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(随時更新?)12等分平均律の「特殊性」について思いを巡らしてみる [12平均律について]

昼休みで時間が無いのでレジュメ形式で(汗)

~なぜ、12等分平均率(←律?)「だけ」が他の音律と違ってズバ抜けて「特殊」なのか?~
~なぜ、12等分平均率(←律?)「だけ」が他の音律と違って批判対象となるのか?~


要点:

一般の古典調律:音程を精確に近づければ近づけるほど「美しく」なる(楽器も人間も「幸福」になる)

12等分平均律:音程を精確に近づければ近づけるほど「汚く」なる(楽器も人間も「不幸」になる)
 ⇒だからこそ、
 ①電子楽器(DTM含む)の世界では、各メーカー毎に12音の音程設定が違う。なぜなら、精確な音程だと汚くて使い物にならないから(というのが専らの噂)
 この結果、異なるメーカー毎の電子楽器同士でアンサンブルをしても「音程が正確には合っていない」事態が生じる。
 ②モダンピアノの調律の世界では、各調律師毎に調律結果(つまり12音の高さ設定)が違う。なぜなら・・・?
 この結果、(仮に)それぞれ異なる調律師が調律した複数台のモダンピアノ同士でアンサンブルをしたら、「音程が正確には合っていない」事態が生じる。

 ⇒つまり12等分平均律の世界では、実際に適用しようとすると「楽器毎にバラバラ」な音程になってしまう。
 こんなモノが、つまり音の高さを『規律』できていない調律法が「音律」の名に値するのか?
音程を精確に近づければ近づけるほど「汚く」なり、楽器も人間も「不幸」になるようなモノは、そのイデア(idea)が間違っている(正気の沙汰ではない)のであり「悪※の音率(←律?)」と批判されても仕方がないのではないか。

このように、色々な視点で考察すればするほど、この「12等分平均律」という調律法は、『人間を幸福にできるポテンシャルを持っていない』ことがハッキリし、それどころか『人間を幸福にすることを目的としたものではない』という結論にさえなってしまう。

 ぶっちゃけ、ここまであからさまに酷いモノだと、「フォローのしようがない」のが実感なのですよ、うん。

 なので、当ブログでは今後はこの音律(?)を「12等分平均率(←律?)」を筆頭(笑)とした様々な批判的用語で表現しようと思ってます。
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『フレットの遺言』シリーズその4(A=438Hzでルネサンスから現代曲まで) [私のうねうねフレットギター]

騎士さん他リュートの方へ追記:

 先ほどペーターソンのストロボ電子チューナーの取説を調べたら、やはり「1/6コンマ中全音律はリュート、ヴィオラなど古典楽器に使用される」旨が書いてありましたので、先ほど以前の記事に取説の証拠写真(笑)とともに追記しておきました。
 下記サイトの最後です。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/archive/20111022


 では、今夜もやってまいりました。『フレットの遺言』シリーズその4!!(パンパカパーン!)

 ええと、今日は「A=438Hz」で「ルネサンスから現代曲まで」ってことですね。

 このうねうねフレット19世紀ギター(ファブリカトーレモデル)は、A=440Hzで弾かれることを想定しているようで、A=440Hzにすると、4弦開放弦を弾いたときにサウンドホールから「風」が吹いてくるように設計されています。なので、今回は前回の432から大幅?にピッチを上げてみました。

 それと、下記写真にローポジション部の写真を載せますが、最初にあったフレットの位置(うっすらとしている部分)が分かりますでしょうか。特に第4フレットに注目です。わずか数ミリのずれですが、この数ミリが滅茶苦茶デカイんです。前に書きましたように、第4フレットの理想的な位置は、弦長の1/5の地点なのです。1/4ミーントーンと今回発見したイ長調純正律型とでは、開放弦の調弦もフレットの位置も相互に全く違っていますが、「第4フレットが弦長の1/5の地点に来ること」だけは共通しています(あとの共通点は12フレットくらい)。
19cギターと1/6mt 001.jpg

 では行きます。

6弦D調弦によるルネサンス曲、リュートのための6つの小品より「アリア」と「白い花」、二長調


普通調弦で、ダウランドの前奏曲(ホ短調)

 (しかしダウランドは、ペーパーギタリスト社会人(笑)が帰宅後にほぼ初見弾き状態で弾くには難しい曲ばかりですね(汗)、、この曲は過去の発表会で弾いたので、どうにかこうにかですが、、)

リュートのための2つの小品より第1番(イ短調)


バッハG線上のアリア(クレンジャンス編を私が再編曲したもの)

これも発表会のときは散々練習したんだけどなぁ・・・あぁリベンジしたい(汗)


モリーノのメヌエット

モリーノはソルと同時代(古典派)のイタリア人作曲家です。楽譜は全音170選のグレードAにあります。


ポンセ前奏曲第24番、譜面はニ短調(♭1つ)だが実質はイ長調の曲


ポンセのカンシオン(民謡「聖母の御子」)、6弦D調弦、これはギターが良く鳴っている!


