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meantone(中全音律) forever! ~「ピエトロ・アロン賛」特別録音~「遺言」シリーズその4~終末まであと「1日」! [純正ミーントーン(ノーマル中全音律)]

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【いよいよ最後(最期?)となった今夜のお題】:
 ミーントーン・フォーエヴァー「ピエトロ・アロン讃」:世界初?&社会的価値が絶大?「中全音律(ミーントーン)のモダン・ピアノ」で弾く(主に)バッハ以前!!!

【副題】:(「上の人」が実行してくれないので、仕方なく、しゃぶしゃぶ、、、もとい!しぶしぶ)「下の者」が決行した記念碑?的録音 ~ 但し一社会人が平日勤務後の疲れ切った状態で弾くのでミス多発&へろへろ。しかしそれでも「平均律での完璧な演奏より良い」という噂があるかも(笑)~


------------------久しぶりの「ひそひそモード」なのです!(笑)---------------------------------

(・・・ひそひそ【イッテツ】:何だよ上の副題!? あまりに長いって(怒)、、、、本当センス無いよなぁ、このシナリオライター
・・・ひそひそ【koten】:ややや! 御無沙汰ですねイッテツさん(笑)
【イッテツ】:(今更何を・・サーヤちゃん登場させている間にワシをほったらかしにしおって(怒)&「汚れ役」が必要になると、ここぞとばかりにワシを使うのな・・・ワシって一体・・(悲))
    まぁ良いけどさ、、、ともあれ、今から50年後くらいの「後世の人」がこの記事見たら何て言うかな?(爆)
【koten】:そうですねぇ~『何この記事!?、初っぱなから「品」がなさ過ぎ!(あきれ顔)』って感じですかね(笑)
 【イッテツ】:それだけ「下の真人間」が鬱憤たまっている状態だってことを感じ取って欲しいよな、「後世の人」には。
 【koten】:そうですね。現在の「上の人」にはあまり期待できそうにないですからね(汗)。この記事&演奏から少しでも「何か」を感じてもらえることを祈るばかりですよ(悲&合掌)。)
------------------ひそひそモード終わり---------------------------------

 曲目:
 J.P.スウェーリンク(Jan Pieterszoon Sweelinck, 1562年 - 1621年10月16日 オランダのアムステルダム):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF

楽譜サイト(IMSLP)
http://imslp.org/wiki/Category:Sweelinck,_Jan_Pieterszoon
演目は「トッカータ イ短調」です、どうぞ!



 W.バード(William Byrd, 1543年? – 1623年7月4日、英国) :
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89
楽譜サイト(IMSLP)
http://imslp.org/wiki/Category:Byrd,_William
・・・で、次にこの作曲家をと思ったのですが、今回はちょっとプログラム変更ということで(汗)

G.フレスコバルディ(Girolamo Frescobaldi, 1583年9月 - 1643年3月1日、イタリア):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3
楽譜サイト(IMSLP)
http://imslp.org/wiki/Category:Frescobaldi,_Girolamo
演目は「ラ・フレスコバルダ(アリアと変奏、ニ短調)」でございます


 J.パッヘルベル(Johann Pachelbel,1653年9月1日(受洗) - 1706年3月9日(埋葬)、ドイツ):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB
楽譜サイト(IMSLP)
http://imslp.org/wiki/Category:Pachelbel,_Johann
 G.ベーム(Georg Bohm,1661-1733,ドイツ):
楽譜サイト(IMSLP)
http://imslp.org/wiki/Category:B%C3%B6hm,_Georg
・・・すみません、この2人も今回はパスということで(汗)・・・ナカナカ構想通り行かないものですね(泣)。

代わりと言っては何ですが、J.A.ラインケン(独:Johann Adam Reincken, 蘭:Jan Adams Reinken, 1643年12月10日 - 1722年11月24日)の曲を弾いてみました。やや!下記wikiのサイト、ラインケンの解説がやっったら詳しいですね(驚!)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%B3

