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(11/7割り込み追記)電子鍵盤楽器のデフォルト音律が「純正律」になる社会になれ~!!(爆) [神様お願い]

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 ブログに自分の願望を書いて世界発信すると「実現に向かう」ケースが多いような気がするので、これからもどんどん書くことにしよう。

 本当は、「クラヴィコード欲しい!」とか「古楽器のピアノ(フォルテピアノ)欲しい!」とか、「0.1セント単位で好きな音律を自由にプリセット設定でき、そのプリセット設定も一つじゃなくて沢山記憶しておくことができて、しかも扱いやすい電子チューナーが欲しい!」とか、「0.1セント単位で自由な調律が出来てしかも音色も抜群な電子鍵盤楽器が欲しい!」とか、色々書きたいのだが(書いてるじゃん私(爆))、こういった謂わば個人的な「所有欲(≒欲望)」よりも、何というか、もう少し「人間社会全体」を考えた希望的な記述だと実現しやすいのかな、と勝手に思ったりもしている。

 なので、今日の「神様お願い」(←新カテゴリ作っちゃいました(爆))は、

『電子鍵盤楽器のデフォルト音律が「純正律」になる社会になれ~!!』

である。

 以前書いた記事で、あ、これね
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-07-01

----自己引用-----------
【M】:・・・それで、仮に12平均律を標準音律の座から引きずり下ろしたとして、代わりに何を標準音律にすれば良いと考えてます?

【koten】:いやぁ、そこまではちょっと考えてないなぁ・・あははは
【イッテツ&M】:それじゃ駄目じゃん!!(←春風亭○太風に)

【koten】:いや、それは冗談として、無難な線としては1/6分割法(バロッティあたり?)じゃないですかね・・。表の調はミーントーンっぽく、裏の調はピタゴラスっぽいってことで。(これでも色々な人から反論来ると思うけど(汗))
----引用終わり------------
って書いたのですが、最近は「やっぱデフォルト音律は純正律でしょ!」と思うようになってきた。

だって、「ギター」でさえ純正律使ってきたのだから、鍵盤楽器にだって使えないはずないでしょ! って感じです。 少なくとも「幼児や学校の校歌などの伴奏用」としては最高でしょ? Ⅱの和音使うときは3度だけ鳴らして5度鳴らさなければ良いだけの話だし。良い音感の人が沢山輩出されると思うけどなぁ。

 数年前に某SNSで、私が「(複雑な対位法の)バロックから(シンプルな形式の)古典派に移行したのは、「ミーントーンを使い続けたくて」そうなったに違いない」的な発言をしてブーイングを食らったことがあったのだけど、より正確には「音楽形式を一旦リセットして(基準となる音律を)『純正律』まで戻した」ってことだよね要するに?まぁ、純正律って言っても、裏がピタゴラスである「キルンベルガー律(ⅠやⅡ)」ベースってことなんだろうけど。なので、数年前のあの発言もそんなに的外れじゃないと思うんだけどなぁ・・・。

 まあいいや、そんなこんなで、私はこれから純正律も一生懸命勉強しますので、

神様お願い、

『電子鍵盤楽器のデフォルト音律が「純正律」になる社会になれ~!!』

あ、勿論、ミーントーンやピタゴラスや他の不均等音律もプリセットされることが前提ね。
それと、「自由な調律が出来る」ってことは絶対条件ですよ、ウン。

神様、天からご覧になって御存じでしょうけど、今の人間社会って酷いんですよ。「お金沢山持っている人」でないと「純正律」がプリセットされている電子鍵盤楽器や電子チューナーを買えないんですよ(悲)。純正律は「自然な音律」なのに、こんなのって余りに酷いですよね?

---同日夜追記-----------------
 神様、追加の御願いを書かせていただきます(笑)。

>「自由な調律が出来る」ってことは絶対条件
・・これの前に「基音変更機能」も必要ですので、是非御願いします。最近の「最新式」電子鍵盤楽器の中には、純正律が無いだけでなく、基音変更機能まで無いのがあるので、本当、困っちゃいますよ(泣)。あれでは「ウルフシフト」型ミーンントーンを初めとする「調律替え」が出来ないんです。ユーザーに対する「嫌がらせ」としか思えません。

 それと、純正律の「F♯」の音程、あれは本っっっっっっっっっ当に、何とかして欲しいです。あれでは「D-F♯」の長3度が純正になりませんので。メーカーは、物を売っている以上「プロ」なんだから、もっと勉強して欲しいですよね。神様の方からも(笑)何か言ってあげてください。


 そうそう、歴史的には1/nミーントーンも良く使われていたみたいなので、これも「n」を可変に出来るようにプリセットして欲しいです。さらにはm/nミーントーンとか出来ると最高ですよね(笑)。

 最後に、有言実行を示すべく、先ほど純正律関係の事項を少し勉強してみました。和音の「協和」現象って、どうやら「倍音同士」の作用とのことです。
 そして、生楽器では、倍音の周波数が必ずしも基音のそれに対してキッチリ整数倍にはならず、「ゆらぎ」があるんだそうです。これを知って、「あぁ、だから長3度が周波数比4:5.00000・・・から数セント分くらい少しずれていても、純正にシンクロしてくれるのかぁ」と思ったりもしました。

 一方で、電子楽器のように倍音がキッチリ整数倍の設定だと、長時間弾いていると疲れるらしいんですよ。ですので、最新式の電子楽器は、倍音に多少の「ゆらぎ」が入っている機能(さらにはその「ゆらぎ」具合を調節できる機能)があれば嬉しいなぁ~、と思いました。 

---11/7割り込み追記-----------------
 神様、さらに追加の御願いを書かせていただきます(笑)。

 そうそう、これをお願いしないといけなかった。

 神様、天から御覧になっていてご存じでしょうけど、「電子チェンバロ」で高音部の鍵盤を「Fまで」しか付けていないメーカーがあって、数年前に何十年ぶりかに新作を出したんですけど、これがまた「Fまで」しか付いていないんですよ、これって信じられますか?
 (故)スコット・ロスがD.スカルラッティのチェンバロ・ソナタ(555曲)の全曲録音CDを出してから一体何年経ったと思っているのでしょうね?(あきれ顔)。 あの解説書にはちゃんと「スペインのチェンバロは高音が『G』まであった」って書かれているし、第一、スカルラッティの楽譜見れば一目瞭然でしょ? それどころか弟子だった(スペインの)ソレールだってGまで使ったチェンバロ曲書いている&古楽界では常識なのに!!