最後、現代曲(佐藤弘和氏の曲)3連続
①シンプルソング(調号なし)


②カリヨン(ハ長調)

最後でエキサイトして和音を崩してしまった(泣)・・ううん、私も未だ未だ若い?(爆)


③かれん(ニ長調)



 あぁ、今夜もさわやかな「粗製濫造」演奏ということで(爆)・・ともあれ、世の中「弾いたモノ勝ち」ですよ、うん(笑)。
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音楽を真面目に勉強する人が幸せになれる社会になれ~~ [神様お願い]

神様お願いです。

 現在の社会を、クラシック音楽(特に和声、調性音楽)を真面目に勉強する人が幸せになれるような社会に導いてください。

 (ぼそぼそ・・・一例を挙げますと、大学のクラシックギターサークルで、クラシックを真面目に勉強する志の高い人が失望して辞めていくような事態、古い曲を練習すると「頭痛が起きる」などの症状が起きる部員がいること、多くの部員が「やっぱりアニメ音楽、ポピュラー曲の方が弾いていて気持ちが良いし発表する意欲が湧く」と感じてしまうような事態は、本っっっっっっっっっっ当に心が痛む&そんな話(こっちも忙しい社会人なんだから正直)聞きたくないんですよ。神様、これは「ホンの一例」ですからね(汗))


 ピッチの正確さを追求する(フレット楽器)弦メーカーが報われるような社会になるように導いてください。
 (ぼそぼそ・・フレット楽器で、弦のピッチの正確さ(≒質の均一さ)、「音程の正確性」を追求すればするほど「不幸になる」世界なんて、私にはとても耐えられません。ねえ神様、やっぱりこの地球世界って「宇宙の中での『最果ての流刑地』」なんでしょうかね?(爆)・・いやだって、本当、疑っちゃいますよ、何で未だにあの論外音率(←律?)が大手を振るってはびこっているのか、私には到底理解できません。)
 

 それからですね、、っと、あぁ、昼休みが終わってしまいます(泣)。

 そういう訳ですので、神様よろしくお願い致します。

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『フレットの遺言』シリーズその5(A=441Hz) [私のうねうねフレットギター]

前に載せたかもしれませんが、リュートをミーントーン(1/6コンマ含む)にフレッティングすることについて解説した外国のサイトがありますね(ダブルフレットも解説)。
http://home.planet.nl/~ooije006/david/writings/meantone_f.html
上記サイトの記事書いた方は、ダブルフレットまで入念に解説しているところを見ると、明らかに1/6よりも1/4の方を推奨してますよね、楽器も鳴るって書いているし。


参考までに、うねフレットのエレキG、外国サイトその1
http://www.truetemperament.com/site/index.php?go=0&sgo=0

その2(超うねフレット。。ここまで来ると凄いですよね)
http://ninestring.org/index.php?topic=243.0
「フレットがうねっていると弾けない」とか言っていると、この超うねフレットのエレキギタリストに馬鹿にされるかも(笑)・・・まぁでも確かに初見弾きなどでは弦がビリツキやすくなるのは否めないのですが(汗)。

 ともあれ、古典調律(というか「非」12平均率(←律?))のフレットの楽器を弾いている外国の人は、今の私のように、「毎日が楽しくて仕方ないや~」、多少のミスがあっても「全体としては凄く良い響きでしょ? 『音律』そのものが『極めて音楽的』なので、ミスがあっても平均率楽器のように「耳障り」じゃないでしょ?」って感じで、毎日ハッピー&どんどん録音upしていると思いますよ(などと、さりげなく?読者を誘導してみる(汗))。


 では、今夜もやってまいりました。『フレットの遺言』シリーズその5

 いやあ、最初に如何にも調子の良いことを書きましたが、流石に3日連続で弾くと超~疲れますわ(泣)、、初見弾きで弾ける曲も無くなってきたし。

 まぁでも所詮はアマチュアだし、自分が楽しむ分には良いですよね、ミスが多くても(←既に言い訳モード)。

というわけで、今日は少なめで。まずはG.サンス(バロック、スペイン)のパヴァーナ


同じくサンスのエスパニョレッタ



全音のエチュードシリーズから、コスト(ロマン派、フランス)の易しめの練習曲です(京本編)。
第2番、6番、7番(ここまでハ長調)、第8番、9番、10番(ここまでイ短調)と弾いてみました。

10番はリベンジしたいところです(10番の後半が結構気に入りました)。


 それでは皆さま、良い芸術の秋を・・・ってもう暦は冬ですね(汗)。





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(随時更新?)チェンバロ初心者レッスンの導入音律が「ミーントーン」になる社会になれ~!!(爆) [神様お願い]

神様お願いです。

 ・・・え、今日のはタイトルだけで『分かる人は分かる』から、それ以上は言わなくても良いですって?

 じゃあ一言だけ(笑)

 調べれば調べるほど「チェバンロ」には「ミーントーン(中全音律)」が最適って結論が出ちゃうんですよ(汗)。
 なので、「中途半端な不均等音律」でレッスンするのはやめて、これからはチェンバロの世界では「ミーントーン中心主義」にしませんか?(せめて「1/6ミーントーン」くらいはレッスンで使いましょうよ!)


 それから・・・え、もう字数制限オーバー?(汗)、え、数日で色々とお願いし過ぎ?、、いやちょっと、神様、最近冷たいなぁ(汗)


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(20日に若干加筆)『フレットの遺言』シリーズその6(A=444でコストとソル)遂にやった!愛の周波数偉大なり! [+ピッチ論]

今日はネットで話題(大騒ぎ?)になっているA=444Hzを試してみました。

結論から言います、、、、凄い、これ本当に凄いです!!!!!(びっくり仰天&驚愕)


いつも平日「木曜」夜は一週間の疲れがピークになって楽器演奏録音どころではないのですが、今日は「楽器が良く鳴る」どころか「弾く毎に元気が出る&楽器からエネルギーをもらえる」という感じで、「疲れ知らず」モードであっという間に20曲くらい平気で弾いてしまいました。

いやぁ、3年前くらいにmixiで「A=444が良い」という情報を教えてもらったときは半信半疑より「疑」の方が強くて、「通常より4Hzも高いと楽器にストレスがかかりそうだ(汗)」と勝手に心配して、そのときは試さず終いだったのですが、今考えると本当にもったいないことをしましたね(教えてくださった方すみませんでした)、、、まぁでも、試さなかったからこそこうして平均率(←律?)に安住?しないで済んだと思えば良いですかね。

何にせよ、古典調律+A=444Hz(←※重要点はCを528Hzの「愛の周波数」にすること)ってもしかすると「最強のタッグ」になる可能性ありますよね、、、、「~よね」とか書いても何が何だか分からないだろうから(汗)、演奏UPしますね。

ええと、まずはコストから。昨日のリベンジ演奏の10番イ短調と、コストのエチュードで最も有名なニ短調曲(第20番)です。


 昨日に比べて圧倒的に楽器が鳴っているの、おわかりでしょうか?

