古典調律実験シリーズその8~【古典調律ギターで弾くジブリ曲「いつも何度でも」ハ長調編】~ [古典調律フレッティングギター(演奏音源など)]
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今日は一層強い雨が降ってますね。朝晩が可成り涼しくなってきたし、季節は正に芸術の秋たけなわといったところでしょうか(湿気が多いと楽器が鳴らなくなるが(汗))。
>カポ2フレットシリーズ続きで、明日はアノ曲をupしようかな・・・
・・・という訳で、やって参りました! ついに禁断の?ジブリ曲(笑)。現役生の公開部内発表会でポピュラーやアニメの曲、さらにはカポ付きで演奏していた人に対してアンケート用紙やこのブログで散々苦言を呈しておきながら、まさか自分がこういう展開になろうとは、全く考えもしなかったですね(汗)、、、ううん、これぞ正に「因果律すなわちカルマの法則」なのかも知れないなぁ、などと分かったような分からないようなことを書いてお茶を濁す今日この頃の私(自爆)。
そんなこんなで、ジブリ曲のギター編曲楽譜は幾つかあるのですが、今持っている中で一番気に入っているのは、この南澤大介氏編の「ソロ・ギターのしらべ CD付 スタジオジブリ作品集」でして、この表紙です。
ただ、これは可成り前のもの(2004年版)なので、【猫の恩返し】までの曲しか入ってないですね。それと、今回の(「千と千尋の神隠し」の主題曲である)木村弓作曲「いつも何度でも」のギター演奏をyoutubeで確認してみたら、南澤氏本人の演奏がupされていて、これが目茶苦茶上手い(驚)!
http://www.youtube.com/watch?v=rcNjE9GFHZk
そして、上記演奏では、この2004年版の楽譜(←通常調弦)と比較して、調は同じですが(運指ハ長調編)、6弦がDチューニング、かつサビで2004年版楽譜には無い「内声ハモリメロディー」を入れるという高度なパフォーマンス演奏となっており、思わず唸りましたね。。。
なので、今回は、6弦は通常調弦だけれども、2番以降のサビ「ソソソ・ソ・ソラソファ・・・」以降で、南澤氏が演奏している「ドドド・シシシ・・」という内声ハモリを入れるのに挑戦してみました。
あと、この編曲では5フレットカポ指定となっているのですが、このギターで5フレットカポ(ヘ長調)で弾くと、弦の感触が硬くなって弾き難くなるため、今回は2フレットカポ(二長調)で弾くことにしました。
では前置きが長くなりましたが、「古典調律ギターでジブリ音楽を弾くと一体どのように響くのか?」を検証しようという、壮大なる(?)実験の始まりです。
まずはヤング改9弦ギター(withカポ2)での音源です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
いやぁ、これ、目茶苦茶良い曲&編曲なのですが、内声ハモリ用の追加メロディーをアドリブ風に入れようとすると、トタンにうんと難しくなりますね(汗)。
ともあれ、(演奏の出来はともかくとして、)この古典調律の響きは本当、「天国的」だと思いませんか皆様?
次にぺぺ・ミーントーンフレットギター(カポなし2度上なので同じD調)
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ちょっと5度4度の唸りが目立ちますよね、、、どうも高音弦が寿命みたいで、調弦が合わなくなってきました(次のgitarereも似たような感じです。機会があれば音源差し替えます)。
続いてgitarere・ミーントーンフレットギター(カポなし4度上なのでF調)
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参考までに、ヤング改9弦ギターをカポ5でヘ長調にした場合です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ヤングのヘ長調は、主和音の5度が純正になるが3度はその分劣化します。ただそれでも、十二等分律(12ET)の響きに比べれば、十二分に、それこそお釣りが来るほど綺麗であると私は感じます。
いずれにせよ、内声ハモリメロディーを破綻させずに綺麗に弾くためには相~当~に練習が必要ですねこれは(汗)。
それでは皆様、良い芸術の秋を!
(明日も懲りずにジブリ曲をupする予定(汗))
こんにちは。
綺麗な曲ですね。
by musselwhite (2012-10-06 01:06)
musselwhiteさん、nice&コメント有り難うございます。
そうなんですよ、本当、この曲は綺麗ですよね。
by koten (2012-10-06 01:22)