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このブログを立ち上げた理由(「mixiの某コミュ内でのレス」形式) [たわごと]


○○○○さん

 コメントありがとうございます。

 私、○○○○さんには、公共の場(?)でお詫びとお礼を言っておきたかったので、召還させていただきました。(ちなみに今、「泥酔モード」で書いてます、シラフではちょっと書けないので(汗))

 まず、数年前(2年間でしたっけ?)の議論で、○○○○さんの問いに全部答えられなかったこと、ずっと申し訳なく思ってました。このコミュでは限界があると思ったので、自分のブログ立ち上げて、そこで出来る限り答えたつもりです。

 私、自分で立ち上げたスレ(「どうしても駄目なんです、平均律」でしたっけ?)の最初で自己紹介したように、音楽活動は、ピアノ業界とクラシックギター業界という、本当にまるで、「平均律の権化」のような業界しか知らなくて、平均律「しかない」業界にいたんです。 それが、社会人になって古楽(チェンバロ)を学び初めて、平均律が次第に体に合わなくなって、最後には平均律フレットのクラシックギターも「体が拒否する」までに重症化(?)してしまったんです。

 で、フレットを改造するとか調律師にピアノを古典調律化してもらうとか、色々活動している内に、分かってきちゃったんです。古典調律について、「クラシックギター業界の「上の人」は(殆どの人が)何も知らない」、「ピアノ業界の「上の」人は「確信犯」である」ことが。 なので、まず、それをブログで世間にどうにかして伝えようと思いました。とても内容がヘビーなので、面白おかしくするしかないと思いました。苦肉の策です。

 もっと色々書きたかったんですけど、ちょっと長くなりましたので、ハショリます。次にお礼です。

 私、数年前の議論で、○○○○さんから「うだうだ考えているより、まずは実践だ」みたいなことを言われて、古典調律(特にミーントーン)の演奏upすることの踏ん切りがついたんです。本当、あんまり目立った行動を起こすと『殺されるかも知れない』って本気で怖がっていたんです。だってそうでしょ? せっかく古典調律について語り合えるコミュを見つけて一安心と思ったのに、最後には「平均律擁護論」になっちゃうんだもん。私の立ち上げたスレだって直ぐにタイトル変更されちゃうし。正直、不気味でしょうがないんですよ。
 そういうこともあって、自分のブログを立ち上げて、自分の言いたいことを自由に語ることにしました。

 Toみなさま:今日のブログ記事は、初めて「真面目な文調」で書いてみたので、気が向いたら読みに来て頂けると嬉しいです。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24




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○○○○さん

 ごめん、お礼言い忘れた(爆)
 本当、あのときは最後まで付き合ってくれて有り難うございました。
 私、○○○○さんの一言で勇気づけられました。
 これからも宜しくお願いいたします。

 但し、私はこれからも平均律を批判し続けますけどね(爆)


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(飲み会形式)打ち上げ無礼講雑談その1 [たわごと]

【視点】
 前々回に書いたように、近年、理科年表の平均律の説明の箇所の文体が、異様なほどに変質した。YouTubeでもミーントーンの演奏が次々にupされるようになった。「非」平均律フレットギターのHPも次々と公開され、YouTube演奏up者も増え始めた。
 さて、このまま音楽社会は順調に変わって行くのだろうか? 「脱・平均律」化は推進されるのであろうか? みんなで明るく楽しく音律や古典調律を語り合える日は来るのであろうか?
 今回は、「今までがどんなに変な社会であったか?」を、飲み会形式で明るく楽しく、たまに冗談も交えながら語る。
 なお、飲み会形式(無礼講)なので、「実名」がバンバン出る(爆)ことをご了解願いたい!
 「その話題はヤバいので伏せ字等に変えて!(汗)」という方はご一報を。 早急に伏せ字ないしイニシャル化します。今なら大丈夫です。読者そんなにいないから(笑)

【レジュメ】 
 はじめに:
 前々回に書いた記事の「仮説」が単なる「妄想」であるかどうかは、皆さまで考察・判断していただきたい。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24
 (ただ、これでキヨさんにドン引きさちゃったんだろうな、って思う。この「仮説」は、最初にキヨさんだけに個人メールで打ち明けたのだ。)

 「焚書」「破棄」の推測根拠:一例を挙げると、世に出版されている世界の偉人(ニュートンなど)の書いた書物等⇒「音律」に関する部分だけ何故か無い。少なくとも「情報規制」されてるなって凄く感じた。最悪、「破棄」「焚書」でしょ? (歴史的偉人が書いた「音律」についての情報求む!)