次、19番ニ短調(おそらく有名エチュードの直前に弾くペア曲)と、11番ハ長調


 この周波数システム、何というか、弾いていて「暖かいものに包まれる」というか、そんな感じなんですよ。聴いている方にも伝われば良いのですが。


次、13番ト長調と14番ホ短調と16番ニ長調


 この周波数システム、本質は528Hzの音にあるようで、それが「愛の周波数」と呼ばれています。


次、第23番イ長調と29番ハ長調



ト短調曲の第37番と38番、これも2つでペアって感じですね。


これだけ弾けば普通はもう「へろへろ」モードになるはずなのですが、今回は逆に「弾けば弾くほど元気になる」感じでした。凄いですよこの周波数システム。

 で、元気が有り余って、ついには簡単なエチュードでは物足りなくなったので(笑)、有名な難しいエチュード作品38にも手を出しました(爆)、、、まずは第1番イ短調と第2番ハ長調


次、過去の発表会で発表した曲です。どちらもイ短調で、第7番と第18番です。凄い格好良い曲です。特に第18番の中盤の盛り上がり対位法部分は絶品ですね。もぅコスト最高!(爆)


まだまだ元気が有り余っていたのでソルも弾きました。全く何という凄い周波数システムでしょう!!

まずは作品31の第1番ハ長調と第3番ニ長調



次、31-13ハ長調、この曲、古典調律で弾くと本当に、もの凄く良い曲なんですよ。雰囲気だけでも感じ取っていただければと。


31-15ト長調です。


最後、月光のリベンジです。ちょっと調弦が甘くなってますかね。


まぁそんな訳で、皆さまも是非A=444を試してみてください!!

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(素案)「あの音律」は『陰謀』であることを全ての人が気付く世の中になりますように~(爆)!! [神様お願い]

 神様お願いです。せめて私の「愚痴」だけでも聞いてください(笑)。

 今の社会って、人の揚げ足を取ることに重点をおいて批判する人結構いるじゃないですか。あれって12等分平均率(←律?)、(以下「12ET」)の演奏を巡るやりとり(笑)と同じだと思うんですよ。

 つまり、12ETでの演奏だと、「1音でも間違えると(聴く方も弾く方も)凄くモチベーション下がる」じゃないですか。だから、聴く方も弾く方も、「少しのミスも許せない」モードになっちゃいますよね。 弾く方は、1音でも間違えると「あぁもう駄目だ、これでネット上に演奏upできない(泣)」ってことになっちゃいますよね(そうですよね?ROMされている方(爆))。
 1音でも「違う音」出しちゃうと凄く目立っちゃいますよね、12ETでの演奏だと。だって、12ETのシステムは、12種類の音(音高)における音同士の「関連性」、「親和性」、「組織性」、、、etcが、ゼロ(←全くの『皆無』)なんだから、そんなの当たり前ですよ。それどころか「楽譜通りの音」であっても、「汚い和音しか発しない」から、部分的に弱く弾いたりして誤魔化さざるを得ない訳ですよ。

 それとは全く逆に、古典調律で演奏されると、(純正度の高い音律であればあるほど、)間違えても「別にどうってことないじゃん」モードになりますよね。だって、古典調律の12種類の音(音高)は、「相互に強い関連性、親和性、組織性・・etc」があるんだもの、至極「当然」のことですよ。
 数年前にNHKで放送された「ぴあのピア」の初めの頃を見た人なら分かりますよね、プロの演奏家がミスだらけのチェンバロ演奏をしたにもかかわらず、それをそのまま放送して、しかも演奏者はそんなミス全く意に介さないように恍惚の表情で演奏を続けていたのを。

 あぁ、何か疲れちゃった(汗)、何でこんな「当たり前」の事をウダウダ書かなければいけないんだろう。
 今まで色々な側面から12ETの酷さについて書いて来たけど、これら全部読んで納得して、未だに12ETが「陰※音律」「※謀音律」だって気付かない人、ハッキリ言って馬※だよ、本当。

 今や「上の人」だって明言しているじゃないですか。
http://tokyocollegium.blog110.fc2.com/blog-entry-313.html
>12等分律が十九世紀半ば以来、少なくとも音楽愛好家が自律的に望んで採用した音律ではなく、いつの間にか与えられていた音律であることは確かですね。
 ・・・って。凄いソフトな表現だけど、12等分律が「陰※音律」「※謀音律」であることを暗に認めているよ、これ。

 もう止めようよ、壮大なる「猿芝居」を何時までも続けるのは。
 もう止めようよ、古典調律(特にミーントーン)の「文献」や「図面」が出てこなくて、出てくる文献や図面が専ら12ETのものだからって、12ETの正当性を許容するのは・・・・陰謀なんだってば、全部。気付こうよみんな。

 
というわけです、神様、私の愚痴聞いていただいて有り難うございます。
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(19日昼妄想追記)愛の周波数528Hz&(運指)イ長調純正型ギターによる最強タッグ実現(笑) [+ピッチ論]

という訳で、昨日のA=444Hzの「エネルギー補給ピッチ」に気を良くした私は、「では純正律型ギターで弾いたら更に凄いことになるのではないか?」という仮説を立てて、早速実行に移すのでありました。

 ちなみに今夜、12フレットまでの全てのフレットを付けました。これです。

フレット付けた.jpg


 で、今回もA=444Hzにして少し弾いてみたところ、「何かイマイチ愛が来ない(笑)」と感じたため、良く検討してみると、どうもCのピッチが528Hzよりも低いんですね(汗)。

