現れたって全くおかしくない状況なんじゃよ。著作権切れの楽譜は誰でも無料で簡単に入手できる時代になったし。クラシックギタリストが「この作品は幼稚だ」とか「この作曲家の作品は現代では弾く価値がない」とか「ポピュラーの方が良い」とかたわけたこと言ってると、彼らは「あははっ、こいつら※※(←ピー音!)じゃないの? こんなに良い曲なのに!!」って純正和音使ってエレキで演奏し出したりする訳だ。

 koten:うわぁぁぁ(顔面蒼白)
イッテツ:ジュリアーニやコストの作品が、古典調律フレットの「エレキ」ギタリストにより「全曲」演奏CDとして出されたりするわけだ、平均律フレットのクラシックギタリストを完全に出し抜いて! かっかっかっ、こりゃあ傑作!
 koten:イッテツさん、笑っている場合じゃないでしょ!(怒)

イッテツ:(泣き声で)うるさい!! ワシだって本当はこんなこと冗談でも書きたくないことくらい、お前さんだって分かっておるだろうに! 少しでも危機感をもってもらおうと思って書いとるんじゃ。いつまでも平和ボケしとるから韓国や中国などに遅れをとって(・・以下、音楽と直接関係なさそうなのでカット(汗))

 koten:そういうことを考えると、クレーム覚悟で「あの時あの人はかく語りき」シリーズを早くやっておいた方が良いんですかねぇ・・・とにかくもうやることが一杯ありすぎて、どれから手をつけて良いか分かりませんわ(泣)。とりあえず急場としてこんな感じでどうでしょう?
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「あの時あの人はかく語りき」シリーズの投稿予定
 超ウルトラ重要知識:「西洋クラシック曲(和声音楽)を演奏する上で、『鍵盤楽器の長3度のキーの音程を如何に設定するか?』は最大のテーマである。」
 それはなぜ?
 ⇒「じゃあ、フレット楽器(例えばクラシックギター)はどうなの?」

 衝撃スクープ:「※※(←ピー音!)律では楽器が良く鳴らない?」、「※※(←ピー音!)律の楽器は、作りたてが一番鳴っていて、使うに従って鳴らなくなってくる?」、「※※(←ピー音!)律では楽器がだんだん駄目になる?」
--------------------------

イッテツ:まぁ、出来ることから一つずつやるしかなかろう。
 koten :イッテツさん、生きて行くのって大変ですね(笑)

イッテツ:あ”~?どういう締め方じゃ、全く
koten :あははは・・・は~ぁ(ため息)

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ギターのフレッティングについて少しだけ偉そうなことを述べてみる(汗) [フレット楽器]

登場人物:
 koten(小生)
音 S(おと S****、kotenの妻。「本名は出すな!」という厳命によりイニシャルだけに留めておく(汗)。アマチュアのフルート吹きだが、最近は子育てに追われる毎日でフルートどころではないのである(合掌)。)
 音 律子(おと りつこ、愛称「りっちゃん」、kotenの娘で小学生という設定。(但し実際にはkotenに娘はいない))

 S:パパ、何やってるのよ? 手が空いているならKちゃん(6ヶ月、男)を抱っこしてやってよ。
 koten:わかったわかった、、、今作業が終わったから・・(ふぅ、やれやれ。複数の写真編集+録音データ合成+説明文作成→アップロードの作業は結構手間がかかるねぇ(汗))

 
 律子 :ねぇねぇパパ、昨日の続き続き!! ミーントーンって何?
 koten:うーーーーーーーーーーん、りっちゃんまだ小学生だからなぁ。まだ解らなくてもいいんじゃないかなぁ・・。

 律子 :えぇ~~ 知りたい知りたい~、教えておしえてーー!!(駄々っ子モード)
 koten :ええとね、日本語では「中全音律(ちゅうぜんおんりつ)」って言うんだけどね。

 律子 :ふーん、それって「ちゅー」するの?
 koten :ちゃうちゃう(汗)、そーじゃなくて、全音が大全音と小全音との間の中間的な幅・・・っていきなり言っても解らないだろうしなぁ・・

 S :パパさーーん、Kちゃんを抱っこしてよ!(イライラモード)
 koten:へいへい、今行くって(汗)

 律子:ねぇ「全音」って何?
 koten:ごめん、また今度ね(そそくさ)

 律子 :もーーーー、パパのばかぁ~~!!(ぷんすか)
 koten :悪い悪い、後でまた1曲聴かせるから


というわけで、下記サイトです。今日もソルの曲ということで。
http://www.youtube.com/watch?v=xVqMdhVRTW4

今日の一句(下記youmusicに投稿した川柳):「フレットの 配置正せば 良く響く」
 
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6132
(同じコンテンツでもyoumusicさんだと相対的に画像の質が悪くなっちゃいますね・・頑張ってくださいyoumusic!)

 S  :パパさん、今日の川柳だと楽器メーカーや製作家からクレームが来るんぢゃない?(笑)
 koten :いやだってさぁ、、このギタレレのフレッティングって、、、、ねぇ?

 S :何よ、言いたいことがあればハッキリ言えば?
 Koten :(小声でぼそぼそと)・・・とてもプロが設計したものとは思えないんだよね・・・泣けてきちゃったよ私

 S: だって安っすーーい「おもちゃギター」なんでしょ、仕方ないんじゃない?
 koten:フルート吹きには解らないかも知れないけど、フレッティング(フレットを設定する位置)って楽器の「命」に直結しているんだよね・・・特に埋め込み式の固定フレットだと、その設定位置によって、ユーザひいてはその楽器自体が幸せな音楽人生を全うできるかどうか、弾き込むことによって楽器の材料(表面板など)が成長できるかどうか等、が決まっちゃうくらい重要なんだよ。昔の人はそれが解っていたから、埋め込み式にせずに、ガットなどを使って自分でフレッティングしていたんだよね・・。おもちゃギターだって、フレッティングさえ良ければこれだけ良い響きになるんだから・・。

 S:ふーん、ギターの人も色々大変なのね~
 koten:ま、私も偉そうなこと言っているけど、それが解ってきたのも古楽を勉強し始めてからなんだよね・・。(ひそひそ・・・フレッティングについては下記サイトとか色々と参考になりますよ~ )
参考サイト1(当時の可動フレッティングギターの写真が載っています):
http://www.paulpleijsier.nl/blog/?page_id=27
参考サイト2(通常のギターに針金を付けて弾いてみる)
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=2539
参考サイト3(お世話になった田中氏のHP中の一部)
http://www6.ocn.ne.jp/~kiyond/fret-work2.html

 ・・いやいや、今日はちょっと喋り過ぎちゃったよ。気を悪くしたらごめんねみんな。

 S:あなた、誰に向かって喋ってるの?
 koten:あははは、気のせい気のせい(汗)、、、おっと、大西氏に依頼していた「改造フレットレスギター」が来たぞ(しめしめ)。これを次の「刺客」として使うかな(爆)
タグ:音律
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