 1.「情報規制(?)」の一例(意図的かの有無を問わず、結果的に古典調律の普及を阻害していると考えられるもの)
  1-1.なかなか本屋に並ばない「モーツァルトの書簡集(日本語訳)」
    (「私の曲を平均律で演奏した奴は殺す」の箇所を早く読みたい(笑))
http://www.hakusuisha.co.jp/collection/mozart.php

  1-2.現代ギター誌の封建(無理解?)性(例:竹内氏、鈴木勝氏)
   A.現代ギター誌で長期連載された竹内太郎氏の「本気のバロックギター」(結局1回も音律の話は無し)と竹内さんご自身のブログ(「ミーントーン」が何回も出てくる!(驚))とのギャップ。
http://www.crane.gr.jp/~tarolute/index.html
   B.鈴木勝氏も「suzuki音律」の論文の掲載を断られた模様。
http://www6.ocn.ne.jp/~kiyond/suzuki1.html
   (鈴木氏の論文では、平均律に対する「もの凄い」気の使いようが伺える)
   C.早すぎた天才、西垣正信氏(古典調律フレットギター演奏の第一人者)

  1-3.アングラで密やかに語られるミーントーン
   「リュート,リュート,リュート!!!」の掲示板[2001年3月14日]参照:
http://www.asahi-net.or.jp/~ia8k-ynd/bbspast/971456680753366.html
   しかし、平八さんが「公共の場(楽器フェア等)」でミーントーンフレッティングで弾いているのを見たことがない。(コンサートは知らないが)
    蓮見さんについては後述。

 2.雑談
2-1.音律研究者は孤独である?(みんなが思う;「気軽に音律を語り合える日が早くこないかなぁ」)
  特にお世話になったHP
   玉木宏樹さん(ブログ以外は隅から隅まで読ませていただきました)
http://www.archi-music.com/tamaki/
   胡(えびす)三郎さん(あのミーントーン演奏upには度肝を抜かれました)
http://www1.ttcn.ne.jp/~ebisu-studio/index3.html
   むらしん(murashin)さん (秀逸な解説です。)
http://murashin.sakura.ne.jp/
   玉木氏の掲示板に登場された純正律研究のフォルテピアノ奏者の方(あの一言で私は純正律の研究を開始しました!)

  2-2.でもさぁ、そもそも音律研究してる人(←私含む)って、やっぱり「何か恐い」雰囲気あるよね・・・(確かに、私も強くそう思います(自爆))
  ⇒蓮見さんから簡易略歴(書)を要求された私。
  ⇒メッセージ出してもスルー(ワープ?)された恩師、知人(例:高橋先生、脇田さん(脇田さん15年くらい前に貸したCD返してよ~(爆)))
  ⇒このブログの読者登録は依然としてEnriqueさんのみ

  2-3.それでもやっぱり音律研究は面白い! こんなに面白いものが他にあるのか?!


  2-4.最近、親身にレス等をくださった人(っていうか勇気のある人?(笑))
    Enriqueさん(ブログ立ち上げのきっかけとなった人)
http://classical-guitar.blog.so-net.ne.jp/
    チェンバロの佐藤さん(人格者)
    調律師の梅岡さん(人格者)
   そして、今、一番の注目株は、名古屋の製作家の大西達朗さんである!
http://www.geocities.jp/farniskoubou/

 
  2-5.実際のところ、古楽のプロは忙しいので、じっくり音律研究している余裕がナカナカないのではないか?
   MY師匠(いつも多忙な長久先生)⇒メールを出しても返事がなかなか来ない(泣)。
http://blogs.yahoo.co.jp/mamepansu
   渡邊順生さんのブログに意見(文句?)を言った。(純正律D-Aのウルフ5度について)
http://kogakki.exblog.jp/

  なので、これからもバンバン質問するぞ!(例:電子チューナーや電子楽器にプリセットされている「JUST」の使い道?)

