順不同演奏曲公開シリーズその1~My Grandfather's Clock(運指ハ長調)~ [発表会対策]
まずいまずい(汗)、ここ数日で朝晩の気温がウンと下がって(今日の夜なんて何と24度!)、冬眠モードに入りかけてましたわ(泣)。
ギター発表(出演)まで丁度1ヶ月前になったこともあり、この辺で発奮モードに入りたいと思います。
では発表曲の内のその1は、、、、米国の有名なポピュラーソング(ヘンリー・クレイ・ワーク作曲)の「My Grandfather's Clock」。
一見何のことやらですが、日本名のタイトルは何てことはない「大きな古時計」、これなら日本人は(おそらく)誰でも知っていてしかも明るい曲という訳です。
この曲は9年くらい前に現ギ社の楽譜(竹内氏編曲)で演奏発表したのですが、えっとこれですね。
これだと結構長い編成で、しかもハーモニクスやらハイポジションやら転調(D調⇒E調)やらで、非常に体力と気力が必要なので今回は避けました。で、比較的容易に弾ける小胎氏編曲によるこの曲集、、、えっとこれですね。
この曲集のもの(ハ長調編)で弾くことにしました。ただ、古典調律を活かすために、終止和音の3度(ミ音)を鳴らしたり、中盤の低音&和声を若干変えたりしてます。
まだまだ練習不足ですが、現状では、ヤング改9弦仕様ギターで弾くとこんな感じです。
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これを子供用pepeミーントーンギターで弾くとこんな感じ(2度高い音すなわちD調で鳴ってます)。
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さらに、これをミーントーンギタレレ(4度高いヘ長調)で弾くとこんな感じ。
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以上、3種味比べ?でした。(やはり長三度が「完全純正」であるミーントーンギターの方が(ミスが多いにも関わらず)「聴き映えがする」ように感じるのは私だけでしょうか(汗)。ま、音域が高い方が良く感じるってのもあるでしょうけど)
この編曲だと1分半くらいで直ぐ終わってしまうので、今回は(適宜解説を入れながら)こういった比較的易しめで短めの曲を沢山弾こうと考えております(持ち時間が30分くらいあるため)。
余談:ギタレレのミーントーンフレットにつき、先日、重い腰をようやく上げて、第1フレットの補助フレット(D♯音とG#音)を付けました。
(このw)私でさえこんな調子なんだから、古典調律フレット普及(布教?)が如何に困難なものであるかが分かるってものですよね(汗)。
余談2:明日は「里の秋」などの日本の作曲者の曲をupする予定です(などと書いて自己ノルマをかけてみる・・・頑張れ私! アセンションの日は近い(爆))。
華麗なるボツ曲シリーズ(その1?)~ロシア民謡「灯火(ともしび)」~ [発表会対策]
10月末のギター発表出演の件につき、ここ数週間は色々と楽譜を漁ったり編曲したり練習したりしていたのですが、、、ようやく演目(の大枠)が決まりました(自分祝!)。
で、その演目を例によって臆面もなくw世界発信する前に、ここで折角なので、「良い曲なのにボツ(悲)」となってしまった気の毒な曲も紹介しておきましょう、という豪華?イベントを実行します、、ううん、流石は「芸術の秋」の季節到来ってヤツですね(←何のこっちゃ(汗))。 いや、流石に、(アセンションが近いこの時期に)闇の勢力の陰謀(による日本イジメ)がここまでシブトく実行されている今日この頃、もぅブログ内だけでもハイな気分で「明るく楽しく笑っちゃう」しかないじゃぁないですかってことですよ、本当に。
という訳で、華麗なるボツ曲シリーズ(その1?)は、ロシア民謡の「灯火(ともしび)」です。この曲が何故ボツになったかというと、単に「短調」だから、というのがその理由(汗)です・・・今回のリクエストが「出来るだけ明るい曲」だったもので。
で、以下がその「灯火(ともしび)」演奏byヤング改多弦ギター(9弦仕様)です。楽譜は、現ギ社から出ている中川信隆氏編の「ギター編曲による世界の歌」の楽譜が割と弾きやすくてしかも演奏効果に優れていると感じたので、それです(最初はホ短調で、中盤からイ短調に転調します。これが凄く格好良い!)。
初見弾きに近いですが聴いてやってください(汗)。
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まぁ多少ミスっても(泣く子も黙るw)「古典調律」なので、このように全然OKな訳ですよ(爆)
いやぁ、(演奏の出来はともかくとして)凄く良い曲(編曲もGood)ですよねこれ。秋の季節にも合っている気がするし。ただ、歌詞や曲は、「出征兵士を送る娘の歌&第2次世界大戦前後に作られた(比較的新しい)曲」なんだそうです。ギターで良く演奏される「ロンドンデリーの歌」にしてもそうですが、色々調べると、「歌の名曲」って戦争がらみの曲が結構多いってことを今回改めて思い知らされました、、、これも何か本当、寂しい話ですよね。
余談:今日は各種ロシア民謡をyoutubeで聴いていて(←ダークダックスが上手かったなぁ)、この他にも「黒い瞳」とか「カチューシャ」とか名曲が結構あると感じたのですが、これら名曲は「ことごとく短調」なんですよね、、、ロシア民謡は曲の終盤でだんだん速くなる技法(←accelerando(アッチェレランド))も結構使われていて、「ギターで弾いても盛り上がりそうだなぁ」と感じる曲もあったのですが(例:「カリンカ」などの楽譜は上記曲集に入っています)、短調だし、そもそもあまり速い速度で弾く曲は空中分解する可能性が高いので辞めました。
余談2:それと、この「灯火(ともしび)」の繰り返される主題モチーフって、何気に「魔法使いサリー」の出だしのメロディーが近い感じなんですよね(爆)。思わず「マハリークマハーリカー~♫」って歌いそうになりましたよ(笑)。 で、「ふふふ、これに気付いたのは私だけだろう」と思っていたら、「灯火」+「魔法使いサリー」でググったら既に気付いて指摘している人がちゃんといたので、これにも驚いた&「くぅぅ、先を越されたかぁ」と悔しく?感じました(笑)。
では今回はこんなところで。
対旋律作り大好き!?~埴生の宿の対旋律を作ってみる~ [発表会対策]
10月後半のギター演奏披露につき、ギターは「欲張りヤング10弦」の方向で決まりそうなのであるが、リクエスト曲目が
>「出来るだけ明るい曲」
>「出来るだけ皆が知っている曲」
ということで現在、ロンドンデリーの歌、アメイジング・グレイス、ロッホローモンド、(伝)バッハのメヌエット・・など色々とピックアップして適宜練習しているのであるが、、、、、しかし、最近の私としては、何と言っても「埴生の宿((Henry Rowley Bishop)」が別格!w
この曲の何が良いかと言うと、歌の曲でありながら、上記他の歌のような民謡ないしポピュラー的な雰囲気が希薄で、何か「凄くクラシック的」な感じがするのだ。ある意味「聖歌」的な雰囲気すら感じる。それでいて凄く親しみ易さを感じる。ちなみに作曲者のビショップ(1786–1855、英国)は、この曲(1823年作曲)を同年初演のオペラ「ミラノの乙女」の中で使ったようだ。
という訳で、この曲のギター編曲譜としては、現在所有している楽譜の中では平倉信行氏の「美しき日本の歌 叙情名曲集」に入っている編曲譜が最も良いと感じる。しかしながら、どうもこの曲を歌っている内に、「自分のオリジナル対旋律を作ってごらんなさい」と語りかけて来るので、この数日でちょっと作ってみた。
現在こんな感じである(ギターは田中氏作「欲張りヤング10弦」)。
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この「対旋律作り」というのはフーガ作曲に負けず劣らず、非常に面白い作業だと思う。時間をかけ、何度も試行錯誤して音型を上手に「はめ込めた」時のあの知的興奮(笑)、全部出来た時の喜びや充実感、改めて通して弾いてみた時の嬉しさは、制限が極めて多く「闇の勢力」が未だにはびこっているこの三次元地球空間(汗)にありながら、言い得ぬ何かを成し遂げたような、そんな気さえするのは私だけでは無いだろう、、、うん、きっとそうだ、そうに違いない(笑)。
ともあれ、バッハの「主よ人の望みの喜びよ」や「羊は安らかに草を食み」のような音楽史に残るような対旋律をいつか作ってみたいものである。
(0901公共投稿所にもup!)8月30日以降の練習メモ~最後の追い込み(副題:バッハの星を掴め!w)~ [発表会対策]
9月1日(土)追記、完全メモ書き風(いよいよ明日が本番)
