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クラヴィコード(clavichord)紹介その1 [クラヴィコード(clavichord)]

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正月恒例イベント(初詣、実家挨拶、弾き初め、etc)も一通り済んだので、次なる記事を投稿したいと思います。

前回記事の
>目標その3:「古楽」的アプローチをより増やしていくこと。
 で、
>鍵盤楽器の方は、・・・未だ秘密(笑)ですが、そのうち記事を書く
 につき、ここで秘密解除モードにします。

 というわけで、じゃーん!
5977全体外観写真.jpg

 

 遂にゲットしました、念願のクラヴィコード!!(自分祝!)

5980蓋を開けた状態(フラッシュ撮影).jpg 

蓋を開けた状態です。

5983鍵盤の外観_Cからg3のkey.jpg

鍵盤の外観です。Cからg3までの56鍵あります。上はg3まであるので、スカルラッティなどでg3を使う曲もこれで弾けるわけです(嬉!)。

5984タンジェント付近の様子.jpg

タンジェント付近です。1つの鍵盤(即ち1つのタンジェント)で2本の弦を叩きます(つまり、チェンバロと違って、必ず「2本」調律する必要がある)。
 また、この楽器では、fキー(下から18番目)から上は共有弦仕様になり、ヘと嬰へ音、トと嬰ト音、変ロとロ音、ハと嬰ハ音、変ホとホ音の弦がそれぞれ共有(ないし共用)されます。
(マニアック情報:このため、このような共有弦クラヴィコードで調律法を変えるときには、対象となる鍵盤を取り外して(←!!)、タンジェントの角度(場合によってはタンジェントを植え込む位置)を変える必要があります。 (ですので、今までは勉強してきませんでしたが、こういう楽器の場合は、各調律法における「半音の位置関係」を勉強すると、後々役立つことになりそうですね。) なお、古典調律的には、ニ音とイ音の弦は「専有」弦ですので、例えばキルンベルガーの「Ⅰ」と「Ⅱ」との調律替えをする場合には、タンジェントの設定を変えることなく対応できることになります。以前に勉強した通り、キルンベルガーのⅠとⅡとでは、イ音の位置(高さ)だけが異なるからです。)
 現在はキルンベルガーのⅢの仕様になっていますが、そのうちjobin音律やキルンベルガーⅡなども試してみたいと思います。

5986_オプションの譜面台を装着.jpg

オプションの譜面台を付けた状態です。色々弾いてみましたが、やはり良いですねクラヴィコードは。この楽器は何か「別格」って感じがします。

 ともあれ、今回の楽器入手にあたっては、理解のある妻S、協力してくれた家族、色々と教えてくださった楽器店のN社長、さらには読者の方々に、この場をお借りして感謝したいと思います。皆様ありがとうございました。今後も楽器マニアの道(王道?)を邁進したいと思います。


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glennmie

こんばんは
早速拝見しに伺いました。
すごい!素敵ですね!
色合いもいいですね~。
これで是非Bachを!
演奏をupしてくださるのを楽しみに待っています。
いいな~・・・

by glennmie (2013-01-05 20:12) 

Cecilia

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。

クラヴィコードをゲットだなんて凄い~~!!
早く音を聴きたい~!
私もバッハを聴きたい~!
by Cecilia (2013-01-05 20:20) 

koten

glennmieさん、nice&コメントありがとうございます。
演奏リクエストもおおきにです。先ほど何曲か録音してみましたので、明日(ってもう今日か(汗))にでもupしたいと思います。
by koten (2013-01-06 01:20) 

koten

Ceciliaさん、nice&コメントありがとうございます。
どうもどうも、明けましておめでとうございます、本年も宜しく御願いいたします。

>クラヴィコードをゲットだなんて凄い~~!!
・・紆余曲折ありましたが何とかゲットできました。。振り返ってみると、楽器ゲットに対する行動力(執念?)に関し、我ながら良くやった(よく気力が続いた)ものだと自分に感心してます(汗)。
 演奏音源は日曜日中にupする予定ですので、もう少しお待ちください。
by koten (2013-01-06 01:28) 

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