(0518音源削除)補遺編~純正調ギターの使い方の例~EAEG♯BEでホ長調曲 [純正律(Just Intonation)]
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このギターは、いわゆるノーマルの調弦で弾くよりも、オープンチューニングを初めとして、曲の特性に応じた様々な調弦で弾く方が数段威力を発揮するように感じます。その意味では、「古典調律ギターは変則調弦に対応できない」という一般論が全く通用しない、というかむしろその逆の世界ですよね。
というわけで、今日は表記の調弦でホ長調曲を弾いてみます。
クラシックギターで「ホ長調」曲を弾く場合に3弦開放音が短調の「G」になっていることがネックになる(例:響きを損なう、ちょっとでも3弦開放弦にカスろうものならノイズっぽい音が出て曲の雰囲気が壊れるように感じる、等々)と感じる方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
先日アップした愛のロマンス(禁じられた遊び)やラグリマのような同主調の転調をするような曲ならばともかく、最後まで長調で通すような曲(或いは同主ではなく平行調の短調に展開するような曲)では第3弦の調弦は「G♯」の方が良い響きとなるのではないか?、、、、しかしながら、如何せん12ETフレットギターでは、長3度が純正から可成りかけ離れているため、余り試す気がしない(←追記:そもそも12ETにどっぷり漬かっていたら「その気力」すら湧かないでしょ?w)。
そんな場合にも、この純正調ギター(純正律というより純正「調」と呼んだ方が良い気がしてます)であれば、第3弦をG♯にしたときの響きの美しさは格別なものがあります。
ということで、昨日今日と、バッハの無伴奏パルティータ第3番ホ長調の前奏曲をEAEG♯BEの調弦で弾けるようにTAB譜を作ってみまして、先ほど一応完成したので音源upします。ちなみに5弦をBにせずAにしたのは、この曲は4度のベース音を可成り使うため、開放音を確保しておくべきと思われたためです(追記:それと前に記事にしたように、Ⅳの調ってのは出だしの全音構造がⅠの調と同じ(つまり、ド_大_レ_小_ミ = ファ_大_ソ_小_ラ)なので、運指面でも有利な訳です)。また、この曲では「E♯」音(つまり「増1」音程)が出てくるため、4弦1フレットの横(それよりも低い音の位置)に、補助フレットをつけました(つまり第1フレットの初期設定は「短2」音程仕様(1/16のフレット位置)なので)。
(ミスして弾き直した箇所を若干削除&編集したものの、それでも目茶苦茶下手ですので(汗)、、響き「だけ」お楽しみください。これだけ下手な演奏でも、響きだけは別格ではないかとw)
※0518追記:すみません、ブログのデータ容量が一杯一杯なので、音源削除しました。
悪しからず。m(_ _)m
それでは。
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