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(11/16微修正)朝のひとりごと~「音律」とは何か?~ [神様お願い]

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クラシックギターのプロの中には、和声音楽を演奏するときに
『3度の音程を修正』しながら演奏する方がいらっしゃるそうです。

ピアノの上手な方の中には、和声音楽を演奏するときに
『3度の音だけ弱く弾き』ながら演奏する方がいらっしゃるそうです。他の音を強く弾くことにより、他の音のピッチが相対的に高くなるので、結果として3度の和音の響きが改善されるとか、そういう効果も狙っているようです。

 素晴らしい! 「和声音楽」をとても良く分かっていらっしゃる!

 でも、そういう方であっても「12等分平均律は立派な音律である」と発言されるのでしょうか?

 つまり、和声音楽を演奏するときに
『3度の音程を修正』しながら演奏しなければ満足できる演奏が実現できない調律法、
『3度の音だけ弱く弾き』ながら演奏しなければ良い演奏とならない調律法、
って、言い換えると
「『そのまま』では使い物にならない調律法(音律)」であることを意味していますよね?
演奏中に「音の高さ」を随時変えなければならないのですから。
で、そんな音律(調律法)って、そもそも「音律」と呼べるような代物なのでしょうか?

---(ダメ押し?追記)--------------------

「音律」って(演奏に先立って予め)「音の高さ」を規定するもの、『使用する音』の高さを決めておくものですよね。
 で、その予め規定した「音の高さ」では良い演奏ができないから、規定した音の高さ(つまり『本来使用するはずの音高、使用すべきはずだった音高』)を演奏中にわざわざ「頻繁に『変更』」しなければならない音律(調律法)って、もう既に「音律」として「失格」なのではないですか?ってことですよ。

 分かりやすい(?)例で言うと、①ある「法律」を作りました。②でもその法律を守っていたのでは、ストレスが溜まってしまい健康な生活を維持することができないように思われました。③ですので、分別のある(感性豊かな)知識人は、そんな法律はハナっから無視(笑)していました。「上の人(例:政治家や外交官、各種公務員職の人)」でも、大部分は守っていましたが、「一番重要な部分」については守らずに「歪めた運用」(笑)をしていました。『でも、④生真面目な人は、きちんとその法律をそっくり全部そのまま守っていたがために、最後には病気になってしまいました。』 
 って話ですよね。 いいんですかそれで? 「上の人」が「法律改正」しなくて良いんですか?って話ですよね。

敢えて続きを書くと、
⑤そして、そんな法律でもどうにか健康を保てる人だけが『上の人』として君臨することになりました。
⑥でも、その後も相変わらず「下の人」は不健康にあえいでいます。
⑦これに対して上の人は・・・見て見ぬふり(見殺し)? or 法律改正したくてもどうしようも無い状態? or 法律改正のそぶりを見せようものなら、何処かの国のどこかの財団から圧力がかかる?・・・etc
 
---追記終わり--------------------


wikiで検索
 音律:
周波数の関係を規定することによって結びつけられた一組のピッチクラスをいう。周波数の関係は比で表現されることが多いが、この比が数値として把握されることが必要条件ではない。

 ⇒12等分律(のイデア)は
「周波数の関係を規定」したものでしょうか?


というわけで、神様お願いです。

 「和声音楽」を嗜む全ての人が12等分平均率(←律?)の悪口を言うのが「当たり前」の社会になるように導いてください(爆)。
 宜しくお願いいたします。


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コメント 2

REIKO

>『3度の音だけ弱く弾き』ながら演奏する方がいらっしゃるそうです

このベトベン1番第一楽章↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=9-3b9vjr4UY&feature=results_video&playnext=1&list=PLD8F04040FB681B74

C-Eのとこは弱く弾いてますね。
特に展開部後半、それから最後近く(con espressioneの箇所)の右手がE⇒Cと上行する旋律で、平均律ではEとCの間が狭くて、Cが低く聴こえてしまい旋律がキマらないので、C音を目立たないようにそっと弾いています。(スフォルツァンドが付いているのに)
つまり、ベトベンはC-Eが純正なKBIIで書いてるので、違いの大きい平均律では不具合が出るわけですよ。
(KBIIの元々広い長三度の箇所は問題がない)

これは私がKBIIで演奏したもの(笑)↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=3JfYx68s5y0&feature=channel_video_title
演奏を編集する時に、KBIIで音出ししながらやってるので、特に不都合を感じずに思い切りやれましたが、平均律だと色々困るんですね。(笑)
「熱情」でも、フォルテシモで連打するCEG和音を「フワッと弾いてさっさと次へ行く」ピアニストがいます。
短調和音の箇所はちゃんと弾いているので、やはり長三和音の響きがまずいのを配慮しての措置でしょうね。
(意識してやってるのか、感覚的なものかは分かりませんが)
そんなことまでやってるくらいなら、さっさと古典調律にすれば良いのに・・・と思うのはワタシだけでしょうか????(笑)

by REIKO (2011-11-17 00:20) 

koten

REIKOさん、コメントありがとうございます。■Dヾ(∇⌒*)))),,,,,,,♪.

>そんなことまでやってるくらいなら、さっさと古典調律にすれば良いのに・・・
・・長調もとい(笑)「超々」激同です(爆)!! もうこれに尽きますね(笑)

Youtubeの「超一流プロ」の方の演奏、数分でやっと開けたのですが、開始1分くらいで聴く気を失いました(爆)。
 全ての音を「完璧」に演奏されている(しかも「音律の事情を考慮」して演奏されている)超一流のプロの方にこんな感想書くのは本当に申し訳ない&忍びないのですが、正直、聴く方が「疲れちゃいます」よ、あんな演奏されると。
 「全ての音をハッキリ鳴らして」欲しいんですよね。「響きが汚いから小さく弾いてごまかす」のではなく! そのためには作曲家の「想定音律」で弾くことが不可欠なんですよね。

 「一般大衆」は、毎日の勤労で「へとへとに疲れている」んだから、芸術音楽で「癒されたい」んですよ! 「音が苦」を押し付けられたくないんですよ! 
 プロは論外音率(←律?)に対する非常に強度な「耐性」ができているから平気なんでしょうけど、我々「一般大衆」はそうじゃないんですよね。

 本当、『上の人』には「我々の苦しみ」を分かって欲しいです、私の心からの願いです!!(懇願)

by koten (2011-11-17 13:03) 

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