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(11/14更新)モーツァルト音律素行調査(笑)のためのピアノ曲の作曲年代のリストアップ

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この記事、出先のネットカフェで調べながら書いていたのですが、投稿したら11月「8日」付けでupされたので、家でupし直しました(ネットカフェのPCの日時設定ってどうなっているのやら(汗))

W.A.モーツァルト(1756-1791年)のピアノソナタ他の年表(らしきもの)を作成してみました。

参考サイトは専らwikiです。

※同じ時期に作曲された6曲の最初期のピアノソナタ(総称「デュルニッツ・ソナタ」)
①ピアノソナタ第1番 ハ長調 K.279 (189d)
②ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280 (189e)
③ピアノソナタ第3番 変ロ長調K.281 (189f) (←終楽章で初めてロンド形式を採用)
④ピアノソナタ第4番 変ホ長調 K.282 (189g) (←wikiの解説では「詩的表現の美しさが出ており、6曲の中でも特別の地位を占めている」とのこと)
⑤ピアノソナタ第5番 ト長調 K.283 (189h)
⑥ピアノソナタ第6番 ニ長調 K.284 (205b)(←この曲は、モーツァルトは大変気に入ったようで何度も演奏したりし、10年後にはこの曲だけを出版。手紙の中で「比類のない効果」と書いている。)
以上の6曲は、【1775年(19歳!)の初め頃】にミュンヘンで書かれた(以前は1774年にザルツブルクで作曲されたと考えられていた。)。

•ピアノソナタ第7番ハ長調 K.309(284b) 【1777年(21歳)、マンハイムの音楽家クリスティアン・カンナビヒの娘ローザのために作曲】
•ピアノソナタ第9番 ニ長調 K.311(284c)【1777年(7番と同時期)】
•ピアノソナタ第8番 イ短調 K.310(300d) 【1778年(22歳)頃、母親を亡くした悲しみが反映されているとの説あり】

☆☆☆☆ 約5年間のブランク ☆☆☆☆☆☆☆☆

•ピアノソナタ第10番 ハ長調 K.330(300h) 【1783年(27歳)(11,12番も同時期)】
•ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331(300i) 『トルコ行進曲付き』
•ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K.332(300k)
•ピアノソナタ第13番 変ロ長調 K.333(315c) 【1783年にウィーンとリンツで完成との説】
•ピアノソナタ第14番 ハ短調 K.457 【1784年(28歳)にウィーンで作曲】
•ピアノソナタ第15番 ヘ長調 K.533/494(旧全集では第18番)【第1楽章と第2楽章(K.533)が1788年、第3楽章(K.494)が1786年(30歳)】
•ピアノソナタ第16番 ハ長調 K.545(旧全集では第15番)【1788年(32歳)夏(初心者のための小さなソナタ)】
•ピアノソナタ第17番 変ロ長調 K.570(旧全集では第16番)【1789年(33歳)】
•ピアノソナタ第18番 ニ長調 K.576(旧全集では第17番)【1789年(33歳)、最後のソナタ、バロック的対位法】

--参考---------------------------------
アンダンテ ハ長調 K.1a(1761(5歳!))
アレグロ ハ長調 K.1b(1761(5歳))

自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616 (1791年(没年の35歳))
グラス・ハーモニカのためのアダージョ K.356(K.617a) (1791年(没年の35歳))

※ピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲第1番 ヘ長調 K.37 (1767年(11歳、ザルツブルク))
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 K.39 (1767)
ピアノ協奏曲第3番 ニ長調 K.40 (1767)
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 K.41 (1767)
 (第1-4番は、他人のピアノ(クラヴィーア)曲からの編曲 )

3つのピアノ協奏曲 K.107
ヨハン・クリスティアン・バッハのクラヴィーア曲Op.5からの編曲
-1 ニ長調 (1770年(14歳、ザルツブルク~ローマ))
-2 ト長調 (1770)
-3 変ホ長調 (1770)
ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175 (1773年(17歳、ミラノ、ザルツブルク、ウィーン))
ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238 (1776年(20歳、ザルツブルク))
ピアノ協奏曲第7番 ヘ長調 K.242『ロドロン』(3台のピアノのための)(1776)
ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246『リュツォウ』 (1776)
ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271『ジュノーム』 (1777年(21歳、ザルツブルク、マンハイム))
ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調 K.365(2台のピアノのための) (1779年(23歳、ザルツブルク))

☆☆☆☆ やはり数年のブランク ☆☆☆☆☆☆☆☆

ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413 (1782-83年(26-27歳、ウィーン、ザルツブルク))
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414 (1782)
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415 (1782-83)
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449 (1784年(28歳、ウィーン))
ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K.450 (1784)
ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451 (1784)
ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453 (1784)
ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456 (1784)
ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459 『第二戴冠式』(1784)
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 (1785年(29歳、ウィーン))
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467 (1785)
ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482 (1785)
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488 (1786年(30歳、ウィーン、プラハ))
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491 (1786)
ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503 (1786)
ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537『戴冠式』 (1788年(32歳、以下ずっとウィーン))
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 (1791年(35歳))


