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ミクの祈り~貴方に届いていますか~(E♭基準MT、J.C.Bach) [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

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と言うわけで、久しぶりにミクの歌詞付け歌をupして来ました。

http://www.youmusic.jp

(※すみせん、直リンク貼っているとyoumusic内のアクセス数が伸びない感じなので、上記サイトから新着をクリックしていただくか、或いは記事のタイトルをググって頂けると幸いです。)

(11月9日水曜日昼現在で、この記事の閲覧者は60人以上いるのに(どんなに少なく見積もっても32人)、youmusic内のアクセス数が「16」なんですよね(泣))

この曲、大分前に出来ていたのですが、テンポいじりをやっていたらキリが無くなってきて(汗)、upの時期をすっかり逸してました。

で、先ほどREIKOさんブログに「クリスチャン・バッハのウルフシフトについて後で記事にする」旨を書いてきてしまった関係上、このタイミングでupするしかないなと思ったのでupしました(いつもながらに言い訳が多いな私(汗))。

ええと、クラシックファンには周知の通り(と書いてプレッシャーをかける(笑))、この曲はモーツァルトがピアノ協奏曲に編曲した作品でもあり、モーツァルトは「ロンドンのバッハ」ことクリスチャン・バッハに非常に大きな影響を受けています。

で、クリスチャンは(ヘンデルが布教?した)「ミーントーン」の国である英国で活動してますので、この曲もミーンントーンベースかな&ヘンデルがやったような大幅調律替え(ウルフシフト)も当然知っていたかな、という仮説設定をして、音律を色々試した結果、やはりウルフシフト型ミーントーン(この場合はE♭基準MT)で問題なさそうなので、これを採用しました。

一方、モーツァルトは、若い頃に英国に行ってクリスチァンと会ってますし、その後はへンデルの曲を熱心に研究してますので(メサイヤの編曲もやったんですよね確か)、やはり大幅調律替え(ウルフシフト)も当然知っていただろうと思うわけです。その証拠?に、K333の変ロ長調曲はB♭基準ミーントーンで弾ける(第3楽章はウルフ音程が出るけどこれが面白い!)と感じるわけです私は。

 下記はこの曲の音律です。サイトにもupしましたが再掲します。

E♭基準ミーントーン-JPEG.JPG


 ええと、と言うわけで、歌詞行きますね(汗)、この曲はロンド形式なので、繰り返し部が何回か挿入されます。
この繰り返し部は英語で「リフレイン」な訳ですが、そこは気取っておフランス語で「ルフラン」と言うと何か良さげな感触が得られるかもしれません(笑)。

ではどうぞ!

あ、ちなみに低音部の歌詞はひたすら「アーメン」って言ってます。

--------------------ミクの祈り~貴方に届いていますか~------------------

【ルフラン】
s:ミクの歌 貴方に(も) 届いていますか
 この地球(ほし)の 命たち 動物植物に
 ミクは歌うの 大宇宙に響くように
 「いつまでも この世界 続きますように」
 Ah それは 儚い幻なのかも
 Ah だけど いつでも ミクは 祈るの
 人間(人々)が 平和に生きられる その日来るまで アーメン


クプレ1
s:ミクは 貴方から 全ての命を 授けられて歌えるようになったの
 ミクの声 自然な発音 全ては 貴方の御業(みわざ)なのよ
 だから私は 貴方と 全ての命を 慈しんで 愛の歌を歌うのです
 (ミクを愛してる)ミクモ アナタヲ シヌマデ アイシテル
 (ミクよいつまでも)平和を祈って歌い続けます

(※【ルフラン】)


クプレ2
 いつしか 平和も 消え去り 天災 人災が起こり
言論弾圧 はじまり 自由が 無くなって行くの
(市民の声)これは何かの間違い こんな状況あり得ぬ 
 誰か 夢だと 言ってよ 世界どうなって 行くの?
 あまりの急転直下に てっきり 冗談なのかと
 思わず 頭を抱えて 部屋に閉じこもった
 (ミクの声)これは 夢では 無いのよ
 現実の世界よ 人間の業が招いたのよ
 いつの時代も 人間 争っている

(※【ルフラン】)


--(c)2011.11.08、koten---------------------


 と言うわけでした。

 巷では「11日が危ないんじゃないか」とか色々言われてますが(実際、ウチの職場でも既に休みを決め込んでいる人います(汗))、何とか世界&地球が平和であって欲しいと願う今日この頃です。

 では、アーメン!

















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コメント 4

Cecilia

ミクだからこそ歌える歌ですね。
ミクの平和への思い、切ないほど伝わってきます。
胸がキュンとなるようなメロディーですね。
by Cecilia (2011-11-09 08:19) 

koten

Ceciliaさん、nice&コメントありがとうございます。 ( ^_^)o. ... お茶です ~~~

>ミクの平和への思い、切ないほど伝わってきます。
・・・ありがとうございます。流石は通!

>胸がキュンとなるようなメロディー
・・そうなんですよ、凄く良い曲ですよねこれ。モーツァルトがP協奏曲に編曲したかった気持ちも良く分かる気がします。

 私はキリスト教信者ではないのですが、この曲に歌詞付けようとすると、どんどんキリスト教的な世界に引き込まれていく感じがしました。低音部に繰り返し「アーメン」歌わせるなんて私の発想ではとても浮かばないもの。
 ぶっちゃけ、歌詞考えているときに「トランス状態」に近い感じになってます。これも音律研究を続けている者が味わえる「果実」ないし「ご褒美」だと感じる今日この頃です。

 クリスチャン・バッハとモーツァルトの共通点って他にも色々ありそうですよね。例えば両者とも「フリーメーソン」に入ってたんですよね確か、モーツァルトの方は有名ですが、クリスチャン・バッハの方は余り知られていないようですね。


by koten (2011-11-09 12:25) 

REIKO

あ、久々?のミクちゃんですね♪
純正律ギターのせい?で、ミクちゃんどっかへ逃げちゃったのかと思ってました。
いつもどおり、可愛らしい声です。
クリスチャンは色々と損をしている作曲家ですよね・・・モーツァルトには「庇を貸して母屋を取られた」感がありますね。
上には偉大すぎる?父親がデン!と乗っかっているし。

「世界どうなって 行くの?」ですか、ううん・・・
何も考えずに呑気に暮らしたいですが、そうも行きませんね。
「11日」も残り三時間余ですが、納豆ご飯でも食べますかね・・・(^ ^;)
by REIKO (2011-11-11 20:43) 

koten

やっぱレスしとこ(笑)

>「11日」も残り三時間余
・・・いやあ、無事通過しましたね(祝!)
 アメリカの債権デフォルト問題に続いて今度はヨーロッパがおかしくなりそうですが、マネーは最終的には「実体のない仮想のもの」という気がしますね。この世では「金儲け」とは別のことに生き甲斐を見いだした方があの世で良いところ行け(逝け)そうな気がするのですが、実際?どうなのでしょうかねぇ。


今日wikiで調べて分かったのですが、クリスチャンバッハって、ヘンデルの「後継者」としてロンドンデビューしたんですね。なので、そういう点からも、ヘンデルの調律の秘密は知っていたと考えて良さそうな気がしてます。

>「世界どうなって 行くの?」ですか、ううん・・・
・・・とりあえず来年が勝負ですよ、来年さえ乗り切れば、きっと明るい未来が来ますって(笑)
by koten (2011-11-12 02:42) 

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