  2-6.ミーントーンは異次元への扉? 幽体離脱の道具?
  しかし、「幽体離脱」に特化したCD(ヘミシンク)は別に販売されているのだ(笑)。
http://www7.atwiki.jp/null-1000/pages/39.html


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登場人物
 koten:(筆者)
 イッテツ:(kotenの先輩でピタゴラス主義者、最近mixiの某コミュで純正な音律の良さを否定される意見が出て落ち込んでいるようだ)
 Mさん:(ようやく復帰してくれた美人女性)


〔飲み屋にて〕
【koten】:いやぁ、これでしんどい記事は全て(?)終わりましたね~。後は楽しい記事だけ書いていきましょうね~ それでは皆さまお疲れさまでした、乾杯~!!

【kotenn&イッテツ&M】:乾杯~!! (^_^)/□□\(^_^)

【koten】:それにしても、Mさんが復帰してくれて良かった良かったぁ。
【M】:す、すみません、ちょっとストレス過多で休んでしまって・・。
【イッテツ】:まぁ、若い内は色々あるさ。

【koten】:じゃあそろそろやりますか。今日は無礼講で、「実名バンバン出してOK」ってディレクターが言ってますんで(笑)、いっちゃいましょう。最初のテーマは、「1.音律(古典調律)関係について何か情報規制されていると感じることは?」だそうです。

【イッテツ】:ワシはあれじゃ、「モーツァルトの書簡集」の日本語訳の本を読んでみたいと思っているんじゃが、どこの本屋にも無くて困っているんじゃ。
http://www.hakusuisha.co.jp/collection/mozart.php

【M】:あれ、オークションでアラート登録しているんですけど、なかなか出てこないですよね・・・。極くたまに出品されるけど、初期値が凄く高いんです(泣)、全部集めるの大変だし。
【koten】:モーツァルトの書簡ってあれですよね、、確か「ウン○」がどうのこうのって、彼のイメージが一気に崩れるような手紙が沢山書かれているやつですよね(汗)。余りにもマニアック過ぎて、そもそも需要が無いんじゃないですか? 情報規制とかそういうレベルじゃなくて。

【イッテツ】:いやいやいや、噂では、この書簡集の中に例の名セリフが書かれているらしんじゃよ・・「私の曲を平均律で弾くなんてトンデモない奴です! そんな奴は絞め殺してやりますよ」っていうあの有名なやつが。
【M】:興味ありますね、全6巻中の何巻に掲載されているんでしょうかね?

【イッテツ】:何か後期のような気がするんじゃが、何巻なのか知りたいわなぁ。それが分かれば買いだ! 1冊だけなら買ってもお釣りが来るくらいだわい。
【koten】:と言うわけですので、読者の皆さま、ご存じの方はコメント欄で教えてください。

(イッテツ:ひそひそ・・何も情報が来なければ、みんなで国立国会図書館行って該当箇所探そうか? koten:それ、凄く大変そうなんですけど(汗) M:イッテツさん、燃えてますね。)

(続く?)

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【重要議題】:ソルの(時代の)ギターは、4(9)F及び2Fハーモニクスが鳴る!! [フレット楽器]

【重要議題】:ソルの(時代の)ギターは、4(9)F及び2Fハーモニクスが鳴る!!
(すなわち長3度及び7度(導音)は純正ないし純正に近かった!! 2度は果たして「大全音」だったのか否か?)


 現代ギター誌2009年4月の臨時増刊号では、ソルが書いた「教則本」の全訳が載っており(訳者:渡辺 臣 氏)、そこでは、ソルは、「ハーモニクス音」については特別に項を設けて説明しております(第3部、現ギ誌では第49~51頁)。

 第51頁の途中から引用します。
-------------------------------
> ・・・④弦を例とすると、次のようなハーモニックス音が得られることを見出した:
第12フレット(以下Fと略す)・・・・・1オクターヴ上のニ音
第9F・・・・長10度(1オクターブ+長3度)上の嬰ヘ音
第7F・・・・1オクターヴ+完全5度上のイ音
第5F・・・・2オクターヴ上のニ音
第4F・・・・2オクターブ+長3度上の嬰ヘ音
第3Fの少し下(右)・・・・2オクターヴ+完全5度上のイ音
第3Fの少し上(左)・・・・2オクターヴ+短7度上のハ音
第2Fの下(右)・・・・3オクターヴ上のニ音
第2F・・・・3オクターヴ+長2度上のホ音
-------------------------(引用終わり)------