 つまり、前にも記事にしましたが(↓このとき311の直前だったんですね、そういえば(汗))、
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2011-03-09
A=444Hzで上のCが528Hzになるのは、12等分率(←律?)の場合なんですよね。で、前回のヤング改の場合はラッキーなことに(?)、A=444HzでCがほぼ528Hzになったのですが、この音律の場合はA=44「6」HzくらいにしないとCが528Hzにならないことが分かり、基準ピッチをA=446にして調弦しました。

 先ずはこの「愛の周波数528Hz」をお聴きください。ギターと電子チェンバロの音です。


 この「愛の周波数」は、ネット上では「DNAの修復に良い」とか色々言われてますよね・・こういった音程論、ピッチ論は、ヨガとかチャクラがどうのこうのとか、そっちの世界に繋がっているようで、これも今後の研究課題になると思います(←もぅ研究課題ありすぎ(汗)、、、結局音律の世界って「あらゆる事象」と繋がっているので、こういうことになっちゃうわけですよ(笑))

 と言うわけで、曲行きます。

 まずはクリスマス曲2曲です。最初が(運指)イ長調の「A Way in a manger」という曲で(W.J.Kirkpatrick作曲)、このギターの場合、「運指」上Gの音が「愛の周波数」に当たるため、1曲目ではこの音が出て来ません。ただイ長調なので響きは抜群です。
 対して2曲目が賛美歌第二編128番「世のひと忘るな」(作者不詳)で、運指イ短調の曲なので、「愛の周波数」音が可成り出て来ます。 2曲続けてどうぞ。



「愛の周波数」音、分かりましたでしょうか? 次に、運指ハ長調で、13世紀のキャロル(作者不詳)「慈しみ深き王ウェンセスラス」という曲(属音が愛の周波数音)と、主音が愛の周波数音となる運指ト長調の賛美歌103番(牧人ひつじを)の2曲を続けてどうぞ。


 今の2曲は、3度の響きは「ピタゴラス」です。


クリスマス曲の最後の2曲、いずれもト長調(主音が愛~)で、「乾杯の歌(作者不詳)」と「Unto us a Boy is born(作者不詳)」です。どうぞ。


次、やはり今夜も元気が有り余ってますので(←明日過労死したりして(爆))、ソルのエチュードも弾きます。
今回の曲の楽譜は、いずれも全音ギターエチュードシリーズ、ソル32のエチュード(西野編)に入ってます。
今まで結構UPした作品60の4ハ短調(属音が愛~)と、60-12ト長調(主音が愛~)です。どうぞ。


次、作品35-3イ短調(愛~がちらほら)と、31-17ハ長調(属が愛~)です。


 31-17は私的にはミーントーン系で弾きたい感じがありますね。ミーントーンで弾くともの凄く感動できるbutこのギター(運指ハ長調はピタゴラス)だとどうもなぁ(汗)。


 で、次は作品60-16ト長調(主音が愛~)と35-14イ短調(たまに愛される(笑))です。


35-14は後半のカノン的対位法の部分が凄く好きです。

 で、次。作品31-2イ短調(最高音で愛される)と、35-4ト長調(最後なので一杯愛される(笑))です。




 愛の周波数、いかがでしたでしょうか? 明日はいよいよ名曲「月光」の検証ですかね。


 それではまた!!!

----19日(土)仮説(妄想?)的追記-------------

 「愛の周波数」って、「基準ピッチ」がなかった頃の昔の人は、色々試しただろうから絶対知っていたはずだよなぁ・・勿論「528Hz」の数値って意味じゃなくて、例えば「この音程が非常にパワフルだ」、「何となくこの当たりの高さの音だと『体が喜ぶ』」、「心が落ち着く」、「暖かい気分になる」、などのことを。

 その典型例がフレット楽器。昔はフレット楽器の調弦は、「楽器が最も良く鳴るピッチ」にして弾くことが前提だったから、このピッチも絶対試されたはずなんだよね。
 例えばルネサンスリュートなんかはC調を基本としているし、ギターでも標準より短三度高い「テルツギター」なるものが流行ったので、Cの音程をこのピッチにするのって絶対試されていた(知られていた)と思う。

 あと、フランスのクラヴサン音楽では現代ピッチよりもほぼ一音低いピッチで調律されていたことが知られているけれども、そうすると、Dの音程をこのピッチにしていたことが予想されますよね。で、フランスクラヴサン音楽のD調の曲って「愛情溢れる曲想の曲」が盛りだくさんなのではないですか?って天からの啓示(笑)が来るわけですよ。。。例えばクープランのクラヴサン第14組曲ニ長調とか(下記参照)、ラモーやデュフリのニ長調曲とか・・
http://www.interq.or.jp/classic/classic/data/perusal/saku/Couperin.html
 他の調の曲でもDの音を効果的に使っていないか、とかチェックすると面白いかも。
 他のバロックだったらC♯音のチェックってことだよね。。

・・いやぁ滅茶苦茶面白いなぁ、ピッチ論の妄想も(爆)


更なる被害者的(笑)妄想:

 「愛の周波数」による音叉(つまりC=528Hzの音叉)を大量生産して販売したら「爆発的に」売れると思いますね(笑)

 っていうか、昔は「あった」んじゃないですかね、C=528Hzの音叉。だって、リュートもテルツギターも「C」基準だし。鍵盤楽器だって「古典調律」をCから音程を作って行く方が圧倒的に調律しやすいってのが「常識」なんですけどね、、、何故に無いんでしょうね?何故に「発見」されないんでしょうかね?昔の人が使っていた「C」の音叉(爆)。 どこに「保管」されているのかなぁ~?(爆) いつ「発見」されることになるのかなぁ~(笑)

