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『フレットの遺言』シリーズその7(最後の晩餐編その1) [私のうねうねフレットギター]

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というわけで、いよいよ明日、うねフレット19世紀ギターを修理に出すことになりました。

最後の晩餐録音その1ということで行きます。

今日のピッチはA=446Hzです。愛の周波数528Hzの音叉がCになるように合わせたらこうなりました。


1曲目はロマン派時代のN.コスト(仏)の有名な「舟歌」イ長調。私の学生時代のギター倶楽部の発表会デビュー曲ですね。


次はパガニーニ(伊)のソナチネ、ハ長調。パガニーニはヴァイオリンだけでなくギターも作曲&演奏していました。イタリア音楽らしく、明るく楽しい曲です。


お次はコストと同じ時代のメルツ(ハンガリー)のロマンス、ホ短調です。


本日最後は、やはりロマン派で、レゴンディという作曲家(ジュネーブ生まれ)のエチュード第1番ハ長調。結構長くて難曲です。


 では今回はこのへんで。



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コメント 4

koten

自己スレ違いではあるがw、下記サイトにピーターゼルキンが1/7ミーントーンでリサイタルを行った時のゼルキン解説(演説?)がありますね。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2006-09-16

by koten (2011-12-04 08:26) 

REIKO

うねうね君いよいよ入院ですか、良くなって帰ってくるといいですね。
この4曲はどれもピッタリですね。
(平均律ギターだと、もっとドヨ~ンとした響きになるんですよね?)
3曲目のメルツ、数日前から「ロマン派のショパンみたいなあのギターの作曲家、何て名前だったっけ?」と、ド忘れしてイライラしてたので、ラッキーでした!
そうです、彼です!(爆)

>ピーターゼルキンが1/7ミーントーンで

1/7って、18世紀にすでに提唱?されてたんですね・・・もっと後のことかと思ってました。
ただ彼は「vivid key colors」と言ってますが、この音律はそういう性質のものではないですね。
G#-E♭がプチウルフになるので、「そこをまたぐ和音のみ」少し歪む(長三度がほぼピタゴラス)・・・と言う程度です。
それ以外はどこも同じなので、曲によっては全く「安定」していて、key colors云々という感じでは無いですね。
もっとも、平均律しか知らない人にしてみれば、これでも大事(おおごと)なのかもしれませんが。

それで↓↓↓のサイトで「1/7コンマミーントーン」として紹介されているデータは、全然違ってます(五度圏図を描いてみると右半分の6つが-1/4S.C.の五度で、1/7なんてどこにもない・・・これはこれで使える音律だと思います)が、まさかこっちじゃないんですよね???
http://murashin.sakura.ne.jp/
by REIKO (2011-12-04 20:41) 

koten

REIKOさん、コメントありがとうございます。((( ^_^)且~~ ササ、お茶 でも

>うねうね君・・・良くなって
・・先ほど発送して来ました (〃⌒o⌒〃)ノ゛゛゛゛ ~~~~~バイバァ~イ
今回もまた「フレットレス化」するので、帰って来た後が大変ですね・・もっともフレットレス化の作業自体(フレットを抜いて代わりに木材を埋める)も、直線フレットの場合より大変みたいですが(汗)。

>この4曲はどれもピッタリですね。
そうなんですよね、やはりこの時代は鍵盤のみならずフレット楽器も「不均等音律」が怪しいですよね。
 ちなみにコストやメルツの時代のギターは、「可動フレッティング」などの音律面のみならず、「多弦化」も色々と試みられたのですが(コストは7弦、メルツは10弦)、そういった資料が一向に表の世界に出てこないので、何か「色々と怪しい」ですよね(笑)。

>平均律ギターだと、もっとドヨ~ンとした響きになるんですよね?
・・・その通りです。そして、私の場合はすでに「末期患者」状態(爆)なので、その響きには到底耐えられないですね、、、気力&生命力が削がれますね、12ETギターだと。

>3曲目のメルツ、・・・ラッキーでした!
 それは何よりです。どうです? 音律研究していると、色々と良い事が「シンクロなんとか(?)」状態で次から次へと連鎖反応的に起こってくるような気がしませんか? これぞ人生の醍醐味ってやつですよ(笑)。

>1/7って、18世紀にすでに提唱?されてたんですね
・・・これに関連して、先日、注文していたフレッティング関係の外国本が届いたのですが、フレット楽器でも可成り前(少なくとも1500年代?)から、色々な調律法(in various regular tuning systems)として、(1/4や1/6のみならず)1/5や2/7(←!)や2/9(←!!)コンマのミーントーンもあったようですね。第44頁の表4では、「 various regular tuning systems」として、7種類の調律法が載ってますね(上記5種の他にピタゴラスとETが挙げられてます)。

>「vivid key colors」と言ってますが、この音律はそういう性質のものではない
・・「vivid」をどう訳すか?にもよりますよね。
 alkで調べると、概ね
①光り輝く、明るい
②色鮮{いろあざ}やかな
③〔心の中に〕鮮明によみがえる、〔本当のことのように〕感じられる
④〔想像力などが〕生き生きとした、生気あふれる
の意味ですよね・・これ、どの訳でも良い感じですよね、、特に③とか④とか良いじゃないですか(笑)

>平均律しか知らない人にしてみれば、これでも大事
・・・正にそうだと思いますよ。少なくとも私の場合、「本当のことのように感じられない」ですもの、、、「12ET」では(爆)

>まさかこっちじゃないんですよね???
サイトここですよね
http://murashin.sakura.ne.jp/cgi-bin/murasel00.htm
・・他にデータを公開しているところって、(以前に別件で発見した)このサイトくらいですよね。
http://www3.ocn.ne.jp/~gthmhk/agordo.html
 両者のデータが違っていたら、少なくともどちらかが間違いですよね。
 そういえばムラシンさんのライブラリのデータって時々怪しいところが見受けられますよね(汗)。サリナスのデータも以前に「何カ所か違うのでは?」と思った記憶があります。

余談:かくいう私も、自分の過去記事を何カ所か直さないとイカンなぁと思ってはいるのですが、ナカナカ余裕がないという体たらく状態ですね(泣)

by koten (2011-12-04 23:41) 

koten

ムラシンさん凄いな、、、こんな資料作成されてたんですね。
http://www.google.co.jp/search?q=midi%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%8F%A4%E5%85%B8%E8%AA%BF%E5%BE%8B%E4%BD%93%E9%A8%93&sourceid=ie7&rls=com.microsoft:en-US&ie=utf8&oe=utf8&rlz=1I7GGLL_ja&redir_esc=&ei=vxzfTqeUFsqWmQX9xbWUBQ
テーマ:「バッハ像と調律の変遷」
でヒットするpdfの資料は読み応えありますね。

 私がこの手の資料作ったら「陰謀論」中心のレジュメになりそうな気がする(爆)
by koten (2011-12-07 17:26) 

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