 ここで気になるのは、第4フレットと第9フレット(の真上)でハーモニクスが鳴ると明記している点です。もしも、(第4(9)フレットが純正から14セント分ずらされている)現代のフレット位置と同じであるならば、それぞれ、第4Fの「少し上(左)」、第9Fの「少し上(左)」と記載されているはずです。
 つまり、上記ソルの解説により、当時のギターは、開放弦の音(この場合はD)に対する長3度(F♯)及び7度(導音のC♯)は純正であった、あるいは少なくとも、(フレットの真上でハーモニクスが鳴る程度には)純正に近かったと言えるのではないでしょうか?

(【koten】注:ソルの説明で「上」「下」とは、ギターを「垂直に立てて構えた場合」を想定した表現であり、一方、「左」「右」とは、ギターを「真横にして構えた場合(奏者から見て左か右か)」について表現していると考えられます。)

 なお、上記説明では、第3フレットの真上ではハーモニクスが鳴らないようなので、短3度は純正(すなわち6/5)から大分外れていることが伺えます。したがって、このギターのフレッティング(音律)は「純粋なミーントーンではなかった」と考えられます。
 
 一方、ソルのギターでは、第2フレット(の真上)でもハーモニクスが鳴ると説明されています。第2フレットの真上で鳴るということは、開放弦の音(この場合はD)に対する全音(E)は「純正な大全音」か、或いはそれに非常に近い音程、ということになります。(但し、現代の平均律の全音は、純正な大全音-4セントなので、それなりに近い値とも言えますが。)

 以上のように、ソルの時代のギターのフレッティングは、現代の平均律のフレッティングとは異なっており、特に、長3度音程が純正或いはそれに近かったという意味において、「長3度の純正(度)が重んじられて」いたのではないか、ということが推測されるのですが、いかがでしょうか?


余談:Sさんゴメンナサイ、コンサート今日行けませんでした(家族サービスで船の科学館行ってました)。ミーントーンフレッティングにする方法は前に書いておいたので、ご参考頂ければと思います。

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打ち上げ無礼講雑談その2(ピタゴラスは純正3度の存在を知っていた?) [たわごと]

【前回(下記サイト)の続きです】
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-06-25-1

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〔飲み屋にて-後半戦〕
【koten】:何か、昨日は緊急事態でもあったんですかね? シナリオライターの方が「こんなゴシップ記事書いてる場合じゃねー!!!」って叫んでましたけど(笑)
【M】:何か「これは大発見かも!?」って驚いてましたよね?

【イッテツ】:でも早々に迷宮入りしそうなんだろ? まぁ、昔の楽器は謎が深いよなぁ・・
【koten&M】:(あ~迷宮入りかぁ・・・時間もお金も余裕ないしね・・・しょぼ~ん(悲))
【イッテツ】:ま、ま(汗)、そんなに悲観することも無いじゃろ(汗)。こうやって問題提起していれば、誰かが何とかしてくれるかもしれないし(←完全に他人任せ)。よし、景気付けにもう一回乾杯するぞ・・・今日は無礼講だぁ~ 乾杯~!!

【koten&イッテツ&M】:乾杯~!! (^_^)/□□\(^_^)

【koten】:じゃあ、「1.音律(古典調律)関係について何か情報規制されていると感じることは?」の続きと行きましょう。

【M】:そういえば、去年(2009年)はヘンデルのメモリアルイヤー(没後250年)だったじゃないですか。それでヘンデルのチェンバロ組曲全曲版のCDがどこかから発売されたんですって。
【koten&イッテツ】:ふむふむ

【M】:それで、普通の人だったら期待するじゃないですか、「これはミーントーンで演奏してくれるなっ!」って。ヘンデルがミーントーン主義者だったことは有名だし。
【koten】:なるほど、期待するだろうね。