午前中:ヤングに調律して弾く(感想:主要三和音の三度の劣化が分かるので可成りガッカリ。。。 但し、レーマンに比べると「許せる」感じがする(笑)。要するにレーマンと比べて「全体的に整った響き」と感じるのである。但し、ヴァロッティに比べて「スピードアップ演奏」の傾向が生じるのは否めない。)
午後:電子楽器で練習(調律jobin)
夕食後:ヤングでの最終録音
遺書(笑)代わりにyoumusicに投稿:
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=9262
今回の一連の練習録の自己感想等:
良かった点(別名;良くやった!凄いぞ自分w):
色々な調律を試すことが出来たこと。
(特に、ヴァロッティの良さを再発見できた点、レーマンの限界が分かって来た点&ヤングでもそれほど悪くないと思えたところ、など)
頑張り過ぎて1,2週間前に病気になる、ということが無かった点
にもかかわらず、久しぶりに公共投稿所に投稿できたこと。
今回は練習量が比較的安定していて、サボり等の「波」が少なく、楽器(特に生チェンバロ)を弾かない日が殆ど無かったこと。
本番を意識した練習、特にフーガを「2段鍵盤」にして弾く練習を沢山出来たこと。
その他:折角なので、2段鍵盤で弾く前奏曲(調律;ヤング)などもup(最後がチト残念)
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かくして、ヤングで弾くとこのように結構「早弾き」の欲求が生じる(ヴァロッティでは4分前後くらいだったが、この演奏は3分15秒)。 このくらい速めの方が「ノリ」は良いのだが、「響きを味わう」的な感じが希薄化するように思える。かくして本番の速度は、自分の緊張具合等も考慮して臨機応変にやるしかないだろう。
残念な点:公共投稿所への投稿は「ヴァロッティ」で録音したかった。
ではそろそろ日が変わる。。本番も頑張れ私!!!
0902追記;何と、本番は(変ホ長調曲を演奏する人が結構いたこともあり、)バロッティ調律だった!(汗)。 あぁ勿体ないことをした(泣)。
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(0831追記&レーマン調律音源追加)
----練習メモ8月31日(金)版-------------
発表会当日まであと2日(2日後に本番)である。
突然ではあるが、今日は「レーマン」の調律にして録音してみた。前に記事に書いたように、レーマン調律だとピタゴラス長三度が全く発生しないので、ヴァロッティよりも良い響きが得られるのではないか、と密かに期待していたためである。
で、結果であるが・・・一言、「こりゃ駄目だ(汗)」というのが正直な感想であり、完全な「期待外れ」に終わった。
控えめに言うと、少なくともこの曲(BWV876変ホ長調)はレーマン調律では全く合わない(ヴァロッティに太刀打ちできない)と思う。もう少し酷い悪口を書くと(笑)、レーマン調律での変ホ長調曲は、ヴァロッティに比べると「楽器が全く鳴らない」ため、再三ヴァロッティで練習した後にこの調律で練習すると、モチベーションが上がらず、「弾いていて凄くイライラする」、「ゆっくりじっくり弾く気が起きない」、「速い速度で弾かないと落ち着かない」といった、あの「論外音律w」にありがちな症状(病状?)が襲いかかってくるのだ。更には、レーマン調律の「裏の調」は所謂平均律3度や5度が多いため、12等分律(率)にありがちな「虚脱感、徒労感」などの症状も襲ってきた。
色々酷いことを書いてしまったが(汗)、論より証拠で、レーマン調律での演奏音源をupしておく。前回のヴァロッティ音源も残しておくので、聞き比べると、レーマン調律での変ホ長調曲演奏がヴァロッティに比べると「如何に楽器が鳴らない(響かない)か?」が分かるはずだ。
前奏曲take3
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フーガのtake3
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これらは正直、弾くのが辛かった。そのくらいヴァロッティより響きや楽器の鳴りが劣っていると感じた。 何と言うか、「すごく雑多な響き」といえば良いのか、さらには「3度や5度が調和しないで「喧嘩」している」というのか、何かそんな感じである(分かっていただけるだろうか?)。この後、B♭の高さをヴァロッティと同じ位置に直して試したのだが、そうしたら少し良好になったように感じた(take4録音したので、機会があればその内ということで。)
そんな訳で、発表会本番は「ヤング」調律だと思うので、明日はそれも試しておかないとマズイ気がしてきた。この曲はヤングよりもヴァロッティの方が「美しく響く」であろうことは、試すまでもなく明らかであるが、ヤングでもある程度慣れておかないと、当日に今日みたいに「こりゃ駄目だ」感wが襲ってきたら目も当てられないことになってしまう。
というわけで、最後まで気を抜くな&明日も頑張れ私!!
余談:
このタイミングで「愚痴風」記事を書くのもどうかと思うが(汗)、こういった曲仕上げの練習を毎日四苦八苦しながらやっていると、「この三次元の物質世界はことごとく制限された不自由・不完全な世界だなあ」と心から実感する。
その一方で、『おそらくこういった努力・苦労(←その多くが「報われないであろう努力・苦労」)は、いわゆる「アセンション後の高次元世界」や「死後の世界(≒黄泉の国?)」では経験出来ないだろうから、この不自由かつ極度に制限された物質世界に居る内にせいぜい沢山経験しておいた方が良いのかも知れないな』とも感じる。
(ひそひそ・・・・ともあれ、この地球世界が早く「アセンション後の高次元世界」になって欲しいものだ。政治問題、経済問題、放射能問題、教育問題、医療問題、食料問題、福祉問題、エネルギー問題、、などなど、あらゆる面で「もはやジリ貧、行き場がない」と感じる今日この頃の地球社会である(←というか、本音は「闇の勢力、早く地球から去れよ!(怒)」なのだがw)。)
----練習メモ8月30日(木)版-------------
発表会当日まであと3日(3日後に本番)である。
木曜日は一週間の疲れがピークになっている頃ということもあり、今日は昨日よりも軽めの練習となった。正確には、前回(昨日)作成の
>暗譜確認?用、楽譜(コピー)を片手パートだけ隠す「裏技用?」資料
を使って今日もミッチリ「スポ根(例;巨※の☆またはエー※を狙え)風w自分シゴキ」をしようと思ったのだが、どうにも疲れていて、昨日のように何回も繰り返し練習する気力が続かなかった(泣)。 ただ、自分は「右手パートの方は比較的良く覚えているが、左手パートの方が全然覚えられていない」という現状が判明したのは収穫だったといえる。
そんなこんなで、今日の練習演奏音源。 take3まで録音し、前奏曲の方は尻上がりにミスが減っていったが、フーガの方は逆にどんどん集中力が切れていって、take1を超える演奏が出来なかったのが残念なところだ。
前奏曲take3
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フーガtake1
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という訳で、明日もスポ根だ私!(笑)
(0829音源差し替え)8月27日(月)以降の練習メモ [発表会対策]
0829追記
----練習メモ8月29日(水)版-------------
発表会当日まであと4日(4日後に本番)である。
今日は早朝&職場昼休みに、暗譜確認?用に、楽譜(コピー)を片手パートだけ隠す、という「裏技用?」資料を作ってみた。
これが前奏曲の左手パート隠し譜面で、
以前はマスキングテープとしてビニールテープを使っていたのだが、今回は怪我などで使うテーピング用のテープを使ってみた。ビニールテープよりも軽く、伸縮性もあるので、凄く良い感じだ。
帰宅後に早速これを使って弾いてみたが、、、いやぁ弾けないこと弾けないこと(爆)。それと、これを使った後に本場用超書き込み&色付き楽譜で弾くと、脳が「謙虚モード」&「ハングリー状態」等になっているためか、「あぁ、これは何て良い楽譜(充実した完璧な書き込み)なのだろう!(笑)」などと、今まで感じなかったほどに楽譜に対する「有り難み」、「愛着」等が沸いてくるから不思議だw。
そんな訳で今日の演奏音源、、、前奏曲もフーガも、昨日よりは指が「迷いなく動いている」ことが明らかであり、この練習が効果あることが確認できて、嬉しい限りである。
前奏曲take2
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フーガtake1
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そんな訳で、本番まで未だ4日あるので、この資料は最後まで重宝しようかと思う今時分である。
明日も頑張れ私!