 「陰謀」者さん、もういい加減に降参してくださいよ(爆)
 白状してくださいよ、Cの最適ピッチを研究されると「色々と困るんだ」ってこと、「みんなが健康になっちゃうと金儲け出来なくなる」ってこと、「人口削減計画に支障をきたす」から情報規制してるってこと、、etc。



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(21日微修正)愛の周波数528Hz&テルツ音程仕様純正ミーントーンギターによる超ウルトラ最強コンビ実現(笑) [+ [+ピッチ論]

 あ、Enriqueさん、REIKOさん、コメントありがとうございます。すみません、明日にレスさせていたきますね(汗)。
(連絡:REIKOさん、何はともあれ「528 愛の周波数」でググってみてください。うじゃうじゃサイトが出て来ます。なお、この議論の争点は444ではなく528の方ですので。)
http://www.google.co.jp/#hl=ja&source=hp&q=528+%E6%84%9B%E3%81%AE%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0&gbv=2&oq=528+%E6%84%9B%E3%81%AE%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0&aq=f&aqi=&aql=&gs_sm=e&gs_upl=0l0l0l1021l0l0l0l0l0l0l0l0ll0l0&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&fp=d7b870a8afe4de8d&biw=1024&bih=545


 という訳で、昨日の「愛の周波数+純正律型ギター」の結果に満足した私は、「あれ、それなら、愛の周波数+純正ミーントーンギターならば、もっと凄いことになるのではないか?」との新たなる仮説を立てて、早速実行に移すのでありました。

>明日はいよいよ名曲「月光」の検証ですかね。
・・・すみません、保留です(汗)。既に録音はしたのですが。

 純正MTギター・・・それは私が音律研究を本格的に行うきっかけとなった謂わば「エヴァギター初号機」(笑)。 この初号機は「子供用」(笑)のぺぺギター弦長580mm(弦長が短いのでテルツギター仕様)・・・久しぶりの出動です。

 結果から言うと、やはり純正律ギター以上のエネルギー(愛)をもらえましたね。今日は40曲くらい(爆)録音しましたが、まだまだ全然行ける感じでした(時間切れのため終了)。ちなみに1/4純正MTでC音を「愛の周波数528Hz」にするには、A=441Hzくらいにすれば大丈夫です。

 では今日も愛の周波数から。このギターはテルツギター仕様なので、ルネサンスリュートと同様に5弦開放弦がC音になります。



 最初はルネサンス曲で、リュートのための2つの小品より第1曲とルネサンス時代の珍しい「フーガ」です。どちらも「運指イ短調」曲なので、主音で愛されます(笑)



次、アテニャンのパヴァーヌとガリアルド他です。運指ニ長調曲なので、(21日微修正)「属音」で愛が来ます。すみません最初「下属音」って書いちゃいました。ニ長調でのA音は「属」音ですよね、馬鹿だな私(てへへ)


同じくアテニャンの「生きている限り」。調も同じです。
(21日微修正)
誤記(錯誤):家族愛ならぬ下属愛(笑))。
正しくは:運指A音が属音なので「属こんLOVE」(爆)


ナルバエスの「牛を見張れによる変奏曲」、ハ長調なんだかイ短調なんだか良くわからない曲です(汗)


ここで一発芸などを(笑)、、ムダーラの有名なファンタジアの出だしだけ、、、MTで弾くと滅茶苦茶美しいと思いませんか?


ルイス・ミラン(スペイン)のパヴァーヌ第1番イ短調


同第2番ロ短調



同第6番ニ長調


作者不詳シチリアーノ、イ短調


サンスのパヴァーナ、イ短調、、1/4MTリクエストが来たので(笑)弾きました。


グリーンスリーブス、イ短調、バレットのリュートブックのもの。


やはりイ短調、What If a Day or a Year



前にも弾いたノイジドラー親子の舞曲2つ


英国のブランル、やはりイ短調


アイルランド・チューン(ニ長調)とバラッド・チューン(イ長調)


オランダのラウンド・ダンス(ハ長調)と、ダウランド作曲の哀しい歌(ホ短調)



未だ半分もUP出来てないですが(爆)、とりあえずこんなところで。

 やはり愛の周波数&純正MTのコンビは最強だった(笑)
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昨日の続き~やはり愛の周波数&純正MTのコンビは最強だった(笑)~ [+ピッチ論]

と言うわけで、時間も余りないので(汗)さっさと昨日の続き行きます。

(しかし、こんな調子で演奏UPしていったら、このブログのリソース容量(←1ギガ中既に半分使ってます。)があっという間に無くなるな(爆))

本日の第1音源曲目、といっても昨日録音したものですが(汗)、シャイト編のルネサンスアルバムから、作曲者不詳(以下「Anon」)の「A Toy」(運指ト長調)とネグリの「愛の束縛」(運指ホ短調)です。


では第2音源曲、以下は全て「シャイト編のバロックアルバムⅠ」からの曲です。まず、Anonによるアントレ(運指C)とクーラント(運指イ短調)とジーグ(運指同前)


第3音源、引き続きAnonによるカヴォットAmとアリアCとメヌエットAmとジーグCです。


第4音源、Anonのアリアとメヌエット(運指G)とトレッツァ(同C)です。


第5音源、Anonのパルティータハ長調より、イントラーダとブーレ&ドゥーブルです。


第6音源、同前、メヌエットとガヴォット&ドゥーブルです。


第7音源、ロジー作曲のジーグ(運指イ短調)です。


最後の第8音源、ロジーのパルティータハ長調より、シャコンヌとジーグです。


 いかがでしたでしょうか? 
単に①「和音が極めて美しい」、「ギターが良く鳴っている」というレベルだけでなく、
②「何か聴けば聴くほど元気が出て来た」、「まるで体内のDNAが喜んでいる(爆)みたいだ」というレベルまで感じられたのなら、この企画は「大成功」と言えますね。