【M】:ところが、実際に出たCDは平均律で演奏されていたらしいんですよ。
【イッテツ】:なんじゃそりゃ~!! あ、ありえんだろ、ヘンデルの曲に平均律なんて。

【M】:いぇ、これはあくまでも噂なんですけどね、私、「2ちゃんねる」で読んじゃったんですこのこと。
【koten&イッテツ】:(をいをい!! よりによって「2ちゃんねる」かよ!(汗)  【イッテツ】:Mさんのイメージが・・【koten】:Mさんって暇なのね・・)
【M】:え?? 何か言いましたか?
【koten&イッテツ】:いえいえ別に・・・(汗)

【koten】:まぁ、噂の真偽はともかくとして、何か「上の人たちはミーントーン使うのをためらって」いるような気配を感じますよね。ナクソスから出ているビルソンのモーツァルトのピアノソナタ全集欲しいんだけどなぁ、あれは「純正3度が沢山使われた音律」のフォルテピアノ(古楽器)で弾かれているらしいんだけど、ナクソスの会員にならなきゃ買えないんですよね何故か。

【M】:ある人のHPでは、日本では純正律からいきなり平均律に行っちゃったんで、その間の音律についての議論が何らなされていないからどうのこうの、って書かれてましたね。

【イッテツ】:要するにミーントーンは「美しすぎてやばい!」ってことじゃね?
【koten】:確かに、私も最初それは感じました(汗)。うわ、これ、「幽体離脱」しちゃうんじゃね? って真面目に思いましたもん(爆)
【M】:ゆ、幽体離脱ですか。。。(汗々)

【イッテツ】:その幽体離脱ネタ、某SNSの某コミュで発言したら、管理人さん怒っちゃったんだよな(爆)
【koten】:あはは、そんなこともありましたね、懐かしい(管理人さん、あのときはゴメンナサイ・・そんなに反省してないけど(汗))

【イッテツ】:で、結局、幽体離脱できたの? ミーントーンで。
【koten】:いや、未だに成功してません、ちょっとは期待しているんですけど。
【M】:(「成功」、「ちょっとは期待」・・って、この人実は本気なんじゃ?(汗))

【koten】:でも、確かにいわゆる「トランス状態」に近い状態に入れるような気もするんですよね・・・だからピタゴラスも秘密にしていた、みたいな?
【M】:えっ? 何ですかピタゴラスって? ピタゴラスは純正3度は知らなかったんですよね? このサイトでも「純正三度」までは書かれていませんよ。
http://www.green.dti.ne.jp/horikatu/onritsu2009-03-15.htm

【イッテツ】:いや、ピタゴラスは絶対知っていたはずじゃ!!(←ピタゴラス信奉者)
 ピタゴラスは三平方の定理(別名ピタゴラスの定理)を発見した偉人じゃ。
 3:4:5につき、
 3の二乗(9)+4の二乗(16)=5の二乗(25) だろう?

 3:4:5が特別(ないし不思議、神秘的?)な関係だってことは分かっていたはずじゃ!
 これを弦の共鳴(弦振動比や弦長比)の世界に当てはめないわけ無かろう?
 表向きはしらんが(名著「正しい音階」の最後の方の絵を参照されたい)、裏では絶対実験していたはずじゃ、実験していないなんてあり得んじゃろ(←自信満々)。
 

【M】:そんなものですかねぇ・・

【koten】:ま、その真偽はともかくとして、・・・・そうそう、幽体離脱なら、今やそれ専用のCDとか売ってますしね・・。
http://www7.atwiki.jp/null-1000/pages/39.html

【イッテツ】:おお、こりゃ凄いじゃん、ヘミシンクCDかぁ、、、お前さん何か買ったの?
【koten】:え? いやぁ、まぁそのう、えへへへ・・。
【M】:(買ったのね!! 買ったんだわこの人(汗)・・・・あぁ、何てこと)

【koten】:あれ?、Mさんどうしたの? 何か顔面蒼白だけど・・
【M】:う、うっ、うっ、、、
【koten&イッテツ】:??(【koten】ひそひそ・・「うさん臭いわkotenさん!」とか言うんでしょうかね?(汗) 【イッテツ】ひそひそ・・いや、もっと酷くて「うわっ、kotenさん最低! 私もう絶交します!」とか叫ぶんじゃね?)


