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バラして弾いてみようシリーズその1 [発表会対策]

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4月の発表曲(フィッシャーのパッサカリア)につき、今日は第9変奏までをバラして練習してみました。

前半部の楽譜です。
パッサカリアの前半.jpg

まずは主題。比較的低い音域で重苦しい感じで始まります。アーティキュレーションをどうするかが悩みどころ。


次に第1変奏。一転して高音域で軽やかに歌われます。


続いて第2変奏。下降スケールがソプラノ⇒アルト⇒バスと受け渡されます。


さらに第3変奏。先ほどの下降スケールがソプラノとアルトで2重唱のように奏でられます。


次に第4変奏。専らスケール音形ですが、内声部を右手と左手で分担して弾かなければならず、さらに最後は4声部になるため技術的に可成り難しくなります。という訳で、「ここは特に頑張れ私!」(笑)


そして第5変奏。分厚い和音が登場し激しい曲想となります。「怒り」の章というところでしょうか、、、弾き手としては「悩ましくも痛快」とも感じられます。


続く第6変奏。一転して軽やかな曲想です。


そして来ました第7変奏! 「叫び」の章という感じでしょうか。前半の山場だと思います。


次に第8変奏。拍頭で不協和音が多用されます。「悩み」の章といったところでしょうか。これは「2重対位法」という技法でしたっけ(?)・・前半と後半で上声と中声が入れ替わります(書き忘れたが(汗)、第7変奏もそうなっている)。このため、前半は7度の不協和、後半は2度の不協和となります。後半の2度の「不協和⇒解決」は弾いていて非常に癒される感じがします。


今日の最後のノルマ(笑)の第9変奏。第9変奏の後半でヘ長調に転調します。そしてこの後、第17変奏の途中まではヘ長調になります。 


 というわけで今日のバラし練習はここまで。

 最後に通しで練習。それにしてもジョビン音律だと楽器が良く鳴りますね。(今日は3日続けての雨降り日だったのですが、そんなの全く関係ないかのごとく鳴ってくれますね、、、思わず感心です。)





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コメント 9

Enrique

これはまた細かい楽譜ですね!
iPadに入れたら見えなさそう。声部の色分けは見習おうと思っていますが,iPadのアプリではなかなかうまくいかないですね。マーカーでかきこんだものをスキャンした方が速そうです。
この辺の作業見ていると,非常に分析的な人に見えるのですが,右脳人間のようでしたね(笑)。私もそうですが。
by Enrique (2012-03-10 12:48) 

koten

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます。

 楽譜をスキャンしてipadに入力、、私も出来るようになりたいですね(汗)、どうも小生、機械オンチでいけませんわ(泣)。

>右脳人間
・・・小生、どうもそのようですね。特に、職場等の周りの人を観察(?)してるとそれを実感しますね。
>私もそうですが。
・・・でも、Enriqueさんは私より左脳を上手く使っておられるように感じますよ。ブログの文章も私よりずっと理路整然としているし(笑)。


by koten (2012-03-10 18:03) 

REIKO

相変わらず色と書き込みがスゴい楽譜ですね。
引越しで古い楽譜が色々出てきたんですが、自分も多声音楽でkotenさんのように蛍光マーカーで色分けしたのが出てきました。(笑)
ただ私はそれプラス指使いだけで、「ドソラシドレ」とかは書かないので・・・あんまりたくさん書きこむと、楽譜の「模様読み」できなくなっちゃう!(爆)

>楽譜をスキャンしてipadに入力

これって楽譜も一般書籍と同じことで、いわゆる「自炊」ってヤツだから、ネットでたくさん情報あるんじゃないでしょうか?

kotenさんが右寄り(爆)なのはそうかもしれませんが、Enriqueさんは左脳じゃないんですか・・・!?(^ ^;)
by REIKO (2012-03-11 18:26) 

koten

REIKOさん、コメントありがとうございます。

>自分も多声音楽でkotenさんのように蛍光マーカーで色分けしたのが出てきました。
・・・以前mixiで色分け法についての日記を書いたことがあったのですが、マイミクの2人の方から「昔は自分も実践していた」ってコメントもらいました。何だかんだで皆さん試していますよね。

>あんまりたくさん書きこむと
・・確かにその面はありますね(汗)。情報過多だと脳内CPUが追いつかなくなる感が、、。ちなみに現在は、リピート記号付けて小節数を圧縮したがために、繰り返し箇所で戻る箇所が分からなくなる(視線が飛んでしまう)課題と戦ってます(笑)。

>楽譜をスキャンしてipadに入力
・・・私の場合、機械オンチなもので、例えばPCとipadを接続して連動させるとか、そんなレベルからして未だ出来ないんですよこれが(自爆)。


>Enriqueさんは左脳じゃないんですか・
 そうですよね、そう感じますよね(笑)
 ちなみに、「右脳人間?or左脳人間?」の検証につき、現在この方のブログの下記記事が非常に盛り上がってますので、是非お試しを。
http://glennmie.blog.so-net.ne.jp/2012-03-01
by koten (2012-03-12 20:20) 

REIKO

>この方のブログの下記記事

ああ、このシルエット画像、どっかで見た記憶があります・・・
で、私もkotenさん同様、右回りにしか見えませんが・・・というより、「右に回っている」のだから、右回りにしか見えない、ただそれだけのことです。
このゲームだかテスト?はおそらく、「大抵の人は左回りに見える」とウソの説明をして、その言葉に騙されやすいかどうか判定するのが真意なのでしょう。
「暗示にかかりやすい」「他者の言動に左右されやすい」「自分に自信がない」タイプの人は、左回りにも見えるような気がする(あるいは「見えた」と言う)んですよ。
コメントでも分かるように、殆どの人は少なくとも最初は「右回り」と言っています。
ということは「大抵の人には左回りに見える」とか、「右に見える人は20パーセント」という説明自体が嘘なわけです。
そのことに気づかなきゃいけません。