0828追記
----練習メモ8月28日(火)版-------------
発表会当日まであと5日(5日後に本番)である。
今日はチェンバロをヴァロッティ(A=415)に再調律して録音した。
夏の季節は、時間が経つと全体的に調律が下がり気味になるようだ(ゆえに先日までA=414で修正していた)。
本番では調律はヤングになるはずだが、今回のような「変ホ長調」の曲は、メジャーな不均等音律の内では「ヴァロッティ」が最も無難ではないか、と思う今日この頃である。というのも、ヤングやKBⅢやヴェルクやケルナーなどのウェルテンパラメント系調律だと、このように、
変ホ長調のⅣの和音であるA♭の長三度が(当時「忌み嫌われていた」と言われている)ピタゴラス長三度になってしまうのに対し、
このようにFCの五度が狭いために、変ホ長調のⅣの和音が相対的に綺麗な響きになるからである。
という訳で今日の前奏曲(take2の録音)
<音源差し替えのため削除>
前回書き出した箇所をまたミスってしまった(泣)。。take3演奏ではここを上手く弾けたのだが、その後に集中力が切れてボロボロになってしまったためボツ(汗)
今日のフーガ演奏(take3)
<音源差し替えのため削除>
やはり未だ細かなミスが出てしまう。本番までにどれだけ仕上げられるか?
というわけで、明日も頑張るぞ私!
----練習メモ8月27日(月)版-------------
発表会当日まであと6日(6日後に本番)である。
本日(8月27日(月))は録音はせず、間違えやすいところを重点的に練習した。
で、間違えやすい箇所といえば、前奏曲はまずはココ(右端欄外の和音)
左手バスがF(3)、右手は下からDA♭H(124)のdim(減3)和音だ!覚えるんだ私!w
左手がE♭(4)→F(3)、右手は下からFA♭C(124)→運指変わらずDA♭Hのdimだ、覚えてくれ私!(爆)
次のフーガは、見開き2ページ目の上段が鬼門
・・・まぁこれは「指で覚える」しかないですな(汗)・・・いわゆる「ブラインド・タッチ」を完璧にする必要があると感じている今日この頃である(フーガは「横の線」の音楽であるためか、「片手オクターブ」の部分が割とミスしやすいと感じる。特に、「緊張or萎縮」していると、指が正しい位置や間隔(8度)に広がらず、ミスタッチすること(例:片手「7度」を弾いてしまうなど)が多い(←どんなミスでも片手「9度」を弾いてしまうことはまずない(笑)))。
朝にイメージトレーニングの練習をしたせいもあるのか、これらの箇所は、今日は割と弾けるようになったように感じる。
それと、練習前に日テレの「鳥人間コンテスト」を観て刺激を受けたのもよかった(笑)。(あの人力飛行機のパイロットの長時間ペダルをこぎ続ける苦しさ(←あの苦しい表情は視聴者に凄く伝わってくるw)に比べれば、練習で多少頭や指が痛くなろうと、意識がどこかに持っていかれようと、「そんなのは全然大したことではない!」ように思えてしまうから不思議だw。)
録音しないと緊張しないせいか、いつもより回数を多く弾け、かつそんなに疲れなかった。but録音しない(緊張感が無くなる)のも一長一短だろうから、たとえば「一日おきに録音する(or1日1回だけ録音の日も作る)」などした方が、メリハリが出来て良いかもしれない。
というわけで、今日もがんばったぞ私&明日も気張ろう、、Oh!!
(0824(金)今週最後の音源差し替え)8月20日以降の練習メモ [発表会対策]
0824追記:
----練習メモ8月24日(金)版-------------
発表会当日まであと9日(9日後に本番)である。
本日(8月24日(金))も昨日と同様の練習をした(生cemでバロッティ、数音の調律ずれが気になったので直した)。
いつもの金曜日は、翌日が休みで浮かれていて心が軽い(笑)&夜更かしモードなのだが、明日は朝早くから家族イベントがあるのでそうも言っていられない今晩である(ちなみに一泊キャンプなので明日は練習が出来ない。)。 なので、今夜は「サッサと練習してサッサと寝る」モードであった。何だかんだ言っても、やはり「練習週間」になると金曜夜は「結構疲れが溜まっている」というのが実感であり、今日は集中力切れのためテイク2録音までしか出来なかった(などと愚痴を書いてみるw)。
では今日のテイク2録音をupしてみる。
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前奏曲は、例のdim和音の箇所が(事前個別反復練習したにも関わらず)未だ弾けない状態だが、全体的には、「一日弾く毎にだんだん自分のイメージに近づいて来ている」ような感触が得られている。要するに「伸びしろがまだ沢山ある」ということかもしれない。(それだけに明日練習できないのが残念ではあるが(汗))
一方、フーガは、専らこの曲の練習に多くの時間を費やして来たこともあり、「そろそろ壁に差し掛かっている」感がある。今週は殆ど出来なかったが、「片手ずつ練習」や「歌いながら練習」、「暗譜っぽい練習」などの多面的な練習をすることでもう一皮むける余地があるか、とも考えられる。来週に期待である。
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今日はゆっくり弾く練習をしたが、やはり集中力が続かなかった感がある。
というわけで、今週は頑張ったお疲れ様だ私!&来週はいよいよ仕上げに入るぞ私!
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0823追記:
----練習メモ8月23日(木)版-------------
発表会当日まであと10日(10日後に本番)である。
本日(8月23日(木))も昨日と同様の練習をした(生cemでバロッティ、但し昨日の状態のまま微調整せず)。木曜日は一週間の中で疲れがピークに達する時なのでどうかと思ったが、「サッサとやってサッサと遊ぼうw」の姿勢で行ったのが良かったのか、今日も何とか出来た。ただ、やはり全体的に集中力が欠けているようにも感じるが。
というわけで、今日もテイク3録音を差し替えupしてみる。
(音源差し替えのため削除)
今日の前奏曲、出だしの難所は何とか弾けるようになったものの、20小節目の頭の減3(dim)和音がどうしても間違えてしまう(泣)。この19小節目から20小節目にかけての減3和音の連チャン部分は、この楽譜では右端から次段左端に「改行」されていて、覚えにくいことこの上ない(汗)。ちなみに「新バッハ全集」の楽譜だとゆったりとしたスペースで書かれていて、この部分での改行が無く、実に弾きやすい(但し途中での「譜めくり」が必要となるので一長一短である)。 後半でケアレスミス(音ずれ)が多発するのは一週間の疲れがピークになっている確固たる証拠といえよう(爆)。ともあれ、(テンポを上げている誤魔化し効果もあるが、)昨日よりもアーティキュレーションを「ぼかす」効果は出ているのではないか、と自画自賛してみたい気もする。
次は今日のフーガ
(音源差し替えのため削除)
昨日よりはアーティキュレーションがハッキリ出せたような気がしているが、やはり疲れが隠せないところか、、、まぁこんな体調でもテイク3の最後まで弾けたので、これはこれで良しとしたい。
という訳で、良くやった、偉いぞ私(笑)&明日も頑張れ私!