【M】:う、羨ましい!! 私も聴いてみたい~!!(じたばた)
【koten】:いやいや、今度貸してあげますよ(←ほっとしている)
【イッテツ】:(あーあ、こいつ結局、買ったこと暴露してやんの)

【koten】:じゃ、時間遅いし、そろそろ終わりにしましょうか?
【M】:あれ? ゴシップ記事は取り上げないんですか?

【koten】:みんなが忘れたころに小出しに取り上げるってことで良いんじゃないですかね、、、その方が何か期待感もたせられるし読者の方も継続して読みに来てくれる可能性増えるし。

【M&イッテツ】あなたも悪ねぇ~&お主も悪やのぅ~!

ソルの3フレットまであれば可の曲(中間発表) [クラシックギター]

 以前に、フェルナンド・ソルの曲で「3フレットまであれば弾ける」曲について募ったのですが、予想通り誰からも来ませんね。

 というわけで、少しだけヒント等を・・。
 というか、mixiの日記でマイミクのち○○さんが書いてくれたコメントに対する私のレスを、そのまま「コピペ」するだけなんですけどね(爆)

---コピペモード!-----------------------

>確かに、op.60は、運動量低いですね。この25曲の内、「第3フレットまであれば足りる(第4フレットより上は使わない)」曲が、何と8曲もあります(驚)。 ちなみに同様の曲は、op.31では24曲中2曲、op.35では24曲中1曲しかありません。 (他の作品についてはまだ調べてないので、分かり次第ブログで発表したいと思います。)

 ただ、op.60の最後のハーモニクス曲は滅茶苦茶難しいですよね(汗)。この曲が第「25」番になっていることから、元々24曲しかなかったが、「最後にこの曲だけ付け足した」ってことも考えられますよね。ソルは「3フレット」ハーモニクスまで要求しているので、それこそ「弦の分割」の理論が分かってないと弾けませんよね。

 音程より音色を聴いている。同感ですね。私も平均律ギター時代には、音色の追究が課題であり、「まずは爪を如何に磨くか?」「爪を磨かずに汚い音で平気で弾いている後輩を如何に改心(笑)させるか」に手間を費やしてました。

 ロドリーゴの曲など、現代の平均律を「完全肯定」して、「この音律を活かす」ように書かれた曲については、むしろ平均律で弾いた方が効果があるんだろうな、とは思いますね。
 例えばブリテンの「ノクターナル」なんてその典型じゃないですか・・・最初にうーーーんと汚い和音を「もう嫌!(泣)」というほど聴かせておいて、最後にダウランドのあの美しい旋律を演ずるわけですよ、超反則技(笑)、ムチとアメ(爆)、「こいつめこいつめこいつめ!!!」って散々いじめておいて、最後に「よしよし、君は良い子だね」って優しくほめるんです。純正から可成りずれた長3度で。あれなら平均律の和音でも、もの凄く綺麗な和音に聴こえるって仕掛けでしょ、あの曲は。武満さんにも同じような設計(構想)で作られたギター曲ありますよね(最後にバッハのコラールが演奏されるやつ)。

 フレット楽器は確かに「歴史上最も最初に平均律化が達成された楽器」かもしれないですね、それは私も同感です。ただ、同時に、フレット楽器は「歴史上最も最初にミーントーンが達成された楽器」でもあるんじゃないかな、というのが私の持論です。それはブログに書いた通り、ハーモニクスが鳴る分割点に素直にフレットを置いていけば、ミーントーンに非常に近い音律になるからです。 こっちの理屈の方がより「自然」だと思いませんか? (笑)

               (c)すぎなみまん(※←6/29追記)
---------------------

 以上、コピペ終了です。いやぁ今日は楽だった(笑)。
 コピペしていて思ったのですが、ブリテンの「ノクターナル」をミーントーンギターで弾いたら、あるいは、最後のダウランドの曲の部分だけミーントーンギターで弾いたらどうなるんだろう? ってふと思いましたね。 それこそ幽体離脱可能だったりして(爆)。

6月29日追記分:
(※「すぎなみまん」はkoten君のmixiでのハンドル名(ミクシーネーム)です)
 
