(0420写真追加)ギタレレ(gitalele)のミーントーンフレッティングのその後 [フレット楽器]
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いやぁ、日常の忙しさに追われてブログ更新をサボっていたら、あっという間に4月も半ば過ぎに!!(唖然の汗)
この怠け者モードから脱却するためには、やはりまた週刊(習慣?)音律マガジンでも復活させなアカンのではないかとシジミ汁もといw、しみじみ感じる今日この頃の私。。。。「今日この頃」のフレーズで思い出したのですが、最近始まった小泉今日子が出てるNHK朝連wドラマ、「あまちゃん」でしたっけ、ナカナカ良いですよね、、、視聴率も好調との噂。
で本題に行きますと、最近、息子達が「たき火」にハマッテまして(汗)、まぁこれもオール電化現象に伴う現代っ子の反動ないし「火への人間DNA的?欲求」現象かと思っているのですが、ただ「条例」制限だとかで焚き火が出来る場所は限られているようです。でもって、最近ネットで探し出した「焚き火OK」の場所が結構面白い公園でして(某世田谷区)、息子らはすっかり気に入って最近は暇さえあれば行くようになったという訳です・・・あぁ前置き長いな(汗)。
で、小生は先週の日曜日に初めてその公園に行って来たのですが、折角なので前回はカリンバ2台を持参して弾いてきた次第。
さらには、今日も、可成り寒いにもかかわらず、息子らはその公園に「行く気満々」でして、しゃあないなぁというわけで、今回はミーントーン(中全音律)ギタレレ持参で行ってみようか、という今時分な訳です(あぁやっと本論に繋がった(汗))。
でもって(あぁぁ、既に書き疲れている(爆))、朝に少しばかり練習していたら、ローポジションの音程が若干ずれているのと、やはりハイポジションの音程が未だ12ETなのは何とも情けないので(笑)、重い腰を上げて現在フレッティング修正&付け足し&接着作業を行っていて、この接着剤が乾いたら公園に向けて出発しようと考えた次第。で、現状がこんな感じ。
今回は①②⑤⑥弦の9フレットを追加したのと、③&④弦の6フレットを#音の位置に変更したのと、1フレットと2フレットの位置を修正したのが主な作業・・・ここまでたどり着くのに何年かかったことやら(しかも9フレットより上は未だに手付かず状態(汗)、、我ながら何て重い腰だ(爆))。
これが9フレットの状態・・・今回はガットフレットにしてみた。
これがローポジションの状態。このような弦長の短いミニギターの場合、それぞれの弦の特性が(一般の弦長650mmギターよりも)強く反映されるようで、押弦時の音程の上がり具合が各弦間で可成り違って来るため(例:特に6弦は押弦時の音程が(余計に)上がりやすい)、ミーントーンといえどもフレットが真っすぐにならないところが興味深い&難儀なところ。
それと、この例では、例えば第5フレットはほぼ既存フレット上、第3フレットは既存フレットのごく僅か右(高音)寄りに設定する必要があったため、写真のように細い針金を使う&6弦だけは第3フレットなどで曲げて使うなど、色々と工夫している(・・のが、写真から一目瞭然であるw)。
既存フレット上に細い針金を載せて接着した状態がこれである(上の写真の中央が第5フレット)。接着剤は、普通にどこででも売っている水性の木工用ボンドである(これがナカナカ優秀なのだ)。
そんなこんなで、そろそろ接着剤が乾いて来たし、何より息子達が既にリュックを背負って痺れを切らしているので(爆)、これから出発しようと思うのでした。
こんな感じで、ギターの古典調律化は、誰にでも簡単に出来るので、読者の皆様もGWにでも試してみたらいかがでしょうか、、、貴方の音楽人生、素晴らしくなること請け合いです(笑)。
そういえば前に投稿しましたよね、ギターを古典調律化する方法の記事、、、どこでしたっけ?(汗)
ああこれこれ
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2011-01-22
それでは皆様、良い休日を!!
補足:今回は、既存フレットを抜かないでも(このギターのように「抜くことができない仕様」の楽器であっても)、古典調律化できる(別名:強引にしてしまう(笑))例といえましょう。ただ、やはり12フレット近辺&それより上の音程は、既存フレットがあると作業がナカナカ面倒(おっくう)なんですよね。それ故にこのギターは未だにミーントーン未完成状態という体たらく、、、、あぁぁ、このギターのフレットを何とかして挽肉もといw、引・き・抜・き・たい!(爆)
追記:行って来ました。今回も色々と弾いて来ましたが、やはり野外で弾くと気持ち良いですねぇ、、小一時間以上弾いていたのですが、今回も全然疲れませんでした、、やはり古典調律は最高ですわ!(自分祝) ミーントーン万歳!(爆)
当日夜追記:
今日は余力があったため、その後、12フレットまで一通りフレット追加してみました。ただやはり既存フレットが非っっっっ常~に「邪魔」wだったので、下の写真のように、ヤスリで削ることにしました。
最初はこんな感じで、100均でゲットした小さいダイヤモンドヤスリを使って静かに&大人しく「しょりしょり」wと削っていたのですが、ナカナカ減らないことに痺れを切らし(汗)、とうとう最後はデカイ鉄ヤスリ(←やはりこれも100均のブツ)を持ち出してきて「ぎこぎこ」と激しく削って行ったのでありました。
で、それなりに既存フレットが低くなったところで、1.1mmのフレットガットをけち臭く(笑)ブツ切りにして、こんな感じで接着していく訳です。
ちなみにこれだと、10フレットの各弦の音程が若干低めになるので、指で音程補正するか、それが厳しければ後でもう一度10フレットを更に削る必要ありますね。 鉄ヤスリだとイマイチ作業効率が悪いので、もう少しデカ目のダイヤモンドヤスリを購入しようかと考えている今時分(流石にこれは100均では買えないでしょうが(汗))。
で、先ほど、弾ける程度には接着剤が乾きました(祝!)
まぁ外観はこんな感じで「酷い」ものですが(汗)、一度弾いてみると、後はもぅ「病み付き」状態ですわ(笑)。 やはり人間も楽器も、見た目(小綺麗さ)より中身(本質)が重要な訳です、はい。
機会があれば、このリニューアルgitaleleでハイポジ使用曲の演奏音源をupしたいところなのですが、これは何時になることやら、、、こういったミニギターは、弦同士の間隔やハイポジのフレット間隔が非常に狭いので、慣れるのに結構練習が必要なんですよね。。。とりあえずは、ローポジションの既存フレットも削って全てのフレットをガット仕様にする&13フレット以降もミーントーン仕様に拡張するのが当面の目標でしょうか。
ともあれ、非っっっ常~に長いスパンでしたが、今回何とか重い腰が上がりきって(笑)、よーーーやく、ギタレレを12フレットまでミーントーン仕様にすることができました・・・めでたしめでたし&よく頑張った、偉いぞ自分!(笑)
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