0822追記:
----練習メモ8月22日版-------------
発表会当日まであと11日(11日後に本番)である。
本日(8月22日(水))も昨日と同様の練習をした(生cemでバロッティ)。
録音に慣れてきたこともあり全体的には昨日より良く弾けたような気もしている。やはり反省を兼ねて音源upしてみる。これも今日のテイク3録音である。
(音源差し替えのため削除)
この前奏曲は、もう少し「柔らか」かつ「豊潤」な感じを表現したいところだ。これに関し、全体的にアーティキュレーション(←音の切れ目)を減らす(ないし「ぼかす」)ようにすれば、それっぽい雰囲気が醸し出せるだろう、ということは(頭では)分かるのだが、いざ試してみるとナカナカ難しいものがある。
一方、次のフーガは、前奏曲とは真逆に、アーティキュレーションのメリハリを可能な限りハッキリ付けるべきである、ということも分かるのだが、
(音源差し替えのため削除)
何度も弾いている内にだんだん曖昧になってしまい、反省しきりである。
という訳で、明日も頑張ろう私!
0821追記:
----練習メモ8月21日版-------------
発表会当日まであと12日(12日後に本番)である。
本日(8月21日(火))は、昨日と同様の練習をした(生cemでバロッティ)。
ただ、昨日より多少速く&力んでしまったような気がする。
反省を兼ねて音源upしてみる。今日のテイク3録音である。
(音源差し替えのため削除)
このように、前奏曲は出だしが結構間違えやすくてムズイ(汗)。和音(3度)の綺麗でない調で如何に柔らかで優雅な響きを出せるかが勝負になりそうな気がする、、、(このバロッティやヤングやKBやヴェルクの音律だと変ホ長調でどうしてもピタゴラス長3度の和音が避けられず、その分どうも響きが硬質になってしまうようにも感じるのだが・・・やはりピタゴラス長3度を徹底的に避けたレーマンやjobinの音律の方が良いのか??)
(音源差し替えのため削除)
フーガは前半の運指を変更しようと思ったら、とたんにミスしやすくなってしまった(泣)、、、まぁ本番までには何とか。
というわけで、明日も頑張るぞ私!
----0820練習メモ---------------------
発表会当日まであと13日(13日後に本番)である。
本日(8月20日(月))は、レッスン内容を復習する意味で、生チェンバロ(今日の調律はヴァロッティ)で「ゆっくり弾く」、「力を抜いてリラックスして弾く」などの練習をしてみた。
3回ほど通し録音をしたので、後で反省&フィードバックしたい。
では、明日も頑張れ私!
昨日のレッスン内容の復習 [発表会対策]
発表会本番まであと14日(14日後に本番)である。
今日は昨日のレッスンで長久先生から指摘された事項を復習してみる。
【前奏曲】レッスン:
変ホ長調という調はロマンティックな調である(のでそのように弾く)。
リラックスして「適当」感を出して弾く
低音の出だしフレーズ最後の音にアクセントを付けないようにした方が綺麗である。
25-30小節、51-54小節の低音1拍目の音は伸ばさない(楽譜の休符通りに近い感じの)方が綺麗である(←この時代の調律だと変ホ長調の「3度」が綺麗で無いからというのも関係しているか?)
56-60小節の「同様音型4回繰り返し上昇」の部分は、(上り詰めて行くorクレッシェンドというよりは、)「空間がだんだん大きく広がって行く」ようなイメージで弾くと良い。
このような点に気を付ければ(この前奏曲は)「リュート曲風っぽくなる」であろう。
【フーガ】レッスン:
「縦」(の打点)を合わせることに拘り過ぎているので、崩す箇所を作る(特に28小節目は「美味しい」部分なので、時間を一杯使って弾くとよい)。
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主題のアーティキュレーション付けは、声部が込み入って複雑な箇所で弾きやすいようにすると良い。
片手2声の難しい箇所は「念力」(笑)を使って弾く
運指につき(上声「1」+「3」のところを)「3」+「5」で行ってください
嬉遊部の低音を「自意識過剰(←「俺々」演奏)チェロ」のように弾くこと
最後は(「巨匠」のように)格好付けて弾く
最後の和音の前の音にも神経を使って弾く(やや長めにする)。
こんな感じだろうか。それでは、明日からも頑張ろう私!(長久先生ありがとうございました)
0817(金)音源追加:BWV876練習日記_チェンバロレッスンの傾向と対策等 [発表会対策]
夏休み旅行のため暫く空いたが、レッスンまであと5日(5日後にレッスン)である。
0814追記:あと4日(4日後にレッスン)である(汗)。
0815追記:あと3日(3日後にレッスン)である。
0816追記:あと2日(2日後にレッスン)である。
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0817追記:いよいよ明日がレッスンである(汗)。
明日が休みなので、今日は久しぶりに真面目に生チェンバロ二段鍵盤分の調律&録音をしてみた。平日にこれをすると翌日の仕事に大いに差し支えが出るので、専ら休日前にしか出来ないのが難だが、まあ仕方無いであろう。
今回は奮発?して、jobin音律に調律してみた。
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で、まずは前奏曲・・・やはり結構長い曲だ。しかも序盤が結構難関である。
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次にフーガ、、、テイク4くらい練習して現在こんな感じである。
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この曲はバッハの4声フーガの中では比較的弾きやすい曲ではないかと(密かに)思っていたのだがw、実際こうして真面目に練習&録音してみると、やはり4声の曲は一筋縄では攻略できないなぁと感じる今日この頃である(汗)。
現在のレベルは、この録音でも分かるように、どうしても終盤で息切れしてしまう(正直、最後のストレッタ部くらいになると「へろへろ」に近い精神状態になっており(爆)、油断すると意識がどこかに飛ばされそうになる、、、ううむ、やはり4声はキツイw)ので、これから本番に向けて一層体力&精神力を付ける必要があるだろう。
というわけで、明日のレッスンも頑張ろう私!
------以下は過去の記録メモ-----------------------
今回は、空白期間w中に実行したこと等を書き出してみる。
その1.運指の(再度の)書き込み
対象楽譜:イコール式、新バッハ全集(ベーンライター)、全音(本番用)
0814追記:「イコール式」は、「やわらかなバッハ」の著者の橋本絹代さんによりハ長調に移調された楽譜である。ここで写真upして解説したいのだが、なかなか時間と精神的余裕がない今日このころである。
その2.(再度の)録音
対象曲:フーガをシーケンサーで単声ずつ
0814追記:今日は前奏曲もシーケンサーで録音し直した。その両曲(いわば現在の”理想演奏”)をここにupしたいのだが、ナカナカ精神的余裕がない(汗)・・週末までにはなんとか。
気付いたこと
前奏曲:新バッハ全集の楽譜では、5小節目で音が多い(低音と内声音)
0814追記:ベルダーの録音では5小節目の音は足されていないが、56小節目の上声D音がトリル付きで演奏されていて、この箇所がすごく格好良い。
0815追記:最近練習で間違える箇所は、ことごとく「D♭音(移動ド読みでシ♭)」の箇所ということに気づいた。
フーガ:終盤58小節のバス声部のD音に「♭」が付くか否かで両説あり
0816追記:間違えやすい箇所が大分ハッキリしてきた。
レッスンで指摘されそうな事の「予測」と「対策」:
①もう少し速く弾きましょう⇒現在格闘中
②(特にフーガは)2段を使って弾いてください⇒練習中
③フーガでの各主題と各声部でのアーティキュレーションを明確に⇒格闘中(最後まで格闘予定)
④ここは運指を変えた方が良いのではないでしょうか?⇒予測不能w
0814追記:⑤ここは違ったアーティキュレーションにした方が良いです→ますます予測不能(汗)
レッスンまでにもう少し頑張ること:
完成度を出来るだけ高めておく
そのためには?
⇒とにかく覚えること(「血肉化」させる)(①「頭」と②「指」に覚えさせる)
そのためには?
