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(0923音源追加)リベンジ?・・打ち直ししてみた。(「おせんにキャラメル・・」の曲) [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

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 三連休も終わりに近づいて来ましたが、皆様良い連休を過ごされたでしょうか。
 さて、前回投稿曲につき(現場監督)REIKOさんから貴重なアドバイスを頂きましたので、レスと相まってテンポの打ち直し演奏をupしてみようと思います。

REIKOさんのアドバイス(マル秘ノウハウ?w)
----引用--------------
 「長いスパンでテンポを変化させる」前に、まず「強拍に重みを付ける」ために、前の小節のケツ(笑)から次の一拍目にかけて、ちょっと(場合によってはかなり)「落とす」んですよ。
 今回のような曲でも、「小節のケツからアタマ(←アタマの方を長めに)でちょっと落とす」は、自然に聴かせるためには有効
----引用終わり--------------

 なるほど、これは目から鱗。拍の「一拍目」を少しのばすというのは古楽をやっている人には割とポピュラーな情報(ノウハウ)だと思うのですが、「前の小節のケツ(笑)からのばす」というのは初耳ですね。 もっとも、チェンバロの奏法として、(原則として)各小節間に「アーティキュレーション(=小さな隙間、空白部)」を入れるということが常識知識なので、これを考慮すると、REIKOさんの「ケツ」論(←結論w)も理にかなっていると言えるのかも。

 では物は試し、前の小節の最後の部分から次の一拍目にかけて、ちょっとのばす(テンポを落とす)「秘技」を入れて再録音してみました。
 これです、どうぞ!


 ちなみにこれが公共所に投稿した音源です。


 さぁ、リベンジ演奏は良く(=自然な感じに)なっているでしょうか。
今回、「おせんに・・」の「お」などを(いわゆる嫌らしくない程度に)伸ばしてみたのですが、アクが強すぎないギリギリの所を狙って設定するのが、結構難しい且つ非常に面白いところかも知れないですね。

 それではまた!

(0923追記)
REIKOさんコメントアドバイスに基づいて、23日に再度リベンジ打ち直し演奏してみましたので、音源upします。



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Cecilia

楽しませていただきました。kotenさんっていつも練習されている曲に歌をつけていらっしゃるのでしょうか。

>拍の「一拍目」を少しのばすというのは古楽をやっている人には割とポピュラーな情報(ノウハウ)だと思うのですが

古楽愛好家ですが聴くほう専門だったので知りませんでしたが、夏に受けたアンサンブルのレッスンから考えてもそうなのかもしれないと思います。
ひとつ勉強になりました。
by Cecilia (2011-09-20 12:27) 

koten

Ceciliaさん、nice&コメントありがとうございます。(。・ω・)_旦~~ オチャです

 器楽曲に歌詞を付け始めたのは今から20年くらい前ですかね(汗)。いわゆる「暗記もの」を覚えるために自分の好きな曲に歌詞(暗記対象の文章)を付けて、(当時ハツ音ミクなど地球上に存在しなかったため)電子ピアノで伴奏を付けながら自分で歌って(←!)カセットテープに録音し、次に伴奏だけ録音してカラオケにし、暗記作業に励んでました。あぁ懐かしい(汗)

 で、次に行ったのが発表曲の暗譜や曲想の把握の手助けにすべく歌詞を付けるというものでしたが、これは最近はやってないですね、、最近はドレミで歌う方が多いです。
 
 時が流れて(笑)、最近になり公共発表している歌詞付け歌は、専ら「歌詞の付けやすい曲」、「良い歌詞(フレーズ)が当てはまりそうな曲」から選んでますので、練習している曲でない方が多いです。

 そうそう、本番発表同じ日でしたよね。上手く演奏できるよう、お互いに頑張りましょう!

by koten (2011-09-20 13:02) 

Enrique

ずいぶん人間ぽくなります。再現の「おせんにー」が妙に色っぽいですね。
人間の拍節には慣性がありますから,突然遅く(速く)することはできません。なので,拍頭に重みをつけようとすると,前の拍から準備しているのだと思います(チェンバロやギターの生演奏波形を観察すればわかると思います。端正な人の演奏でも結構ゆらいでいます。)REIKOさんの「秘技」はそのポイントを見抜いているのですね。
生演奏では無意識にやっている(勝手にそうなる)ことが,DTMでは人間のクセを模したツールでもない限り(有るのかも知れませんが)機械的インテンポになるので,その辺の調整が打ち込みの腕の見せ所なのでしょうか。
生演奏のほうも頑張ってください。
by Enrique (2011-09-21 09:09) 

koten

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます。

なるほど慣性ですか、流石はエンジニア。
「拍頭伸ばし」設定は、実は(未発表の)インヴェンション第4番で最初に試していたのですが、どうも自然な感じが出せず、それ以来ボツ&普通にインテンポで打ち込んでました(汗)。なので、投稿済み曲の中でも特に2声の舞曲っぽい曲(例:2声ト長調インヴェンション)は実験してみる余地がありそうですね。
 生演奏も激励ありがとうございます。m(__)m

by koten (2011-09-21 12:11) 