 聴く人が単に①しか感じられない(①のレベルまでしか達しない)のであれば、⇒演奏者だけが元気&幸せになれる⇒ならば皆さんも演奏者側になろう!(笑)
 という展開になると考えられますね。

 ま、いずれにしても、演奏者側は、人前で演奏する時は「より良い音律&ピッチで演奏しましょうよ」、ということで(めでたし愛でたし?・・・ちゃんちゃん(笑)) 

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続・平日帰宅後にギターでGO(笑)~愛周波&純正MTGでバッハ~ [+ピッチ論]

 と言うわけで、愛の周波数にハマッテいる一方、REIKOさんコメントにあるように、「これはニワカには信じられない&何か胡散臭いぞ」モードの方も結構いらっしゃるのではないかと思いますね。

 まぁしょうがないですよね、私も数年前はそうだったのですから・・・(何年か前にmixiでこの情報を教えてもらった時にはニワカには信じられなくて、ずっと試していなかったんですよ)。


 で、この周波数は結構重要に感じるので、コメントレスを本文でも再掲しますね。

-----再掲抜粋モード---------

  でも、各種サイトの記事を幾つか精読してみれば分かるように、この周波数の効能を力説しているのが「医者」の人だったり、プロの音楽家でも「私の演奏家としての○○を懸けても良い、これは事実だ」みたいに力説している人がいるんですよ、勿論日本人じゃなくて外国人ですけどね(笑)。

 で、試しにやってみたら、本当に「何曲弾いても疲れない」モードになったんです、これ嘘偽りなく「事実」なんだからしょうがないですよ。仕事帰りの平日夜に20曲30曲も演奏UPすることがどれだけ大変か、ということを考えれば、私が嘘言っている訳ではないということは(少なくとも楽器弾いている人には)分かっていただけるかなと。

 思い出してみると、私がチェンバロを純正ミーントーンにして「いくら弾いても疲れない」モードになった体験って、バロックピッチではなくてモダンピッチ(A=440)での体験だったって気がするんです。つまりCの音程が「愛の周波数」に近かったんだなと。


 世の中には、エネルギー不足で喘いでいる人が沢山いますので、そういう方には是非お薦めかなと。

 という訳で、私は「ちゃんと記事書きました」からね(笑)・・・後で「何であの時もっと強く説得してくれなかったの?」って言うのナシですからね(爆)

-----再掲抜粋モード終わり-----------

 ちなみにC=528Hzの音叉って既に販売されているんですね(びっくり!)。
 幾つか販売サイトがあるようですが、私が調べた限りでは、下記サイトのもの(DNAチューナー)が比較的安いです。音楽用のモノに比べると凄く高いですが(汗)。
http://asiazacca.com/?mode=cate&cbid=570739&csid=0

 あと、ヒーリング用の音叉はインドで本格的に研究されているようで、インドのものは比較的安く手に入るみたいですね。「流石はインド!」と感心した次第です。

 逆に、愛の周波数に何かを感じた方や興味を持った方は「ソルフェジオ音階」のキーワードで検索すると色々面白い情報が得られるかと。
(ひそひそ・・・ちなみにエマヌエル・バッハも「ソルフェジオ」って曲を書いているんですよね、、これと関係有るのか? とか、妄想ワールドが広がるわけですよ(笑)。あと、「ユダヤ音階」とかも面白そうですよね、、ユダヤ人だったメンデルスゾーンのピアノ曲の「想定音律」が良く分からない現状な訳ですが、「ユダヤ音階」を調べれば何かが分かるのか? とか色々。)


 では本題。あっ、でもでも、今日の演奏はミスが多いので、「愛の周波数」を信じられない人は聴かない方が良いかも(爆)・・・自分用に昼休みに聴くためにUPしたってことにしましょう、今回は(笑)。

まずはバッハの有名なメヌエット(運指G)、但し「バッハ作でない」というのが通説のようです。


次、同じく「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」に入っているマーチ(運指C)

  あ”~~、リベンジしたい(爆)


バッハのリュート組曲第1番の有名なブーレ


最後、これは途中までなので、完全に「一発芸」シリーズですね(汗)。バッハのリュート組曲第2番の前奏曲、途中まで



と言うわけで、世の中「弾いたモノ勝ち」ってことで(笑)

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ベンズアルデヒドと聖書の暗号ほか [たわごと]

医学博士の岡崎公彦氏が著した「がんの特効薬は発見済みだ!」という本が話題になっている(たま出版、1000円、発行開始から半年後の本年9月の段階で既に第5刷、非常に薄い本)。

 それによれば、がんの特効薬として「ベンズアルデヒド」という物質があり、この物質の効能は日本人(東風睦之博士)により発見され、国際的に権威ある学術誌(米国国立スローンケタリングがん研究所の機関誌)に1985年5月に掲載された。
 しかしながら、この「特効薬」に関する追治験論文を提出すると、明確な理由も示されずに「不受理」になるために、追治験の報告が国内的にも国際的にもなされないのだそうだ。
 不受理になる理由は、要するに、極端に病んでしまった社会の構造、ということだ。

 今、「ベンズアルデヒド」による癌治療についてインターネット上で病院等への問い合わせが殺到している状況だと思われる(検索すると分かる。)。

 このように「人の生命に直結」するものであれば需用側も提供側も対応が速いが、「音律の世界」は全くもって呆れ返るくらいの緩慢さである。論外音律蔓延を許してから、もう「100年以上」も経ってしまったのではないか?