常に楽譜を持ち歩く。
様々な書き込み段階の楽譜(コピー)で練習する。
録音→反省→フィードバック
とりあえず今日はこんなところで。。。。がんばれ私!!
0814追記:今日は出勤前楽譜書き込みと、帰宅後の電子チェンバロ練習&生チェンバロ練習を行った。明日もがんばれ私!
0815追記:今日は出勤前の前奏曲の楽譜コピー&分析と、帰宅後の電子&生チェンバロ&KB2ピアノでの練習を行った。この調子で明日も頑張ろう私!
0816追記:今日は出勤前は同上で、帰宅後は生チェンバロのみの練習だった。間違えやすい箇所を重点的に練習してみた。結構充実した練習になったと思うが、同時に自分の弱点やどうしても間違えてしまう箇所なども明らかになって来た。時間の関係で平日は生チェンバロの調律を全く直さないで弾いているが、この季節にも関わらず、それほど酷く狂っていないのである意味感心する。 明日もがんばるぞ私!
BWV876練習日記(0730月曜-0803金曜版)~レーマンとジョビンとヴァロッティとヤングとMT~ [発表会対策]
レッスンまであと「19日」。
今日はカシオWK-500にジョビンとレーマンの調律をセットして弾いてみた。
どちらもG-B♭の和音で独特の「唸り」が出るのが興味深かった。
変ホ長調曲だと、(ジョビンよりも)レーマンの方が長3度に「栄養」が与えられるが、WK-500で数回弾いた限りでは全体的にジョビンの方が面白い気がしないでもない。生チェンバロで弾くとまた違う心証が得られる可能性があるので、余裕があればそちらでも試してみたいところだ。それと、明日はWK-500に「ヴァロッティ」と「ヤング」もセットして弾いてみたい。
今日は余り時間が無いのでこんなところで。
0731追記
>明日はWK-500に「ヴァロッティ」と「ヤング」もセットして弾いてみたい。
・・・トラトラトラ(笑)、、我ミッション達成なり、我ミッション達成なり
0801追記
レッスンまであと「17日」。今日は電子チェンバロをウルフ位置移動のミーントーンにして弾いてみた。やはり標準より一つ♯側の位置にすると(つまりB♭ルートにすると)丁度良くなる。E♭ルートのミーントーンにすると黒鍵のF♯が「G♭」音になってしまうが、BWV876の前奏曲では短三度(G♭)音は使わずに増二度(F♯)音を使っているからである。
0802追記
レッスンまであと16日。今日はテレビでオリンピックを見てしまったが(内村選手あっぱれw)、その後で気合いを入れて練習できたのが良かった。前奏曲は最初の方が関門が多いように感じる(左手が結構難しい)。
変ホ長調の曲は、鍵盤楽器では主音(E♭)、属音(B♭)、下属音(A♭)のいずれも黒鍵キーになるため、♭3つだが既に「黒鍵曲」と呼んで差し支えないように感じる。そのくらい黒鍵キーが頻繁に使われるのだ。その上バッハは、変ホ長調曲では短7音(つまりD♭)を「偏愛しているのではないか?(汗)」と思うくらいしばしば使う(しかも登場時期が早い)ため、余計に黒鍵の使用が多くなるのである。
(ちなみに同じ「♭3つ」の調である平行調のハ短調(曲)だと、主音(C)、属音(G)、下属音(F)のいずれも白鍵キーであるため、さほど黒鍵曲という感じはしない。)
では今日はこんなところで。 明後日から旅行なので、明日も頑張りたい。
0803追記
レッスンまであと15日。何とか今日も(テレビの誘惑に負けるずに)生チェンバロで練習出来た。苦手の箇所が大分ハッキリしてきたように感じる。明日から何泊かの旅行なので、リフレッシュしてこようと思う。
BWV876練習日記(0728土曜版)~キルンベルガーⅢの生チェンバロ~ [発表会対策]
いやぁ、今日は関東地方は目茶苦茶暑かったですね・・群馬や茨城では38度超えまで出たそうです(汗)。
ちなみに本日は家族で山登りに出かけたのですが、帰り道でナナフシを見つけまして、
この5分後くらいに、写真左側から何と「タマムシ」が飛んできまして、それはまた綺麗だったんですよ(写真に撮れなかったのが実に残念!)。
そんなこんなで、今日は珍しい昆虫に恵まれた一日だった、ということで(笑)。
で、これで一日が終わるとマズイのでw話を現実に戻すと(汗)、
レッスンまであと「21日」でして、今日はチェンバロ下鍵盤をキルンベルガーⅢにして実験してみました。
まずは恒例の?、主要3和音(Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ)とスケールの比較実験です。
キルンベルガーⅢの場合、昨日のジョビンと違ってト長調の和音が少し劣化するので、今日はト長調も加えてみました。まずは和音編、ハ長調vsト長調vs変ホ長調
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このように、やはり変ホ長調は可成り劣化が目立ち、特に、この音律だとⅣ(A♭和音)の長三度がピタゴラスになるので、このピタゴラス長三度が可成り「硬い」感じの響きになるのが分かります。一方、昨日のジョビン音律だと、このⅣ(A♭和音)の長三度が「ピタゴラス+約3.5セント」の響きとなるので、これを「(当時嫌われていた)ピタゴラス長三度の比率を巧みに外した良い(良さげな?)響き」と感じるか、「ピタゴラスよりも更に劣化した酷い響き」と感じるか、で評価が分かれてしまうのかな、と思うわけです。
(一方で、ジョビン音律は、Ⅰの和音ではロ長調、嬰ヘ長調、嬰ハ長調、変イ長調の4つが「ピタゴラスよりも広い長3度」になるので、この音律を使いこなすには、どうしても「ピタゴラス超え」の壁wを乗り越える(ex. この響きに耳を慣れさせる、音律経験を積む、等の)必要があるわけです。)
おまけのスケール対決、ハ長調vsト長調vs変ホ長調
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そして今日の練習録音。今日は山登りで疲れたせいか、昨日よりスローテンポな弾きっぷりになってしまった(汗)、、これ、毎日upしてると流石にブログ容量が無くなるので、今日以降は練習音源は更新(削除&newアップ)することにします。
今日の前奏曲演奏(自分反省用w)
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今日のフーガ演奏(自分反省用)
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音律面での感想を書くと、ジョビン音律と比較すると、キルンベルガーⅢは5度が綺麗で使いやすいけれど、一方で変イ長調の長三度がピタゴラスになって響きが硬くなるのが若干気になるかなと。で、(昨日の)上鍵盤と(今回の)下鍵盤で条件が違うので一概には言えないと思うのですが、私見では、フーガはキルンベルガーⅢの方が良いけど、和音重視の前奏曲ではジョビン音律の方が良い(というか「面白い」感じ)かな、というのが現在の所感です。
ただ、「一般論」としては、キルンベルガーⅢの方が「無難」であり、ジョビン音律での「変ホ長調」は、(主要3和音(ⅠⅣⅤ)の五度が全て純正よりも「広く」なり、且つ長三度も非常に広く唸りが大きいため、)「最も扱い難い調」であろうと思われます。
それでは今日はこの辺で。
BWV876練習日記(0727金曜版)~生チェンバロ&ジョビン音律~ [発表会対策]
>週末は生チェンバロをジョビン音律にして是非試してみたいと思った次第。
というわけで、善は急げで、早速今夜実行してみました(上鍵盤のみ調律)。
まずはジョビン(ジョバン)音律による生チェンバロのハ長調(前半18秒ほど)と変ホ長調(後半残り)の響きの違いということで。
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やはりハ長調に比べ、変ホ長調は和音の純正さで劣ります、、さぁ実際の発表曲だとどういう響きになるのか?