↑↑↑・・・と(右回りにしか見えない)私は思いましたが、こういう考え方をする人間が「(筋金入りの?)右脳人間」であるはずがないです。
だからこのテストは単なるお遊びでしかないか、むしろ「左回りにも見える」という人が、実は右脳人間・・・っていうオチなんじゃないでしょうかね?
by REIKO (2012-03-13 23:30) 

koten

REIKOさん、追コメおおきにです。

>「右に回っている」のだから、右回りにしか見えない
・・・ううむ、そうなんですかね(汗)。この画像、あくまで「2次元」のものですので、たとえ「右回りで回転している(3次元)物体を2次元画像に投影したもの」であっても、見方によっては左回りに見えるケースもあるのでは?との疑問が芽生えました。

 以下、再度コメントして来た内容です。
---------
悔しいので(笑)、その後、左目を片手で隠して(=右目だけで)しばらく見ていたら、遂に左回りに見えました(←自分祝!)。ただ、直ぐに元の右周りに戻ってしまいました(泣)・・・その後、左目を隠しながら顔を少し右に傾けて見ていたら、結構長い間左回りに見えました。ただ、これは集中力が要るようで、集中が途切れるといつの間にか右周りになりますね(汗)。
-----------
 と言うわけで、一応左回りにも見えたkoten君でした(笑)。
by koten (2012-03-14 18:29) 

REIKO

>一応左回りにも見えたkoten君でした

え!?そうなんですか、おめでとうございます・・・(と言うのも変ですが)
私は相変わらず、右回りにしか見えません。
で、この画像の秘密がわかりました!
「どっかで見た記憶がある」と書きましたが、それは科学雑誌Newton別冊「脳はなぜだまされるのか?~錯視完全図解」でした。
(ふと思いだして、確認しました・・・引越しでモノが片付いたので、必要な本がすぐ取り出せるようになった・・・祝!)
その本は、「動く錯視」(静止画なのに動いて見える)の特集なのですが、末尾に「まだまだある錯視の可能性」として、この画像が「シルエット錯視」という名で紹介されていました。

シルエット錯視、バッチリWikiに説明があります↓↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E9%8C%AF%E8%A6%96

・・・で分かるように、どちら回りに見える云々と右脳左脳は全く関係ありません。
Newtonにも、この項にそのような記述は一切ないです。
錯視は見え方に個人差があるのはよく知られていますが、そう見える人と見えない人で、脳の使い方に違いがあるなどというのも聞いたことがありません。
ですから、このシルエット錯視と「右脳左脳」を結びつけたのは(誰が始めたのか知りませんが)、インチキ科学又は遊びの一種ですよ。
血液型性格判断みたいのが好きな人にはウケそうな考えで、それで広まったのでしょう。
右回り⇒右脳、左回り⇒左脳なんて、あまりにベタで可笑しいです。
(どうもその辺が胡散臭いと思ったんだなあ・・・笑)

ちなみに「動く錯視」はこちら↓↓↓にありますが・・・
http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/index-j.html
(「蛇の回転」は特に有名なものです)
シルエット錯視がちっとも錯視にならなかった私(笑)も、こちらはちゃんと?動いて見えます。
しかしこれも、動いて見えない人がそれなりにいるそうで、なぜ人によって見え方が違うのか、その辺の原因は解明されていません。
以前猫画像のブログやってた時、この「最適化型フレーザー・ウィルコックス錯視」の原理を使って描いた自作イラストをアップしたことがありましたが、コメントではめまいがするほど動いて見える人から、全然動かない人まで様々でした。
だからこのシルエット錯視も、人によって回る向きやその変化の仕方が違う不思議な画像 ──── というだけで、それ以上の意味はないと言えますね。
by REIKO (2012-03-15 18:44) 

REIKO

【追記】
Wikiの、「新たに視覚手がかりを加えたバージョン」の「表示」クリックで見れる、「反時計回りに回転して見えるよう手がかり」を加えたものをしばらく見て、それから元の画像を見ると、少しの間だけ反時計回りに見えました。
でも時計回りに比べると、やや難しい?というか、安定してないです。
kotenさんと同じパターンですね。(笑)
by REIKO (2012-03-15 18:54) 

koten

REIKOさん、追コメどもです。

>少しの間だけ反時計回りに見えました。
おぉ、遂に成功しましたか! おめでとうございます(笑)。

 wikiのサイト読んできました。なるほど、あのサイト詳しいですね(感心)。サイト中の以下の解説も目から鱗でした。
>地面に接している方の脚を左足と見れば、女性は時計回りに回転しているように見え、右足と見れば反時計回りに回転しているように見える。
・・・こっ、これは!!! 片目で視るとか見る角度とかではなく、軸足をどちらの足とみなすかという意識の問題でしたか、、、これは盲点。確かにそう意識すると回転方向が変わりましたね。
 しかし、この回転方向と右脳/左脳優位性が関係しているのかについては、何とも良く分からんですね(汗)。まずはともかく「普通に見たら左回転じゃん!」って人に出会ってみたいところです。

「動く錯視」も見てきました・・・「蛇の回転」と「エイの回転」と「ローラー」は凄いですね、思わず目が回りそうですよ(笑)。


by koten (2012-03-17 15:10) 

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