REIKO

おお~~~!良いです良いです♪ \ (´▽`)ノ_彡☆バンバン!
断然リベンジ演奏の方が音楽的に聴こえますね!
私が「ケツから~」にしてたのは、1拍目だけで調整するより、前の小節の後ろも使った方が、編集がラク・・・が大きな理由なのですが、Enriqueさんの「慣性」理論?には、なるほどと思いました。
さすが目の付け所が違いますね。

今回、歌詞がついてるので感じましたが、「あ」「お」のような口を大きく開ける母音を含む語が拍頭にある時は、より大袈裟にタメを作った方が、カッコいいし自然に聞こえるようですね。
なので「おせん~」の所がとても印象に残ります。
で、特に出だしの「おせんにキャラメル」の「キャ」も、もう少し伸ばし気味にすると、「おせん」とのバランスもいいし、聴く人の印象に残ると思います。
(これがタイトルなんですよね?)

それで前回書き忘れましたが、特に歌モノ(これは器楽曲ですが、「歌わせて」いるので歌モノとすると)の場合、「呼吸」(まあブレスですね)の「間」を作るのもとても大事です。
★ブレス無しでフレーズが切れ目なく続いていると、非人間的に聴こえる
★ブレスの後、次の出だしが微妙に「遅れる」(←遅れる方が自然)
このような「切れ目」や「間」は、言葉の意味を正しく印象的に伝えるためにも重要です。
なので、そこをもうひと頑張りして改良すると、さらに良くなると思います。
例えば、曲の最後・・・
「店じまいなのだよ // 昭和の時代は良かったね / あぁ アタシの嘆きも虚しいね」
・・・で「//」はたっぷり大きなブレス、「/」はブレス必要ないかもしれませんが(タイミング的にも厳しい?)、次の「あぁ~」をキッパリと開始するために、ここで「間」が必要です。
この感じをテンポ調節(&音の長さ調節)で上手く出すと、ブレスの後のフレーズが、音楽的にも歌詞を印象づける意味でも、断然生きてきますよ。
(現状ではこの箇所、「切れ目」や「間」が曖昧)
フーガのテンポ編集が難しいのは、声部によってフレーズの切れ目がズレているからですが、この曲の場合は低声部は伴奏と考えていいので、上声優先で編集しても、そんなに変にならないと思います。

そういえば最初の頃、バッハの無伴奏フルート・パルティータで歌詞付けをやっていましたが、管楽器曲は歌モノと同様、ブレスが必要&それを考慮して書かれているので、こういう練習?には向いてると思いますね。
でも鍵盤曲でも、演奏者は人間なので音楽と連動して呼吸しています。
ミクちゃんもパソコンも呼吸は必要ないですが、あえて呼吸させることで、自然な演奏にしてあげましょう。
by REIKO (2011-09-22 14:36) 

koten

REIKOさん、コメントありがとうございます。y(´▽`)ノ_旦~~

 ううん、深いですねこの世界も(しみじみ)。
>特に出だしの「おせんにキャラメル」の「キャ」も、もう少し伸ばし気味にすると、「おせん」とのバランスもいい
・・・これ先ほど試してみました。なるほどそうかもですね、、、、でも今度は、次のフレーズの「ベエゴマ」の「ベ」も伸ばさないと物足りなくなってきました(爆)、、、この作業、やっていると次々に色々な箇所に「伸ばし」を入れたくなってきて「切りがない」モードに突入しませんかね(汗)。チェンバロ演奏での「アーティキュレーション(隙間)」入れの作業が正にこの「切りがない」世界なんですよね(←切っているのに切りがないとはこれいかに(笑))。

>「あ」「お」のような口を大きく開ける母音を含む語が拍頭にある時は、より大袈裟にタメを作った方が、カッコいいし自然に聞こえる
・・・なるほど、覚えておきます。流石に声楽の方のコメントは重みがありますね。

>これがタイトルなんですよね?
・・・いえ、タイトルは「少子化~ある駄菓子屋の情景~」です、一応「仮」段階ですが。 
 余談ですが、最初はバスに「ここは老舗の大きな駄菓子屋・・」みたいな歌詞を付けていたのですが、話が重くなりすぎるような気がしてきたので、結局「ここは田舎の小さな駄菓子屋・・」に変えました(汗)。まぁこれなら商売替えして心機一転すればOKだよねみたいなノリで(笑)。

>特に歌モノ(これは器楽曲ですが、「歌わせて」いるので歌モノとすると)の場合、「呼吸」(まあブレスですね)の「間」を作るのもとても大事です。
・・・激同です。チェンバロレッスンでも、跳躍音程のところは間を作るべき、とか色々言われるので、鍵盤曲でも(プロレベルの人は)声楽等を可成り意識して弾いているんだなぁとしみじみ感じますね。