で、今日の練習---WTC876の前奏曲、初日はゆっくり&おそるおそる(汗)
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WTC876のフーガ、やはり両手弾きだとスロー&おそるおそるでしか無理(悲)
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で、気分転換のため「他の曲に浮気シリーズ」(笑)
まずはWTC第1巻のホ長調前奏曲
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次がフランス組曲第3番ロ短調のアルマンド
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次がWTC第2巻のト長調前奏曲・・・ううん、やっぱりジョビンはハ長調とト長調が別格に響きが良いですね。
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同第2巻のヘ短調前奏曲だとこんな感じ、、流石にそろそろ疲れてきました(汗)
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最後はやはりト長調、、フランス組曲第5番のアルマンド前半のみ
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かくして、発表曲の練習時間より「浮気時間」の方が長くなってしまう私でした(自爆)
いやぁ本当、この調子で音源upしていったら、アっという間に容量オーバーしてしまいますね(汗)
では今日はこんなところで。
BWV876練習日記(0726木曜版) [発表会対策]
今朝長久師匠からレスが来て、レッスン日が8月18日(土)の午後2時に本決定された。今年は何故かバッハが不人気のようで、バッハ演奏は私だけということである。
ということで、レッスンまであと「23日」
今日はどうにかサボらずに日記を書けそうだ。しかし今夜のこの「熱帯夜」はどうにも閉口する(汗)。
今回は、フーガの昨日の続きということで。
> まずは、3回出てくる「ストレッタ」を説得的に表現できるようになること。
>これ聴いただけで、「あ、ここ(1)と、ここ(2)と、ここ(3)がストレッタだ!」と分かる人は凄いです
これ、折角なので解説します。
ストレッタ第1回目がここ(下から2段目の5小節目裏拍のB♭音から)。テナーvsバスです。昨日の演奏で1分5秒くらいのところから。
最初のストレッタでは、(部外者wとなる)アルトとソプラノ声部が一旦休んでテナーとバスの2重唱になるので(楽譜最下段を参照あれ)、非常に分かりやすく、しかも極めて美しいんですこれが!(しみじみ)
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その後直ぐに第2回目のストレッタが来ます。昨日の演奏で1分19秒くらいから。今度は休んでいたアルトがテーマを歌い出して3声になり(上の楽譜の最下段の最右側小節のB♭音から)、その後直ぐにソプラノが追いかけるようにテーマを歌い出します。
ここは完全4声になっているので結構分かり難いです(汗)
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そして最後のストレッタ。昨日の演奏で2分7秒くらいから。最後はソプラノvsバスです。ソプラノに比べバスの主題がわかりにくい。ここも完全4声だし、終盤の難所か(?)
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そんなこんなで、今日はローランド電子チェンバロのみならず、カシオキーボードの方も調律をキルンベルガーⅢにして弾いてみたのですが、どういう訳かカシオの方が、和音の「唸り」が目立って聞こえましたね。
また、久しぶりにKBⅡ(生)ピアノでも弾いてみたのですが、やはり相当調律が狂っていたことと、KBⅡだと変ホ長調の主要三和音が全てピタゴラス長三度になるためか、弾いていてイマイチでした。
週末は生チェンバロをジョビン音律にして是非試してみたいと思った次第。
では今日はこんなところで。
BWV876練習日記(0725版) [発表会対策]
先ほど長久師匠にメールを出し、発表会曲のチェンバロレッスン日が8月18日(土)の午後2時に仮決定された。
ということは、レッスンまであと「24日」である。
あまり期間がないこともあり、今日からコツコツと練習録を書いていこうと思う。
途中で夏休み旅行も入る予定であるが、バッハの曲はハードルが高く体力勝負&これから長丁場なので、ブログは無理せず少しずつ書いて行こうかと思う(出来るだけサボらないように頑張れ私!(汗))。
まずは、BWV876攻略に当たってのとりあえずの目標(野望?)などを書いてみる。
前奏曲(全71小節):
とりあえずは、「この曲長い(汗)」と感じている現在の低レベル状態から脱すること。まずはそこを脱出しないと話になりまへんねん。
フーガ(4声、全70小節、主題の拡大や反転等はないが、ストレッタが3回出てくる):
まずは、3回出てくる「ストレッタ」を説得的に表現できるようになること。
昨日と今日は、片手パートずつシーケンサー録音&片手ずつ再生練習、少しだけ両手通し弾き練習をしてみた。
フーガは、テンポ112、A=415,音律=キルンベルガーⅢで、シーケンサー録音だとこんな感じ(ローランドの電子チェンバロ使用)。
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これ聴いただけで、「あ、ここ(1)と、ここ(2)と、ここ(3)がストレッタだ!」と分かる人は凄いです。
では今日はこんなところで。
BWV876に決定 [発表会対策]
>⑥9月の発表会のための曲決め
> こんな感じですかね・・・本当は純正律研究より⑥の曲(発表会が9/2)を早急に決めなければイカンのですが(汗)
というわけで決めました。
最初は「今回もバッハ以前の短調曲を」、「ゲオルクベームのト短調前奏曲あたりか?」と思っていたのですが、「闇の勢力も崩壊が進んでいるようだし、そろそろ明るい曲を弾いても良いかも(汗)」などと迷い出し、色々さまよった末に、消去法で決めていったら、やはりバッハの曲になってしまいました(汗)。
で、今回はこれ、WTC第2巻第7番、変ホ長調、BWV876(懲りもせず♭系曲(汗))です。
決めた理由は、
(1)中庸の速度であること(速い曲が苦手な小生にとってポイント高い!)
(2)練習期間が実質1ヶ月くらいしかないので、ある程度譜読みが出来ている曲であること。
(3)チェンバロの調律が今回もヤング(1/6p.c.分割法)と思われるため、それに合う曲であること
(4)余り長くない曲であること
などです。
また(男性に不利と言われる)♭系になってしまいましたが、まぁ仕方無いですね。上の前奏曲はリュート曲的な曲想でとても好きな曲ですし。
(4)の長さについては、当初は「前奏曲もフーガも「見開き2ページ」なのでそんなに長くないはず」と思っていたのですが、実際弾いてみると結っっっっっ構長く感じられ(汗)、もしやと思いベーレンライター社の新バッハ全集の楽譜を見てみると、前奏曲は2ページでは収まらず4ページに亘ってますね、、、、こっちはこっちで譜めくりが大変そうですが。
というわけで、今回もやはり「体力勝負」になりそうな気がしてきました(汗)・・・ううん、頑張れ私!
バラして弾いてみようシリーズその1 [発表会対策]
前半部の楽譜です。
まずは主題。比較的低い音域で重苦しい感じで始まります。アーティキュレーションをどうするかが悩みどころ。
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次に第1変奏。一転して高音域で軽やかに歌われます。
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続いて第2変奏。下降スケールがソプラノ⇒アルト⇒バスと受け渡されます。
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さらに第3変奏。先ほどの下降スケールがソプラノとアルトで2重唱のように奏でられます。
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次に第4変奏。専らスケール音形ですが、内声部を右手と左手で分担して弾かなければならず、さらに最後は4声部になるため技術的に可成り難しくなります。という訳で、「ここは特に頑張れ私!」(笑)
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そして第5変奏。分厚い和音が登場し激しい曲想となります。「怒り」の章というところでしょうか、、、弾き手としては「悩ましくも痛快」とも感じられます。
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続く第6変奏。一転して軽やかな曲想です。
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そして来ました第7変奏! 「叫び」の章という感じでしょうか。前半の山場だと思います。
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次に第8変奏。拍頭で不協和音が多用されます。「悩み」の章といったところでしょうか。これは「2重対位法」という技法でしたっけ(?)・・前半と後半で上声と中声が入れ替わります(書き忘れたが(汗)、第7変奏もそうなっている)。このため、前半は7度の不協和、後半は2度の不協和となります。後半の2度の「不協和⇒解決」は弾いていて非常に癒される感じがします。
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今日の最後のノルマ(笑)の第9変奏。第9変奏の後半でヘ長調に転調します。そしてこの後、第17変奏の途中まではヘ長調になります。
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というわけで今日のバラし練習はここまで。
最後に通しで練習。それにしてもジョビン音律だと楽器が良く鳴りますね。(今日は3日続けての雨降り日だったのですが、そんなの全く関係ないかのごとく鳴ってくれますね、、、思わず感心です。)
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(音源追加up)春への準備(次回発表会曲:フィッシャーのパッサカリア) [発表会対策]
このブログも2号館のシーサーブログも、暫く更新しないと目立つスペースに広告が勝手に付いてしまうんですねぇ・・・所謂「蜘蛛の巣」モードってやつですかね(笑)。
暦ではとっくに春なのに、未だ未だ寒い日が続く今日この頃ですが、皆様お元気でしょうか?
