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ギターのフレッティングについて少しだけ偉そうなことを述べてみる(汗) [フレット楽器]

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登場人物:
 koten(小生)
音 S(おと S****、kotenの妻。「本名は出すな!」という厳命によりイニシャルだけに留めておく(汗)。アマチュアのフルート吹きだが、最近は子育てに追われる毎日でフルートどころではないのである(合掌)。)
 音 律子(おと りつこ、愛称「りっちゃん」、kotenの娘で小学生という設定。(但し実際にはkotenに娘はいない))

 S:パパ、何やってるのよ? 手が空いているならKちゃん(6ヶ月、男)を抱っこしてやってよ。
 koten:わかったわかった、、、今作業が終わったから・・(ふぅ、やれやれ。複数の写真編集+録音データ合成+説明文作成→アップロードの作業は結構手間がかかるねぇ(汗))

 
 律子 :ねぇねぇパパ、昨日の続き続き!! ミーントーンって何?
 koten:うーーーーーーーーーーん、りっちゃんまだ小学生だからなぁ。まだ解らなくてもいいんじゃないかなぁ・・。

 律子 :えぇ~~ 知りたい知りたい~、教えておしえてーー!!(駄々っ子モード)
 koten :ええとね、日本語では「中全音律(ちゅうぜんおんりつ)」って言うんだけどね。

 律子 :ふーん、それって「ちゅー」するの?
 koten :ちゃうちゃう(汗)、そーじゃなくて、全音が大全音と小全音との間の中間的な幅・・・っていきなり言っても解らないだろうしなぁ・・

 S :パパさーーん、Kちゃんを抱っこしてよ!(イライラモード)
 koten:へいへい、今行くって(汗)

 律子:ねぇ「全音」って何?
 koten:ごめん、また今度ね(そそくさ)

 律子 :もーーーー、パパのばかぁ~~!!(ぷんすか)
 koten :悪い悪い、後でまた1曲聴かせるから


というわけで、下記サイトです。今日もソルの曲ということで。
http://www.youtube.com/watch?v=xVqMdhVRTW4

今日の一句(下記youmusicに投稿した川柳):「フレットの 配置正せば 良く響く」
 
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6132
(同じコンテンツでもyoumusicさんだと相対的に画像の質が悪くなっちゃいますね・・頑張ってくださいyoumusic!)

 S  :パパさん、今日の川柳だと楽器メーカーや製作家からクレームが来るんぢゃない?(笑)
 koten :いやだってさぁ、、このギタレレのフレッティングって、、、、ねぇ?

 S :何よ、言いたいことがあればハッキリ言えば?
 Koten :(小声でぼそぼそと)・・・とてもプロが設計したものとは思えないんだよね・・・泣けてきちゃったよ私

 S: だって安っすーーい「おもちゃギター」なんでしょ、仕方ないんじゃない?
 koten:フルート吹きには解らないかも知れないけど、フレッティング(フレットを設定する位置)って楽器の「命」に直結しているんだよね・・・特に埋め込み式の固定フレットだと、その設定位置によって、ユーザひいてはその楽器自体が幸せな音楽人生を全うできるかどうか、弾き込むことによって楽器の材料(表面板など)が成長できるかどうか等、が決まっちゃうくらい重要なんだよ。昔の人はそれが解っていたから、埋め込み式にせずに、ガットなどを使って自分でフレッティングしていたんだよね・・。おもちゃギターだって、フレッティングさえ良ければこれだけ良い響きになるんだから・・。

 S:ふーん、ギターの人も色々大変なのね~
 koten:ま、私も偉そうなこと言っているけど、それが解ってきたのも古楽を勉強し始めてからなんだよね・・。(ひそひそ・・・フレッティングについては下記サイトとか色々と参考になりますよ~ )
参考サイト1(当時の可動フレッティングギターの写真が載っています):
http://www.paulpleijsier.nl/blog/?page_id=27
参考サイト2(通常のギターに針金を付けて弾いてみる)
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=2539
参考サイト3(お世話になった田中氏のHP中の一部)
http://www6.ocn.ne.jp/~kiyond/fret-work2.html

 ・・いやいや、今日はちょっと喋り過ぎちゃったよ。気を悪くしたらごめんねみんな。

 S:あなた、誰に向かって喋ってるの?
 koten:あははは、気のせい気のせい(汗)、、、おっと、大西氏に依頼していた「改造フレットレスギター」が来たぞ(しめしめ)。これを次の「刺客」として使うかな(爆)
タグ:音律
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Enrique

1852年製のラコートで可動式フレットなんですね。ソル先生は亡くなっていますが。それ以前のものでも平均律のものあり,せめぎ合っていたのでしょうね。
http://classical-guitar.blog.so-net.ne.jp/2010-02-14
やはりメタルフレットの登場やピアノの普及と共に12平均律が便利ということになってきたのでしょうが,これはあくまでメーカー側の都合であり,ユーザー側の希望ではなかったのでしょうね。
by Enrique (2010-06-13 23:11) 

koten

Enriqueさん、nice!&コメントありがとうございます。

この前、ハンドクラフトギター展に行って来たのですが、そこで展示されていたCRANE社(なので鶴田氏作?)の2本の19世紀ギターは、ガット巻き使用でしたね。19世紀ギターでも初期のものは自分でフレッティングをしていたようですね。
 大量生産により手っ取り早く量産するにはやはり平均律は便利なのでしょうね。それによる将来の楽器や音楽の行く末や人間の精神や健康等に及ぼす影響などは全く考えに無かったのでしょうね。
by koten (2010-06-14 00:28) 

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