 あぁ、昼休みが終わる(汗泣)

 で、今、最もホットな話題のキーワードは「聖書の暗号」ではないか、と思う。

 あー昼休み終わった。










 
 




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昼休みつぶやきシリーズ~今後の予定など~ [たわごと]

あぁ、アカンアカン、油断すると直ぐ怠けてしまう(爆)

ええと、昨日の記事の「聖書の暗号」につき、要するに、旧約聖書の幾つかの章(節?)については、昔から筆写にあたり、一字でも間違えたら「宇宙が壊れる」、「神への冒涜」と考えられてきて、もの凄く厳格に筆写されて来たらしいのですよ。で、その旧約聖書には様々な「予言」の情報が一定文字置き毎に書かれている、ってことなんですね。
 で、私としては、予言情報うんぬんよりも、厳格に筆写されて来た聖書の世界に対して、古い音楽の「楽譜」はもの凄く軽く扱われているなぁということを嘆きたかったんですけどね、、、ま、分かる人は昨日の記事だけで分かるでしょう、ということで(えっ、そんなの分かるわけないって?・・いや、だって時間ないんですもの(泣))。

上記事項に関しこのサイトとか非常に良くまとまってますよね(感心)。
http://www.246.ne.jp/~y-iwa/3yobichichiki.htm

 結論(というか私の主張)としては、古い音楽の音を、「論外音率(←律)に合う」ように改変(改悪)したり加えたりすることで、オリジナルの楽譜を平気で改ざんしてしまう今の御時世は、もの凄く腹が立つ&到底我慢が出来ないということである。
 これに関しては最低限、「原譜の音はこうである」と注意書きすることが必要であろう。(さらには、「現在の一般的な音律ではマッチしないのでこのように変えた」と書く必要があるが、今の御時世では難しいかもしれない。というか、そもそも「それが分かっている人」ならば、音を改変するなんて「愚行」は決してしないだろう(笑)。)

 
では本題。

次の日曜日にKBⅡピアノの調律をお願いすることになっている。
 今回はすっかりマイブームになった「528Hz」の周波数が入るように調律してもらう予定。
 ただ、C=528にすると(前回A=430にした関係で)「断線の可能性大アリ」、とのこと(汗)。
 なので、今回はC#=528にしようかと考えている次第。

今日は比較的早く帰れそうなので、何をするか? が問題だ。
 このブログで「自己ノルマ」を課して世界発信しておかないと、
 「お酒飲んで、ネットサーフィンして、その後疲れて寝る」
 というお決まりの行動パターンにハマルに決まっている・・・実際この数日がそうだった(自爆)

 行動パターンとしては、大別して
 ①鍵盤モード ②ギターモード ③ミクモード ④単なる記事(だけ)モード
が挙げられよう。

①は、チェンバロをC=528にして演奏upすることが考えられる。
②は、ネタが大分尽きてきたのだが、弾けそうな曲は探せば有る(はずな)ので、楽譜探し&演奏up、、あ、あと1/6MTでのC=528って未だやってないや、そういえば。
③は、秋の歌詞付けを行った曲が結構溜まっているのだが、もう季節は冬なんだよね(汗)、どうしよう。

④をやるとしたら、ソルの月光の解説を未だやっていなかった、そういえば。


 うーむ、どれかに絞れないままに昼休みが終わってしまいそうだ、、、とにかく今日は何かするんだ私!(笑)、頑張るんだ私。



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ギター黄金時代の検証~ソルの名曲「月光」編~(愛の周波数のオマケ付き) [純正律(Just Intonation)]

 というわけで、消去法により、この記事を書くことにしました・・やはり飲酒状態(←結局飲んでる(汗))&低気温下での楽器演奏録音upはしんどいですね。


 余力もないので早速本題(汗)。

 今回取り上げる曲は、ギターの「黄金時代」を代表する作曲家であり「ギターのベートーベン」とも称されるフェルナンド・ソル(Fernando Sor, 1778年2月13日- 1839年7月10日)の小品で、ソルが作ったエチュード集の中でも特に有名な、一般に「月光」と呼ばれるロ短調エチュード(作品35の22)です。

 これは前半部の楽譜
ソルの月光 001.jpg

 前に解説したように、ソルの時代に使われていたギターの典型的なフレッティングはイ長調が「純正律」になり(つまりA、E、Dの和音の3度も5度も全て純正になる)、そのため、B-F♯の5度が非常に狭い「禁則」和音になると考えられます。
 子供用ギターのため全体的に4度高いですが、この禁則和音の響きを鳴らします。

 分かりますでしょうか。非常に狭い5度ですね。

 このため、前に書いたように、この時代のギター作曲家は、主和音の5度が「禁則」になるロ短調での作曲を避けたのですが(勿論ロ長調も避けた)、ソルはロ短調での作曲に果敢に挑戦しています。ただし、ソルほどの大作曲家であっても、B-F♯を同時に「弾く」(打弦する)ことが出来ないロ短調曲での「大曲」は作ることは出来ず、エチュードのような小品にとどまっています。そして、このエチュードロ短調「月光」でも、B-F♯を同時に「弾く」(打弦する)ことは避けるように作曲されています。

スクロールだと見にくいので、もう一度楽譜を再掲します。
ソルの月光 001.jpg

 上の写真で、1小節目の頭で先ずBの低音(バス)が鳴らされ、2拍目で直上のF♯音が鳴らされます。このときには、Bのバスは可成り減衰しているので、B-F♯の唸りは殆ど気になりません。気になるような場合は、最初のBを弱く弾くべきなのかもしれません。

 さらに、このBのバスは、3小節目以降は鳴らされるのが回避され、9小節目(3段目の左端の小節)になってようやく「2拍分だけ」鳴ることが「許され」ます。つまり、第9小節は曲の出だしと同じような感じと思いきや、楽譜の音価が異なって書かれているのです(第2&9小節目の下のF#音も違う。)。

 前半部の最終小節での(上から)B⇒F♯⇒B音も要注目です。B⇒F♯の「4度」音は同時に鳴って(響いて)いることが許され、その一方で、F♯⇒Bの「5度」音は同時に響かせないように記されています。つまり、この曲の前半最後のB音を弾く際にはF♯音を「消音する」ことが、イ長調純正律型ギターを弾くときの「たしなみ」となっていたのではないでしょうか。