>★ブレス無しでフレーズが切れ目なく続いていると、非人間的に聴こえる
・・・激同です。余談ですが、どんな調に転調しても響きが全く変わらず、一様に濁った響きを発散(放出)しつづける「あの音律」も「激しく非人間的」に感じますね(爆)

>★ブレスの後、次の出だしが微妙に「遅れる」(←遅れる方が自然)
・・・なるほど、言われてみるとそうですね。こういう場面、(特に器楽関係では)昔は「難しい箇所でも「根性」でインテンポで!」、「出来るまで練習せよ」、「メトロノームを使って最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げて最終的にはインテンポで」的なことが言われた時期もありましたが、今は全く違いますよね。あぁ時代は変わったなぁとつくづく思いますね。

>「店じまいなのだよ // 昭和の時代は良かったね / あぁ アタシの嘆きも虚しいね」・・・で「//」はたっぷり大きなブレス、・・
>管楽器曲は歌モノと同様、ブレスが必要&それを考慮して書かれているので、こういう練習?には向いてる
・・・なるほど、後で試してみますわ。
 色々とアドヴァイスありがとうございます。

 しかしアレですよね、歌詞付け曲の対象、全くもって本当に「無尽蔵」にありますよね(笑)、こりゃ幾ら時間があっても足りないですわ(爆)、、、でもこの路線続けていれば「脳力無限大」の正のスパイラルに乗れるのではないか、と何気に感じますね。

by koten (2011-09-23 10:16) 

koten

ただいま本文中に音源を再リベンジupしました・・私、明日が生演奏本番なのにこんなことやってて良いのだろうか(自爆)
by koten (2011-09-23 11:25) 

REIKO

再リベンジ演奏、拝聴しました♪
一番最初のと比べると、ミクちゃん別人みたいに歌い回しが大人っぽくなりましたね!
最後の部分や、「当たりくじ付き」「店じまいなのだよ」のような、音が下がる所のタメが、なかなか気持ちいいです。

>次々に色々な箇所に「伸ばし」を入れたくなってきて「切りがない」モードに突入しませんかね

そこを適度に「制御」して、バランスよく仕上げるのが難しいところです。
つまり、あそこもここもと「やりすぎ」は逆効果なので、客観的に見る(聴くか?)耳も必要なんですよ。
で、再リベンジはそれが少し気になる箇所もありました。
ここは「ちょっとだけ」、ここは「たっぷり」・・・など、メリハリが肝心。
数日~一週間くらい時間を置いて(つまり「寝かす」)聴き直すと、客観的に見れ、不自然な箇所が良く分かるので、そこで再度直すと良いものができます。
(慌ててアップしない・・・爆!)

>タイトルは「少子化~ある駄菓子屋の情景~」

あッそうか、失礼しました。(^ ^;)
どうも食べ物の歌詞ばかり頭に残ってしまって・・・気がつくと「おせんにキャラメル~♪」と歌っている自分が!(爆)
by REIKO (2011-09-27 15:40) 

koten

REIKOさん、再コメおおきにです。

>あそこもここもと「やりすぎ」は逆効果なので、客観的に見る(聴くか?)耳も必要
・・・この「客観的な耳」はナカナカ短期間では出来そうにないですね。けっ~~こう経験が必要な感があります(インヴェンション13番歌詞付け歌のミクの言葉を思い出してしまったw)。

>慌ててアップしない
・・・昨日upしたチマローザの「輪になって・・」の曲も、「えーい、もぅいいや」って感じでupしちゃいましたね(汗)。  

 それと、テンポの数値が表示されている編集画面を見ながら聴くのと(つまり「この箇所で遅くなる」などが予め分かった状態で聴くのと)、何も情報が与えられないいわば「素の状態」で聴くのとでは、全然印象が違いますよね。概して、編集画面で聴くと「何か大げさ」、「若干付けすぎか!?」と感じる傾向が強く、素で聴くと「あれ、意外と大したことない」、「もっと大げさにつけても良さそう」と感じる傾向が強いですね。なので、このギャップを克服できるようになれば可成りの上級者と言えるのかも。先は長いなぁ(汗)

余談:今、クリスチャンバッハの曲(モーツァルトがピアノコンチェルトに編曲した変ホ長調曲の2楽章)の歌詞付け作業をしているのですが、これがまたインテンポでは全く曲にならない(泣)感があり、しかも可成り複雑なルバートが要求されている気がしてます。なので、これのルバート付けにつき、公開で皆さんの意見を聴いて「皆で仕上げていく&意見が採用された人のハンドルネームも原案者として載せてupする」という企画でもやってみようかしらw。

>食べ物の歌詞
・・チマローザの他のソナタで「納豆」ネタで歌詞付けてるのもあります(爆)。これも近い内に仕上げる予定です。

 いやあ、バッハ企画が放置状態だなこりゃ(汗)
by koten (2011-09-27 18:31) 

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