•四手のためのピアノソナタ ハ長調 K.19d 【9歳の時(1765年5月13日以前)にロンドンで作曲】
•四手のためのピアノソナタ ト長調 K.357(497a)
•四手のためのピアノソナタ ニ長調 K.381(123a) 【16歳の時にザルツブルクで作曲、1772年初めに完成】
•四手のためのピアノソナタ 変ロ長調 K.358(186c) 【18歳の時にザルツブルクで作曲、1774年春に完成】

☆☆☆☆ 約12年間のブランク ☆☆☆☆☆☆☆☆

•四手のためのピアノソナタ ヘ長調 K.497 【30歳の時にウィーンで作曲、1786年8月1日に完成】
•四手のためのピアノソナタ ハ長調 K.521 【31歳の時にウィーンで作曲、1787年5月29日に完成】
•2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448(375a)
•2台のピアノのためのソナタ楽章 変ロ長調(断片) K.Anh.42(375b)
•2台のピアノのためのソナタ楽章またはロンド・フィナーレ 変ロ長調(断片) K.Anh.43(375c)

・・・・あとはピアノ変奏曲ですよね・・wikiでは作曲年代まで書いてないですが、ケッヘル番号からある程度推定できるようにも思われます。

リストアップしておきます。
11/14更新:この方のサイト凄いです!(作曲年代を引用させていただきます)

①ピアノ変奏曲 ハ長調 K.21a(Anh.206)(散逸、疑作か。) ■作曲 1765年 ロンドン
②C.E.グラーフのオランダ語歌曲「われは勝てり」による8つの変奏曲 ト長調 K.24(Anh.208) ■作曲 1766年3月7日以前 ハーグかアムステルダム
③オランダ歌曲「ヴィレム・ヴァン・ナッサウ」による7つの変奏曲 ニ長調 K.25 (作曲年代:K.24と同じ)
④アレグレットの主題による6つの変奏曲 K.54(457b)(ヴァイオリン・ソナタ K.547の終楽章の編曲)
⑤J.C.フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲 ハ長調 K.179(189a) ■作曲 1774年12月6日以前(夏?) ザルツブルク
⑥サリエリの歌劇「ヴェネツィアの定期市」のアリア「わが愛しのアドーネ」による6つの変奏曲 ト長調 K.180(173a) ■作曲 1773年9月? ウィーン


⑦N.ドゼードの「リゾンは森で眠っていた」の主題による9つの変奏曲 ハ長調 K.264(315b)
⑧きらきら星変奏曲(フランスの歌曲『ああ、お母さん、あなたに申しましょう』による12の変奏曲)ハ長調 K.265
■作曲 1781年か82年? ウィーン
 【⑦⑧は最初期のピアノソナタ(1775年、19歳時作品)とケッヘル番号が近い】
⑨グレトリーの歌劇「サムニウム人の結婚」の行進曲の主題による8つの変奏曲 ヘ長調 K.352(374a)
⑩「美しいフランソワーズ」の主題による12の変奏曲 変ホ長調 K.353(300f)
⑪ボーマルシェの「セビーリャの理髪師」のロマンス「私はランドール」による12の変奏曲 変ホ長調 K.354(299a) ■作曲 1778年春か夏 パリ
⑫パイジェッロの歌劇「哲学者気取り、または星占いたち」の「主に幸いあれ」による6つの変奏曲 ヘ長調 K.398(316e) ■作曲 1783年か84年 ウィーン
⑬グルックのジングシュピール「メッカの巡礼たち」のアリエッタ「愚民が思うには」による10の変奏曲 ト長調 K.455
【以上、⑨から⑬までのケッヘル番号は、ピアノソナタ第13番【1783年、27歳】と第14番 【1784年、28歳】の間に位置する。】

⑭サルティの歌劇「2人が争えば3人目が得をする(鳶に油揚)」のミンゴーネのアリア「仔羊のように」による2つ(8つ)の変奏曲 イ長調 K.460(454a) ■作曲 1784年6月 ウィーン
 【ピアノソナタ第15番第3楽章(K.494)が1786年(30歳)】
⑮アレグレットの主題による12の変奏曲 変ロ長調 K.500 ■作曲 1786年9月12日 ウィーン
⑯J.P.デュポールのメヌエットの主題による9つ(6つ)の変奏曲 ニ長調 K.573(散逸)
  【ピアノソナタ第17番K.570が【1789年(33歳)】なので、その頃か?】
⑰B.シャックの「馬鹿な庭師」のリート「女ほど素敵なものはない」の主題による8つの変奏曲 ヘ長調 K.613
  【最後のピアノソナタ第18番がK.576で1789年(33歳)なので、それよりも後? 最後(没年時)のピアノコンチェルトよりもケッヘル番号がデカイのが驚き!】

それと、このサイトの最後の方には、年代別の作品一覧が載っているので、音律調査wには役立ちそうですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AE%E6%A5%BD%E6%9B%B2%E4%B8%80%E8%A6%A7
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