 この新作電子チェンバロのプリセット音律の「退化」については前に記事にした通りです。追記しますと、もちろん「フレンチ・ミーントーン」なんてプリセットされてませんよ。ヴェルサイユ・ピッチだけで「真のマニア」が満足するとでも思っているのでしょうかね・・・。

 これって要するに、「チェンバロ音楽を何も知らない開発者」が作ったってことですよね。

 高音キーを「F」までしか作らないってことは、「スペインのチェンバロはチェンバロに非ず」、「スカルラッティやソレールのGまで使う曲は『弾くに値せず』」って言っているのと同じですよね、神様、私の言っていること間違っていますか? 

 ですので神様、マニアを舐めているとしか思えない開発者を「改心」させてあげてください。よろしくお願いいたいます。m(_ _)m



----翌日朝追記-----

>「(複雑な対位法の)バロックから(シンプルな形式の)古典派に移行したのは、「ミーントーンを使い続けたくて」そうなったに違いない」
>「音楽形式を一旦リセットして(基準となる音律を)『純正律』まで戻した」

・・・よくよく考えてみると全然違うかも(爆)
 まぁ、「音楽や音律が複雑になって限界も見えてきたので、白紙に戻して『原点』からやり直そう」とした、という意味において、考え方のベクトルは間違ってなかったと思うということで。ただ、その『原点』というのが、あの当時は「ミーントーン」までしか想定していなかったんですわ私。 やっぱり私も「純正律は実用音律としては不可能」の頭があったんですわ。

 何にしても、現代音楽がこれだけ行き詰まっている現在、もう1回「より自然な」音律からやり直す必要があるんじゃないですかね。

 してみると、人間の歴史ってこうやって繰り返して来たんですね。行き詰まったら壊してまた原点に立ち返ってやりなおす。良いチャンスじゃないですか今回も。

 っていうか、やっぱり来年「アセンション」が来そうな気がしてきましたね(爆)(←オチがこれかい(汗))。
 

------以上、追記終わり------------------


 それでは、また色々とお願いしますね!

 
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Enrique

アセンションは別として(笑),原点に立ち戻る事の重要性を示してもらいました。オイラーの純正律は確かに使いにくいのでしょうが,キルンベルガーIは十分使えるという事ですね。ショパンも使ったそうですし(こういう聞きかじりもダメですが)。やはりREIKOさんの実績は大きい!

>倍音の周波数が必ずしも基音のそれに対してキッチリ整数倍にはならず、「ゆらぎ」があるんだそうです。これを知って、「あぁ、だから長3度が周波数比4:5.00000・・・から数セント分くらい少しずれていても、純正にシンクロしてくれるのかぁ」

これはその通りなんですが,モダン・ピアノの場合,倍音が「高い方に」ずれるのですよ。ですから,チェンバロやギターでは良くても,いわば倍音が「低い方に」ずれている(長三はジャストでも,五度は低い)ミーントーンとは相性が悪い。だから,特に現代のピアノはピタゴラスの方が合うはずなんですね。

調律師さんってオクターブで合わせて行きますよね。そうすると下の音の倍音と上の音の基音を合わせるわけです。下の音の倍音が真のオクターブよりも高いと,当然上の音の基音はそれに合わせてしまうわけです。これでやっていくと,あの悪名高い?曲線が出来上がるわけです。「そうした方が音がハデ」だとか間違ったリクツで説明されるから誤解があるのだと思います。

オクターブはまだずれが少ないですが,五度や三度もっとヒドクなるはずです。

だから,私は調律師が「耳で聞いて」合わせる「調律曲線」は否定できません。音楽的にはオカシクても,音響的には正しいのです。ただどちらを優先するかという問題はありますネ。

確かにずっと合いすぎても疲れるというのはあると思います。外れたり,合ったりが良いのだと思います。外れっぱなしは困ります(笑)。定常的にずれているモノと変動するユラギはベツモノです。

電子楽器の件は私今ないので分かりませんが,確かに真面目にやってないのでしょうね。メーカーも(少なそうなユーザ向けに)そこまで手をかけてられない!? 自然のゆらぎまで入れられたら本物ですが,音律が間違っていたら,それ以前の問題ですね。
by Enrique (2011-11-05 11:53) 

koten

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます。

>モダン・ピアノの場合,倍音が「高い方に」ずれる・・から,倍音が「低い方に」ずれているミーントーンとは相性が悪い。だからピタゴラスの方が合う・・あの悪名高い?曲線

 なるほど! モダンピアノだと「倍音が高い方にずれる」からオクターブを上げる調律が行われるのですか、、、これでやっと分かったような気がしました。情報ありがとうございます。

>メーカーも(少なそうなユーザ向けに)そこまで手をかけてられない!?
・・まぁそうなのでしょうね。なのでこうやってジワジワと攻める(爆)
by koten (2011-11-06 00:42) 

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