 そういったことに注意して下記音源(前半部のみ)を聴いてみると、今までとは全く違った新たな「発見」があること間違いないでしょう(※ただ、これ弾く際には「9小節目のB音が2拍で打ち止め」まで意識してなかったかも(汗)・・前半部の最後は意識して弾いてます。)



 では後半部に行きましょう。
ソルの月光 004.jpg

 楽譜写真にありますように、後半部はコード的にはBmで始まって、F♯7 ⇒ Bm ⇒F♯ ⇒ Bm ⇒F♯7 ⇒Bm ⇒F♯・・と、Bm中心で進行していきますが、それにもかかわらず、何故か一向にBのバス音が鳴らされず、低音はF♯のオルゲルプンクトのような感じで進行して行きます。何故でしょうか? そうです。B-F♯の5度が「汚いから」です。例えば後半の頭でBのバスを弾いたりすると、上のF♯音との関係で曲が「台無し」になってしまうのです。
 後半部のみの音源です。ここでは「リピート繰り返し」を入れて演奏してますが、繰り返した後の方が消音に気を遣って演奏しましたので、これに注意して聴かれると新たな発見があるかと思います。



 総じて、この曲では、1弦2フレットの高いF♯音が鳴らされる場合に、極力下のB音を使わないように注意深く作曲されていることが分かります。つまり、前半の8,10小節目、後半の1,8,18,24,31小節目などを見ると明らかであり、さらに前半の2小節目、後半の第5,9,25,30小節目などは「2音の響き」自体はあるので「ギリギリ」の線を狙っており、いずれにしても「同時打弦」は回避されていることが分かります。これは「単なる偶然」で片付けられる問題ではないのです。(追記:後半の第9小節目は「勝負」音かも知れませんね。つまり、この小節は、前半部の頭などとは違って「強い表現」が求められるところであり、B-F♯5度の「禁則」和音を敢えて強く響かせる箇所とも考えられます。)

 さらにもっと沢山調べれば、新たな事項がもっと発見出来るのでしょうけど、流石に疲れてきたため(爆)、この辺にしておきます。

 最後に通し演奏です。

 この「イ長調純正律」型ギターでの月光、単なる一愛好家の私&おもちゃギターなんかじゃなくて、プロの方の最高級手工ギターでの「本気演奏」を是非聴きたいですよね・・・本当、一体あと何年かかるんでしょうね? 日本で「脱・平均率(←律?)化」が達成されるのって。。。
(ぼそぼそ・・・あぁ恨めしい・・・ウラメシ~ m( ̄_ ̄m )~†┏┛墓┗┓†~(m ̄_ ̄)m (超爆))


 ではそういうことで、皆さま良い芸術の晩秋秋~初冬(笑)を!!




 
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KBⅡ+C=愛の周波数528Hzの調律 [+ピッチ論]

 11月27日(日)の午後14時、前回KBⅡの調律を御願いした調律師の加屋野氏が再び到着。

 今回は表題のように、ピアノの付加価値を更に高めるべく(?)、Cのピッチを528Hz(別名:愛の周波数)にするべくKBⅡ調律を御願いした。

 加屋野さん、今回は斬新な頭髪で御登場。

調律開始1.jpg

 以下は補足情報。

 これが愛の周波数を発する音叉である(インド製、材質はアルミニウム)。以下は「愛音叉」と略称する。
528Hz(愛の周波数) 001.jpg

 で、この音叉のピッチとAの音程との関係をチューナー計測してみたところ、以下のような結果が得られた。

まず12等分平均率(←律?、以下「12ET」と略称する)チューナーをA=444Hzに設定してみる。
528Hz(愛の周波数) 007.jpg

この状態で愛音叉を鳴らしてCの値を測定すると・・・
528Hz(愛の周波数) 008.jpg

御覧のように、若干高めの値が出る。つまり、12ETの場合は、Aのピッチを444Hzよりも若干上げた方がC=528に近づくということである。

 試しにA=445Hzにすると・・
528Hz(愛の周波数) 010.jpg

下記のように、ほぼジャストの値が得られた。
528Hz(愛の周波数) 011.jpg

 次に、1/4コンマのミーントーン(以下「MT」と略称)の場合を調べてみる。
 まず12ETと同様にA=444Hzに設定する。音律はE♭型の通常MT(チューナー画面の右側参照)である。
528Hz(愛の周波数) 012.jpg

 この状態で音叉を鳴らして近づけ、Cの値を計測すると・・・
528Hz(愛の周波数) 013.jpg
  すると、予想通り、チューナの針は低い値を示す。

 で、調べてみたところ、前の記事で
>「A=441」くらいでCが愛の周波数になる
旨を書いてしまった記憶があるが(ですよね?(汗))、どうも441ではCの値が合わない結果となってしまった。
すなわち、上記設定でA=441にしてみる。
528Hz(愛の周波数) 017.jpg

 この状態から愛音叉を鳴らしてC音を計測すると・・・
528Hz(愛の周波数) 018.jpg
 このように高い値を示してしまう。つまり、Aを441よりも高くしないとCの値が合わない、ということである。

 今回調べた結果、MTでは、このようにAを443Hzに設定した場合に・・
528Hz(愛の周波数) 015.jpg

 Cの値がこのようにほぼ528Hz(愛の周波数)になることが分かった。
528Hz(愛の周波数) 016.jpg


17時30分、調律終了。 今回も3時間余りにわたる大手術(?)作業であった。
加屋野さん今回も有り難うございました&お疲れさまでした~!

 
(追記)結局、子供が寝たのが9時近くなので、今日も「活ピアノ」(笑)の録音upは出来ず終いでした、、、ま、小さい子供3人を持つ家庭なんて、こんなものですよ(汗)。



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