(番外編その2)「広域型純正律」フレット実験のメモ [純正律(Just Intonation)]
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今日はもうこんな時間なので、さわりだけ・・(別名:「自分用メモ」(笑))。
昨日の記事の最後に
>ちなみにこのギターは、現在は「広域型純正律」フレットの実験台にされています(爆)
と書きましたが、ちょっとだけご紹介、もとい(笑)、自分用にメモします。
以下は、あ・く・ま・で・も、ひとりごと&自分用メモです(笑)。
(ぼそぼそ・・何か「上の人」で、古いギターにJust Intonationのフレッティングを行うなんてフレット楽器に対する冒涜だ的な記事を書いた方がいらっしゃるみたいですけど、私に言わせれば「何じゃそりゃ!?」って感じですよ全く(ぶんすか!)。 そういう方って、米国の911事件の真相や,ほんの数年前まで理科年表に12ETが「強制音律」的な位置付けとして記載されていたことに対して全くコメントされないですよね。この世が「支配者の悪意」に満ちていること、音楽の世界も例外なくその悪意の犠牲になったこと(例:調性の曲を書くことが許されなかった当時のシェーンベルクの嘆き等)を少しでも考慮していただきたいと切に願う今日この頃・・・あ、でも、12ETを強く擁護する人が「そっち側」の人間だったならば・・・(以下省略)。)
はい、現在実験中のフレッティングの音律図です。
シントニック・コンマを2つ入れるので、「オイラー型」純正律にどことなく似てますよね。
これで、例えばソルの曲などは結構弾けます。
この音律だと、(ACが純正短三度になるため)5弦第3フレットでハーモニクスが鳴ってしまうことになり、ソルの記述とは違ってしまうのですが、例の「イ長調純正律型」よりも幅広く使えるように感じます。
要するに、ソルのフレッティング(フレットとハーモニクス)に関する記述は「あくまでも当時のギター・フレッティングの一例に過ぎない」と解釈すべきでしょう。
ひとりごとメモfor世界発信(爆):
平均律との偏差(セント値)
A:0、E:+2、B:+4、fis:+6、Cis:-14、Gis:-12、Dis:-10、B♭:+12、
F:+14、C:+16、G:+18、D:+20
ぶつぶつ・・明日時間があれば演奏upしたいなぁ
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今日はもうこんな時間なので、さわりだけ・・(別名:「自分用メモ」(笑))。
昨日の記事の最後に
>ちなみにこのギターは、現在は「広域型純正律」フレットの実験台にされています(爆)
と書きましたが、ちょっとだけご紹介、もとい(笑)、自分用にメモします。
以下は、あ・く・ま・で・も、ひとりごと&自分用メモです(笑)。
(ぼそぼそ・・何か「上の人」で、古いギターにJust Intonationのフレッティングを行うなんてフレット楽器に対する冒涜だ的な記事を書いた方がいらっしゃるみたいですけど、私に言わせれば「何じゃそりゃ!?」って感じですよ全く(ぶんすか!)。 そういう方って、米国の911事件の真相や,ほんの数年前まで理科年表に12ETが「強制音律」的な位置付けとして記載されていたことに対して全くコメントされないですよね。この世が「支配者の悪意」に満ちていること、音楽の世界も例外なくその悪意の犠牲になったこと(例:調性の曲を書くことが許されなかった当時のシェーンベルクの嘆き等)を少しでも考慮していただきたいと切に願う今日この頃・・・あ、でも、12ETを強く擁護する人が「そっち側」の人間だったならば・・・(以下省略)。)
はい、現在実験中のフレッティングの音律図です。
シントニック・コンマを2つ入れるので、「オイラー型」純正律にどことなく似てますよね。
これで、例えばソルの曲などは結構弾けます。
この音律だと、(ACが純正短三度になるため)5弦第3フレットでハーモニクスが鳴ってしまうことになり、ソルの記述とは違ってしまうのですが、例の「イ長調純正律型」よりも幅広く使えるように感じます。
要するに、ソルのフレッティング(フレットとハーモニクス)に関する記述は「あくまでも当時のギター・フレッティングの一例に過ぎない」と解釈すべきでしょう。
ひとりごとメモfor世界発信(爆):
平均律との偏差(セント値)
A:0、E:+2、B:+4、fis:+6、Cis:-14、Gis:-12、Dis:-10、B♭:+12、
F:+14、C:+16、G:+18、D:+20
ぶつぶつ・・明日時間があれば演奏upしたいなぁ
これはオイラー律に「どこ似て」ではなく,E基準のオイラー律そのものです。広い5度はB♭-F間に持って行ってもいいのでしょうが,今の場所かどちらかの一方ですね。
by Enrique (2011-12-27 12:49)
Enriqueさん、nice&ひとりごと記事(笑)へのコメントありがとうございます。
>E基準のオイラー律そのもの
・・・いやいや、オイラー律は少ないシントニックコンマ数で最大限の純正長3度を得るのが特徴でして、オイラー律「そのもの」とするには、広い5度をB♭-F間に設定する必要があります(そうすれば純正長3度がミーントーンと同様に8つ確保されます)。
他方、この音律は、広い5度がD♯-B♭間にあるので、確保される純正長3度は通常のオイラー律より1個少ない7個なんですね。この違いは大きいですよ。そして、ギターで使う調性や和音を考えると、E♭よりもB♭の方が相対的に重要度や使用頻度が高いので、広い5度はどうしてもここに設定せざるを得ない、と考えられます。ちなみに私が今までに提案して製作家の方に依頼したギター用うねうねフレット音律は、五度を広くする場合は、その五度を一貫してD♯-B♭の場所に設定してます。
by koten (2011-12-27 22:15)
補足:
>その五度を一貫してD♯-B♭の場所に設定
・・・これにつき、鍵盤楽器ワールドにおけるフランスの音律やジョビンの音律などでは「広い5度のしわ寄せを幾つか(典型的には3つ)の連続する5度に拡散&希釈化させてしまう」という技法(謂わば「秘技?」)もあるので、その技法がギターでも適用できるのか?を研究する余地があるかな、とも考えています。
一方で、ギターの世界では数セントレベルであれば左手の押さえで音程調整可能(なはず)なので、広い5度が「純正+数セント」レベルであれば「左手補正任せ」とした方が却ってスッキリするかなと考えられるので、今の所この研究は保留(別名「後回し」(笑))状態になってます。
by koten (2011-12-27 22:28)