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古典調律「実験」シリーズその3~【赤とんぼ】(運指ト長調)~ [古典調律フレッティングギター(演奏音源など)]

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自己引用
>明日は「完全なヨナ抜きメロディー」で作られた名曲中の名曲である(なので「ヨナ抜き曲の最高傑作」とでも言うべきか)「赤とんぼ(作曲:山田耕筰)」をupしたい

>山田耕筰氏(1965年没)も未だ没後50年経ってない
>折衷案?として、「これはアクまでも古典調律の『実験』です」というスタンスで

 という訳で、今日も壮大wな『実験』をします。
 古典調律で「赤とんぼ」のコーナー!(やんややんや)

 以下は、今までこの地球(下手すると「宇宙」?)で誰一人として試みたことが無かった(であろう)【古典調律フレットのギター(←しかも3種!)】でヨナ抜き旋律の名曲「赤とんぼ」(多くの日本人の魂に刻み込まれいわば「血肉化」してしまったこの曲)を演奏すると、【一体どのような響きが得られるのか?】を検証する『実験』です、、、そう、これは研究、「学問」なのです。

(以上、前振り終わり。以下本論)

 「赤とんぼ」は余りに有名かつ名曲(傑作)なだけに、そのギター独奏編曲(楽譜)は相~当あるはずです。私が持っている楽譜だけでも、中川信隆編(ホ長調)、小胎剛編(前半がト長調で後半がイ長調に転調)、平倉信行編(ト長調)、小野剛藏編(ハ長調)の4つがあり(いずれも曲集中)、調性もこのように色々あるわけです(要するに、「ギター編による日本の曲」的な曲集には必ずと言って良いほど入っている曲、いわば日本の代表曲な訳ですね。ギター誌の付録楽譜を真面目に探せばもっと出てくるかも)。
 しかも名曲なだけに、どの編曲も気合いが入っており、明らかに他の曲の編曲とは一線を画する謂わば「気合いの入り方の違い」をひしひしと感じますね。

 ちなみにこれが中川氏の曲集「ギター編曲による日本の歌」(全17曲中、「赤とんぼ」は6曲目)、
IMG_5915.JPG

これが平倉氏の「美しき日本の歌 抒情名曲集(CD付)」(全32曲、「赤とんぼ」は筆頭1曲目)
IMG_5912.JPG

 先日も載せましたが、これが小胎氏の曲集「歌って弾ける日本のうたギター曲集」(曲数が多くて現段階でカウント出来ず(汗)。ただ、50音順で曲が配列されており、「赤とんぼ」は5曲目)
otaihengakuhu.JPG

そしてこれが小野氏の曲集「ギターで綴る日本の抒情歌」(全21曲中、「赤とんぼ」は3曲目)
IMG_5913.JPG

 そんな中、今回は、平倉信行氏の編曲が私の心にグッと来た(笑)ので、これを弾くことにしました。平倉氏の編曲は、ローポジション指向で比較的弾きやすい割に、和声付けやクロマチック音や対旋律の使い方が巧みであり、そして何と言っても最後のハーモニクス(←未だ上手く弾けませんが)が何とも魅力的だと感じます。流石に曲集の筆頭に(謂わば「勝負曲」として)もって来るだけのことはあるな、と唸った次第です。

 ではご多分にもれず未だ練習不足ですが、ヤング改9弦仕様ギターから。


(古典調律の美しさをアピールするため、最後のハーモニクス和音は楽譜にない3度の音も鳴らしています。)

 次に、ぺぺ・ミーントーンフレットギター(2度上A調)



 最後に、ギタレレ・ミーントーンフレットギター(4度上C調)

 この編曲ではD♯音(イントロ部分の内声)とE♭音(その後の3カ所)が使い分けられており、今回D♯音のフレットを(重い腰を上げて)付けたため、違和感無く響くようになった次第です。

 いやぁ(演奏の完成度はともかくとして)良い曲&編曲&響きだなぁ(しみじみ)。

(ぶつぶつ・・・何で皆、古典調律フレットを試さないのだろうか、不思議でしょうがないですわ。)

では、明日は平倉編の続きで、「埴生の宿」でもupしましょうかね、、これなら作曲者(ヘンリー・ローリー・ビショップ(Henry Rowley Bishop)の没年(1855年没)からしても問題ないですし。

 明日も頑張ろう私!&皆様良い芸術の秋を!

余談:これから次男のリクエストで中野の「むし社」(←昆虫専門店)に行って来ます。。いやぁしょうが無いないなぁ。次男が「どーしても行きたい」って言うもので、、、(とか言って実は私も凄く楽しみ(爆)・・あぁまたヘラクレスやギラファに逢えるのかと思うと・・w) 

 


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