 ブリテンのノクターナル、今youtubeでブリーム演奏を聴いているのですが、結構長いですねこれ(汗)。この曲って、最初の方(始まって50秒ちょっとのところ、1分半のところ)に、ダウランドの曲の「リズム」だけ(予め予告するように)埋め込んでいる「仕掛け」があるんですね。これは新たな発見でした。

http://www.youtube.com/watch?v=ODIv1COOiJo&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=Dw6BMGHP0hM&feature=related
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溜まった議題をレスしてみる (別名:公開討論in世界発信の場?) [質疑応答]

 ええと、質疑応答的な議題が少し増えてきたので、まとめてレスを行いたいと思います。

【議題1】 
 まずはEnrique さんからのコメントです。
>ソルの練習曲の件は,24日の時点で再コメントしてあります。
 とのことですので先ほど調べてみたら、確かにありました!
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-06-23

すみません、ゴメンナサイ、私が悪かったんです(恥かき汗)。
しかしEnrique さんも
>プロが書かないようですので,書きますと
・・・
>あとは,プロの方に。
 とは良いですね、プロを挑発してますね、絶ナイス・コメントですよ(笑)、このブログの楽しみ方を良く分かってらっしゃる!(爆)
(【koten】&【イッテツ】:ひそひそ・・・Enrique さんも悪よのぅ~(←本ブログではこれは最高の褒め言葉ですので(笑))

 では次の議題です。
【議題2】
 これもEnrique さんのコメントなのですが、先日の「ピタゴラスは純正3度を知っていたか?」の話題につき、
「そもそもピタゴラスの時代には和音の考えかたは無かった(らしい)」
という箇所が少し気になったので、平島氏の名著「ゼロ・ビートの再発見」を再び読み返してみたところ、第37頁にこんなことが書かれていますね。
--一部引用モード---------
 純正な協和の法則は二先年前のギリシャで生まれた
 ギリシャ時代に、すでに、5度を精確に3/2の比率にとるピタゴラス音律と、5度を3/2、長3度を5/4に精確にとる純正律が存在しました。もちろん、同時にほかの音律もたくさんありました(155頁の図表31参照)。音律の伝承の歴史は後の章に詳しく述べますが、ここでも、主要な流れだけは知っていただく必要があります。
 ローマ人は数学的な業績に乏しいと言われていますが、音律についても単純明快なピタゴラス音律しか継承しませんでした。その音律がグレゴリオ聖歌となり、吟遊詩人の音律となり、中世の音楽を形成しました。
 ギリシャの音楽の全貌については、アレクサンドリアのプトレマイオスが集大成した本を書いているのですが、この本はアラブ大帝国に接収され、アラビア語に訳されました。その訳本は、キリスト教徒がスペインを回復した時期にトレドのアラブの図書館で発見され、ラテン語に翻訳され、純正律が復活するきっかけとなりました。
 そのころ、ヨーロッパでは、(・・・以下略)
--引用モード終わり-------------------------
 いやぁびっくりですね(驚愕!)。 この本は、一言で表すと「ヴェルクマイスター大好き!」に集約されるので、余り読み返したことがなかったのですが、改めて精読してみると、もの凄く沢山の情報が提供されていることがわかりますね。

 ということで、さぁ、この続きが読みたい人はいないかぁ? 今ならamazonで安く売っているぞぉ~ ほれほれ~

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%83%5B%83%8D%83r%81%5B%83g%82%CC%8D%C4%94%AD%8C%A9

 (【イッテツ】:ひそひそ・・このシナリオライター、売り込みが下手だね、、、ジャ○ネットたか○の人の営業セールス手法をもう少し勉強した方が良いんじゃないか?(笑)  【koten】ひそひそ・・・あと、この人、アフィリエイトの設定の仕方も勉強しないとね(爆))


 では最後
P.S.: mixiのマイミクKさんへ
 トンボーの調性&音律の件ですが、あれって、少し前にレオンハルトのコンサートでご一緒したときのプログラムか何かで、調律師の佐藤さんがそのように書いていらっしゃいませんでしたっけ? 少なくとも私の説では無いんですよ。
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藤枝守氏の「響きの考古学」を紹介してみる。 [音律関係の書籍の紹介]

【koten】:えっ? 何でそんなに(馬鹿みたいに)一生懸命古典調律の普及(←布教?)活動やっているのかって? いやそれはアナタ、一言ではとても言えないんですが、例えばですよ、身近な人から『知っていたのならどうしてあのとき教えてくれなかったの?(怒)』と後で言われるのが嫌なんですよ(汗)。 