先日ogawa_jさんのブログでラインケンの記事が書かれており、私が「この作曲家はもっとメジャー化して欲しい」とコメントしたところ、ogawa_jさんからは「メジャー化は難しいのではないか」的な返事が来たので、「仕方ない、私がやるべか!」となった訳です(爆)。
当初は比較的短くて簡単なサラバンドあたりを演奏しようと思ったのですが、面白い「音型」があったので、この曲にしました。
組曲第2番ハ長調のアルマンドです、どうぞ(ミス多発ですが「序盤」だけでも聴いてやってください(汗))


さぁ、序盤の「音型」で何か気づいた点はありましたでしょうか?(ヒントは「G線上のアリア」)
・・・10秒・・・・20秒・・5,6,7,8,9,ブブー!!! 残念、時間切れです m(_ _)m


では答えです、こちらの楽譜抜粋写真をご覧ください。
IMG_5061.jpg

 どうです、分かりましたでしょうか? 低音に「G線上のアリア」で使われる音型があるではありませんか!(驚)・・・この音型につき「バッハが最初に「発明」したものだ、流石はバッハ!」的な趣旨の記事がどこかのブログに書かれていたので、「それは違うぞ!」ということを述べたいがために、今回この曲を弾いてみました(笑)。

 では次。
 J.K.F.フィッシャー(Johann Kaspar(又はCaspar) Ferdinand Fischer, 1670年ごろ - 1746年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC
楽譜サイト(IMSLP)
http://imslp.org/wiki/Category:Fischer,_Johann_Caspar_Ferdinand
次の演奏では3曲分入ってますが、1曲目(組曲第8番ニ長調の前奏曲)の次にフーガ(フゲッタ?)を2曲弾いてまして(←ミス多発です、すみません(汗))、それぞれバッハのBWV★★★★(笑)の元ネタと思われる曲と、同じくバッハのBWV★★★の元ネタと思われる曲です。このブログ読みに来るレベルの人であれば直ぐに分かると思います。ではどうぞ!


元ネタ、分かりましたでしょうか? えっ「演奏が下手すぎて分からない?」(汗)・・・・すびばせん、、、では下記楽譜の一部を見れば分かる人は分かるでしょう・・ということで。
IMG_5062.jpg
IMG_5063.jpg

時間に余裕のある方?は、こんなのもいかがでしょうか(比較的有名なシャコンヌ(f-dur)です)


----第2部-------------------------
J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685年3月21日 - 1750年7月28日、ドイツ):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F
というわけで、ラインケンやフィッシャーなどから大いに影響を受けたバッハの曲をここで少しばかり・・・まぁ分かりますよねこれは(笑)


 次です。同じト長調でもハイドンの初期作品ではどうなるか、という例です。ソナタ第1番の第1楽章、凄くシンプルですが非常に澄み切った感じがして好きな曲&ミーントーンにピッタリだと思います。


では最後、ミーントーンと言えばやっぱりこの人(笑)
G.F.ヘンデル(Georg Friedrich Händel, 1685年2月23日(金)ドイツ- 1759年4月14日(土)英国):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB

今回は時間が無くなってしまい、ソフトペダルで弾きました。5分10秒くらいに出てくるウルフ音程和音に「違和感がない」と感じられる人は、もう立派な「ミーントーンマニア」と言えるのではないでしょうか(笑)。
 オルガン協奏曲ヘ長調より第2楽章(変ロ長調)


と言うわけで、名残惜しいのですが、ミーントーンピアノ、これでお別れです。明日からはキルンベルガー第Ⅱ音律で新たな境地を切り開いてくれるでしょう・・・さようなら、ミーントーンピアノ。ありがとうピエトロ アロン!!