小生、ここ暫くは「裏社会論(いわゆる陰謀暴露論)」関係のサイトを調べていたのですが、もの凄いですよね最近の情勢は・・・あんな人やあんな人まで逮捕されるなんて(← ひそひそ、、このブログ読みに来るレベルの方なら解説しなくても分かりますよね?(笑))。
という訳で、経済や国家がデフォルトしていない今の内に(?)音楽の話題でも。
次回発表会の曲です。
J.K.F.フィッシャー(バッハより少し先輩のドイツの作曲家)の二短調組曲(ウラニア)よりパッサカリアです。
主題に続いて20数回変奏が続きます。8分越えの長い曲で、楽譜が5ページくらいあるので、コピーして圧縮(←リピート記号書き込み等)して切り貼りして工作用紙に貼り付けたらこんな感じになりました。
今月から練習を開始しまして、4月8日が発表会です。
明日あたりから音源もupしたいと思います。
では今回はこんなところで。
みなさま、どんなことがあろうとも、1日1日を一生懸命充実して生きましょう!
追記:折角なので、最新の音源をupします。
平日夜のラフな調律&練習なのでアレですが、、
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調律はジョビン(伝バッハ?)音律です。この調律法は、バッハのみならずフィッシャーとの相性も良く感じますね。暫くはこの調律法で色々と試す予定です。
ではまた!
0525演奏up等追記:発表会の簡易報告 [発表会対策]
イベント名:チェンバロ発表会
会場 :中村先生宅(23区内)
出演者:10組(独奏7名、連弾2組(4名)、アンサンブル1組(計5名))
koten君の演目:バッハWTC第2巻第6番二短調の前奏曲とフーガ
結果:曲の終盤で息切れしました(泣)。フーガはまだしも、前奏曲は「終わりから2小節目でしくじる」という、およそ練習時には考えられないような失態、、、これぞ正に「痛恨の極み」(汗)
というわけで、マシな方だったフーガの本番演奏の方を(おそるおそる)upしたいと思います。
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ここ数年「生命力」が落ちているような気がするので(泣)、ここいらで少し体質改善とかせなアカンですかね・・
目の保養に会場のチェンバロなどを・・
奥がフレンチタイプの2段鍵盤チェンバロ(絵が綺麗です)、手前(先生が調律中の楽器)がジャーマンタイプの一段鍵盤チェンバロです。今回もジャーマンタイプで演奏しました。
その他:独奏はバッハが3名(メヌエット、トッカータニ長調)、ルイ・クープラン1名(組曲ヘ長調)、J.デュフリ1名(シャコンヌ)、A.スカルラッティ1名(トッカータイ長調)、連弾はJ.H.ダングルベール1組(組曲ハ長調より老ゴーティエのアルマンド、同クーラント)、山本直純作曲「やきいもぐーぱー」1組、アンサンブルはM.マレ1組(組曲ハ長調より、プレリュード、アルマンド、サラバンド、シャコンヌ)でした。
ちなみに最後のアンサンブルは、賛助出演の田中孝子さんのヴィオラ・ダ・ガンバの演奏を、生徒3名(最後のシャコンヌは中村先生)が順番で通奏低音のチェンバロ演奏で加わる、という趣向イベントでして、非常に盛り上がりました。
発表会後は恒例のお茶会が始まり、和気藹々みんなで楽しいひとときを過ごしました。特に「みんなでヴィオラ・ダ・ガンバを触ろう!」のイベント?が盛り上がりましたね(笑)。
それでは、中村先生、今回もお世話になりました! 次回も是非また出演させていただければ幸いです。
追記:
中村先生のブログはこちらです。
http://blog.emi-cembalo.com/
田中孝子さんのブログも先ほど発見しました。
http://ttakako.blog83.fc2.com/
以上、簡易報告でした m(_ _)m
H230525追記:
コメント欄の通り、講師演奏(マレのシャコンヌ)につきup許可を頂きましたので、upいたします。
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発表会前日&ハンドクラフトギター展レポ [発表会対策]
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上昇アルペジオ音型のアーティキュレーションを変えたら私的には凄くすっきりしたので、このアーティキュレーションで行こうと思いました。しかしこの曲はアレですね、、、プロまたはピアノならいざ知らず、タッチが軽くて鍵盤が小さいチェンバロで(アマチュアかつ指の太い大の男が)ノンミスで弾ききるのは不可能に近いですね(汗)・・・前日にこんな弱音はいたらイカンのかも知れませんが(自爆)
そんなわけで?、今日は午前中と夜に練習して、午後はハンドクラフトギター展に行ってきました。
会場はJR錦糸町駅から歩いて数分のところなのですが、駅前で神園さやかさんのライブをやってました(午後2時と4時の2回)
なかなか良かったです。
でもって、ハンドクラフトギター展の会場です。
色々な人が展示してました。ただクラシック系よりもアコギ系が勢いあったかなという印象あり。
で、我らが大西さんです。今回はベレーボを被って格好良かったです。
出ました、うねうねフレットギターです(祝!)
会場では、ウクレレを作ってみようのコーナーや、ミニコンサートなどもありました。
ボサノヴァのkarenさんのミニコンサート、、、囁くような歌い方が印象的でした。
ギターの表面板も展示されてました。
バンジョーです。滅茶苦茶重い楽器なんですね、、ビックリです。
今回バンジョーを(生まれて)初めて試奏させていただきました。弦が5本でかつ「オープンGチューニング」の調弦なんですね。非常に興味深い楽器でした。
そんなこんなで、このイベント、明日(もう今日ですが)までやっておりますので、興味のある方は是非。
あと(汗)、大西氏談によれば、うねうねフレットギターにつき、「珍しいので人は集まってくるものの、実際に注文する人が皆無(泣)」とのことなので、チェンバロ発表会が終わったら、うねうねギターについても布教活動を新たにやろうかなぁ、などとも感じた次第でした。
では、発表会頑張ります~、、、。
頑張れ私シリーズ~最後の追い込み~バッハの☆をつかめ!(笑)~ [発表会対策]
18夜追記:22日(日)のチェンバロ発表会のための傾向と対策(その1) [発表会対策]
ギター製作家の大西達朗さんからメッセージが来ましたのでご紹介します。
>今日、ホームセンターでキャリー買って来ました。
>これに縛り付けて運べばOK!
>グニャも持って行きます!
>宣伝して於いて下さい。
ということで、以下に宣伝させていただきます。
来る5月21日(土)22日(日)に「TOKYOハンドクラフトギターフェス2011」が下記の概要で開催され、大西氏がグニャ(←うねうねフレット古典音律)ギターを含め3本のギター(ですよね?)を出品されますので、古典音律ギターに興味のある方は是非この機会にどうぞ!!