 私、ちゃんとブログで書きましたからね、『西洋音楽では(平均律一色になるまでは伝統的に)3度の純正が重要視されて来た』って。『平均律は3度音程が非常によろしくない』って。 フレット楽器関係&鍵盤楽器関係の方、私、確かにちゃんと書きましたからね。

 ○○大学古典ギター倶楽部の現役生も、10代20代の今は生命力に溢れていて必要性感じないかも知れないけど、社会人になってギター続けるのに限界感じたときには、是非とも上記言葉を思い返して下さいね。(って言うか、今でも合奏とかで、適宜ハイポジションを使って3度音程を調節するくらいは少なくともやって欲しいですよ。これくらいならできるでしょ?)

【イッテツ】:ワシは「あの世に行ったときにモーツァルトに絞め殺されたくない」んじゃ(爆)。ワシもちゃんと言ったからな。

【koten】:それにしても、Enriqueさんが録音upで使っておられる SONYのリニアPCMレコーダー PCM-D1 って、、、、こんなに高かったんですね(泣)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC-PCM-D1-SONY-%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2PCM%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC/dp/B000CBLFTC/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=electronics&qid=1277898366&sr=8-1

【イッテツ】:良い音を追究するためには金がかかるということじゃのう(汗)
【koten】:はぁぁぁぁ・・・世の中最後は金かぁ・・

【M】:あのぅ、、あんまりウダウダと黄昏れていると、読者から愛想尽かされちゃいますよ(もうとっくに愛想尽かされている気もしますけどね(汗)・・何なのよ、昨日と今日のこのアクセス数の少なさは!(爆))

【koten】:えっ?何か言った?Mさん
【M】: いえいえ何も(汗)。 次は「音律関係本の紹介シリーズ」をやるんでしょ? しっかりして下さいよ。

【イッテツ】:そういえば昨日は「ゼロ・ビートの再発見」(平島達司著)を超概略で紹介していたな。次はどれにする?
【koten】:次はやっぱり藤枝守氏の「響きの考古学」が良いんじゃないかなぁ。

IMG_4501.jpg

【M】:この表紙、mixiの脱・平均律-不均等音律ノススメ-のコミュの表写真にも使われてるんですよね(サイト情報リンクしちゃって良いのかしら? いいわよね、えい!)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=85864

【イッテツ&koten】:Mさん、お主も悪よのぅ~(笑)(管理人さん、問題ある場合は言ってくださいね)
【M】:え?私何か悪いことしました?(汗)

【koten】:ともあれ、ギター関係者にとって、この本中で一番衝撃的なのはこの写真じゃないですかね(増補版の第186頁)

IMG_4502.jpg

【イッテツ&M】:おぉ~ これは!! 
【koten】:あと、音律の歴史については、平島氏の記述を「さらに詳細に解説」したような印象を受けますよね。
【イッテツ】:ワシ、この本読んで、ピタゴラス信奉者から「プトレマイオス」信奉者に鞍替えしようかと思ったほどじゃ(笑)
【koten】:あ、でもイッテツさん、プトレマイオスって「天動説」を主張した人みたいだから(第244頁参照)、それだとあんまり支持されないかもよ(汗)。

【M】:この本、参考文献や「さまざまな音律を聴くためのCDガイド」とか、参照情報の記載も凄く充実してますよね。
【イッテツ】:さっきamazonで調べたら、ここに書いてある書籍やCDの半分くらいはネット販売で入手できるのな。幾つか注文しちゃったわい、ワッハッハ。

【koten】:一言でいうと、この本は21世紀を意識した「未来志向」の記述が満載ですよね。ええと、そういう訳ですので、この本、凄く良いです。今日も余り上手く宣伝できなかったかも知れませんが(汗)、amazonなどで千数百円で買えますので是非。

http://www.amazon.co.jp/%E9%9F%BF%E3%81%8D%E3%81%AE%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6%E2%80%95%E9%9F%B3%E5%BE%8B%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA-%E5%B9%B3%E5%87%A1%E7%A4%BE%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC-%E8%97%A4%E6%9E%9D-%E5%AE%88/dp/458276603X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1277902339&sr=8-1


【一同】 それではまた!!
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