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コメント 5

koten

glennmieさん、niceありがとうございます。

過去記事にもniceいただき感謝です。
というわけで、お茶をどうぞ(笑)
( ^-^)_旦""
by koten (2011-02-11 07:32) 

Cecilia

最後のヘンデルのウルフ音程和音、まったく違和感ないですよ。

キルンベルガー第Ⅱ音律に変えるということはブログタイトルも変わってしまうのでしょうか。

前のブログではごちそうさまでした~。(笑)
by Cecilia (2011-02-11 09:32) 

Enrique

お疲れ様です。ミーントーン聞き納めですか。
バッハのフーガやリチェルカーレのテーマは結構借用のものが多いのでしょうね。どんな素材でも料理してしまうのでしょう。
5度圏からは,キルンベルガーIはピタゴラス系,IIIは一部ミーントーン系のように見えますが,IIはどうなるのでしょうか。もちろん,それ前提に作曲された曲はぴったりはまるのでしょう。曲(調)にもよるのでしょうが古典音律はどこかで繋がっている感じですので,興味深いですね。
ウルフは主要な所に出てもらっては困りますが,ワサビ的な面はあるのでしょうね。
ローフレット・ミーントーン・ギターが稼動開始しましたが,あれ,はめ込み式ナットでないとダメでしたね。やはりハ長調・ト長調のシンプルな曲が合いそうです。
by Enrique (2011-02-11 10:16) 

koten

いらっしゃいませ。
Ceciliaさん、Enriqueさん、ミューズたちの憩いの場《カフェ・スキスマ(cafe-Schisma)》へようこそ!

お茶とポッキーをどうぞ
( ^-^)_旦"" ─━━━━  
(。・・)_且"" ─━━━━

Ceciliaさん
>最後のヘンデルのウルフ音程和音、まったく違和感ないですよ。
・・・こ、これは!(驚&祝!)、、、Ceciliaさん、もうこの業界?から抜けられませんね(爆)。私、ミーントーン初体験してから、純正長3度には直ぐ慣れたのですが、狭い5度が「自然」に感じられるまでに数年を要しましたし、ウルフ音程に違和感が無くなるまでに更に数年要しましたからね(現在も、体調や楽器や曲によっては、ウルフ音程は違和感がありますし)。 Ceciliaさんはミーントーンと「相性が良い」んですね、きっと。

>キルンベルガー第Ⅱ音律に変えるということはブログタイトルも変わってしまうのでしょうか。
 ・・第Ⅱ音律にハマったら「ミーントーン&KB大好き!」みたいに加える可能性はありますね(笑)・・・ミーントーンが嫌いになることは無いと思うので、タイトルから外すことはないんじゃないかな・・・・多分(汗)

>前のブログではごちそうさまでした~。(笑)
・・・万一?タイトルが代わっても宜しくお願いしますね(笑)

Enriqueさん
>曲(調)にもよるのでしょうが古典音律はどこかで繋がっている感じですので,興味深いですね。
・・・そうですね、この(音楽史的な)「繋がり」を探求するのって、非常~にロマンを感じますね。深いですよとにかく。REIKOさんも今や別人みたいになっちゃったし(爆)。

>ウルフは主要な所に出てもらっては困りますが,ワサビ的な面はあるのでしょうね。
・・・そうなんですよ、ワサビ、まさに言い得て妙(笑)。最後に弾いたヘンデルの曲のウルフ音程も、あの場面ですので、これはやはりワサビ的味付けで入れたんじゃないかなぁと思ったりしてます。

>ローフレット・ミーントーン・ギターが稼動開始しました
・・・・おおおおぉぉぉ、遂に実践されましたか(大祝典!!!!)
 是非何か演奏upしてください。期待してます!
by koten (2011-02-11 13:31) 

koten

【実況リポーターによる告知】:

(以下、ひそひそ話モード・・・もうすぐ14時です。 14時にkoten家に調律師の方が到着する予定です。こちらは現在雪が降っておりますが、果たして無事に到着でき調律「大手術」を開始することが出来るのでしょうか?(汗)
いよいよ「響きの大変動&大改革」の執刀オペの時間が刻々と迫ってきました。 乞うご期待です!


by koten (2011-02-11 13:37) 

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