TOKYOハンドクラフトギターフェス2011
【日 程】2011年5月21日(土)22日(日)
5月21日(土)11時~18時(予定)
5月22日(日)10時~18時(予定)
【会 場】東京都墨田区JR錦糸町駅前
すみだ産業会館サンライズホール
【入場料】1,000円(税込/2日間有効)
公式サイト
http://handcraftguitar.jp/
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(大西さん、こんな感じでよろしいでしょうか・・招待ハガキありがとうございます。行けたら(家族サービスがなければ(汗))土曜日の方に伺いたいと思います。)
18夜追記:大西さんから、(上記の引用)メッセージ読んだ人は意味不明だろうとの苦笑コメントが来ましたので(汗)、若干補足させていただきます。
大西さんは今回は「グニャ」以外の2本のギター(のみ)を出展される予定だったのですが、私が「グニャ」も展示してくださいよ~的なチャチャ(というかリクエスト)を入れたところ、大西さんはそれに応え、悪戦苦闘の末、キャリーまで購入され、グニャギターも3本目の出展ギターとして持参していただけることになった、という訳です。
というわけで、大西さん偉い!立派!男の中の男!私は貴方を忘れない(笑)!・・・こんな感じのフォローでいかがでしょうか。
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では今日の本題です。
今日のお題:22日(日)中村家チェンバロ発表会のための傾向と対策
傾向:
①本番で弾くチェンバロ(一段鍵盤)は、鍵盤のタッチが非常に軽い。
② 〃 、譜面台が可成り「目の前」に来る。
③ 〃 、ヴァロッティで調律される(前回同様)。
対策:
家のチェンバロ(2段鍵盤タイプ)の上鍵盤のみを使って弾いてみる⇒①②の両方の対策になる。
調律もヴァロッティにしてみる。
その他、前回レッスンで注意された事項(特に、拍子感とアーティキュレーション)に気を付けて練習する。
現状:
前奏曲
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フーガ
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反省点:
まだまだ変なルバートが入っている感じ。アーティキュレーションも未だ不自然。
前奏曲も本来このくらい速く弾きたいのだが・・・今の段階では破綻してしまう(泣)
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というわけで、、、、、あとわずかだ、頑張れ私、バッハの☆を掴むまで~!!!
0514チェンバロレッスン録(後半・フーガ編)~週刊音律マガジン特別号?~ [発表会対策]
※「アーティキュレーション」とは、チェンバロ業界で非常に良く使われる用語で、専ら「音と音との間に『隙間』を作ること」を意味します。
レッスン受講前の最初の演奏(いわゆる「使用前」):バッハWTC2巻6番のフーガ・ニ短調
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ミッション1:主題の3連符毎にアーティキュレーションを付けよ!
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※3連符の主題であるが、4拍子として感じなければならない。
注意:遅くなると目立つ
ミッション2:最後の低音モチーフのアーティキュレーションを工夫せよ!
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ちょっと雑談(一段鍵盤楽器だと譜面台が前に・・)~もう一度通して弾く
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※注意:アーティキュレーションが無くなると変なルバートがかかりやすくなる(≒野暮ったくなる)ので要チェック
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以上、こんな感じでした。中村先生ありがとうございました&また宜しくお願いいたします&日曜日の発表会頑張ります~。
0517補足:0514チェンバロレッスン録(前半)~週刊音律マガジン特別号?~ [発表会対策]
内容:チェンバリスト中村先生によるレッスン
日時:平成23年5月14日(土)、14時より45分
楽器:ブルースケネディ作/ジャーマンタイプ一段鍵盤チェンバロ(いわゆる「2本」のレジスター設定)
調律:ヴァロッティ
演目:バッハWTC第2巻第6番ニ短調
レッスン前雑談と、レッスン受講前の最初の演奏(いわゆる「使用前」):バッハ前奏曲
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ミッションその1:「『拍感(ハクカン)』を出すべし!」(4分)
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生命力が無くても大丈夫、ゆっくり弾いても3拍子感はちゃんと出る。
※「アーティキュレーション」をしっかり付けるべし
※(弾く前に)「1,2,3」と拍を数えてから入るべし
0517補足:「アーティキュレーション」とは、チェンバロ界で超頻繁に用いられる用語で、「音と音との間の隙間」を言います。
ミッションその2:片手づつ弾いてみるべし!(約5分)
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先生;では両手で・・・・あ、もっと早くしちゃいましょう
koten;いやキツイですよ~(汗)
先生:大丈夫です、さっき弾けてましたから(あっさり)。
(koten;くぅぅ、難かしいわぁ(泣))
※ひそひそ・・・この業界ではレッスン時間が短いこともあり、「先生の述べた指示を即時にできる」ようにしなければならないのでR(自分合掌)
先生:左手の方がアーティキュレーションが甘くなりがち
(鍵盤が軽いですね~と泣き言をいう小生(汗))
※4分20秒くらいのところで先生が弾いている左手パートのアーティキュレーションが「段違いにレベルが高い!」のがおわかりだろうか?(「流石」としか言いようがない)
※アーティキュレーションは「機械的」に入れてしまって良い。
ミッションその3:半音階部分のアーティキュレーション(クレッシェンド部分)を工夫すべし!(約5分)
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ポイント:前半は普通(オーバーレガート気味)でよいが、後半部分は1音1音はっきりと表現すべし
その4:最後にもう一度通して弾くべし(約3分)
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以上、前半編でした(後半フーガ編に続くか?)
バッハWTK第2巻第6番D-mollの発表会対策シリーズその1 [発表会対策]
>(例:①タランテラ形式による「浜岡を停めて!」
・・・今日、首相から停止要請が出ましたね、、、これは朗報(祝!)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110507k0000m010092000c.html?inb=yt
http://www.meti.go.jp/press/2011/05/20110506006/20110506006.html
>現在、発表曲(バッハWTK第2巻第6番の前奏曲とフーガ)の暗譜用の資料作りなどしているところです。
・・・こんな感じです。
要するに、楽譜のレジュメ的な書き出し譜面です。主要な音だけ手書きで抽出し、「このレジュメを見ながら弾けるか」について確認するのが目的。弾けなかった部分はチェックして部分練習します。社会人アマチュア奏者を続けて行くには色々工夫が必要かな、ということで。
ちなみに本番用の楽譜はこちら
・・・書き込み多すぎて読めへんがな、というところでしょうか。これだけ色々書き込むと正直訳わからなくなる面もあるので(汗)、上記レジュメ的なブツは、頭の整理をする上でも結構役に立ちます。
で、来週の土曜日にレッスンを受けるので、マメに録音して「レッスン前」と「レッスン後」とで(いわゆる「使用前」⇒「使用後」)どう変わるかをチェックしてみたいと考えている今日この頃なのです。
今日の練習録音:
前奏曲をゆっくりめに弾いてみる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
あっと、今回の調律はキルンベルガーの「Ⅱ」です。ちなみにマイクの位置が近すぎた感があり、このようにマイクが近いと、録音音質の劣化(キンキンしてしまう)のみならず、演奏の癖や「アーティキュレーション」(音と音の間の切れ目の入れ方)がバレバレ状態になってしまいます(自爆)。
フーガをゆっくりめに弾いてみる。
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あとはお遊びでございます:
①バッハ、小前奏曲ハ長調
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②バッハ、WTK2巻第3番(変ニ長調)の前奏曲・・・中盤からミスタッチ多発&終盤でへろへろ状態です(泣)
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③スカルラッティの割と有名なイ長調ソナタ(K208)・・・弾いていて「KBⅡだと相性悪いなぁ」と感じたのですが、聴く分にはそれほどでもないですかね(まぁ「あの音律」よりかは良いかも(爆))、、、ともあれ(REIKOさんも日記で記事にされてますが、)KBⅡ使用前提で「イ長調」の曲作りは何らかのコツ(作曲上のテクニック)が要るように感じますね・・
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④バッハ、イギリス組曲第5番ホ短調よりサラバンド・・・ホ短調は、KBⅡの良さが発揮できる調だと思います。(KBⅡだとEmとBmで純正短三度が得られます。)
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⑤ガルッピ、有名なハ長調ソナタの第1楽章・・・KBⅡはイタリア人作曲家の鍵盤楽器曲との相性がイマイチではないか(&むしろKBⅢの方が合っているのではないか)と感じているのですが、この曲は比較的相性が良い方ではないかと思われます。まぁ「ハ長調」ですからね(汗)・・・。
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ではこんなところで。。。。。いやぁ今日も粗製濫造モードだった(自爆)