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月見歌~和尚さんもお坊さんもズイズイ!~(ミク&ミーントーン) [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

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あ、REIKOさん、Enriqueさん、コメントありがとうございます。

すいません、帰宅後部屋で缶詰状態でフローベルガーの曲仕上げてたらこんな時間になってしまいました(←大馬鹿である(自爆))。レスは明日書かせていただきますね。

 というわけで、バッハの企画の合間に、月見の季節になってきたので、この曲をupして来ました。
バロック好きの人はみんな知っている(であろう)、フローベルガーの組曲第2番ニ短調のジーグの「歌詞付け」歌です。どうぞ!
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=7822


以下が歌詞です。
------------------------------------

【ソプラノ:S】和尚さん、ほ~ら~、こっちおいで。今日は_無_礼_講_だ
【アルト_:A】_____お坊さん、こ_こ_で__飲_____も_う。
【テナー_:T】_________________巫女さん、おいでよ、こ
【バス__:B】_________________________姉さん

【S】お酒を浴びるほど飲もうよ。満月明るく出てるよ、ほ~ら
【A】_____________団_子も_あ_る!_ほ~ら
【T】__こ_ま___で。
【B】お___い___で。____月__出_たよ。_好_き
14
【S】_月_見_だ_綺_麗_だ。
【A】飲んで_騒_ご_う_よ。
【T】___________飲むべ
【B】だ!_こっち来てよ__飲もう。

18
【S】ずいずいずっころばし胡麻味噌ずずいずいと浴びるほど飲め飲め!
【A】____ず_い_ずい胡_麻_味_噌___ずい_茶壺に___
【T】__________月_________が__出た出た月出
【B】_________________________ズイズイ飲む
26
【S】髄_液_背_骨_流れるんだ、生きている限り。
【A】追われてどっぴっしゃん抜けたらどんどこしょ。
【T】__た_____満月出たよ__月が出たよ。
【B】べ___よ_____ズイズイ飲む。月出た。
35
【S】ずいずいずっころばし胡麻味噌タレが美味い!Ah~極楽なのです
【A】____ず_い_ずい胡_麻_味_噌___ずい_茶壺に___
【T】__________月_________が__出た出た月出
【B】_________________________ズイズイ飲む
43
【S】ズイズイ飲むべ朝まで飲む!今宵 月見酒 Ah~
【A】追われてどっぴっしゃん朝まで飲もう飲む Ah~
【T】__た_____満月出たよ__月が出たよ
【B】べ___よ_____ズイズイ胡麻味噌_ず_い

--------------------
この作品のウリは、まずは後半の出だしの「ずいずいずっころばし」の歌詞にありますが、他にも、「月が出た」「月が」「満月が」と歌っているドサクサに紛れて「好きだ」とさりげなく姉さんに告白しているバス声部とか、髄液の蘊蓄をシュールに語るソプラノ声部とか、色々突っ込みどころがあるかと思います。

 ちなみに調律は「はちゅ~ん」内デフォルトのミーントーンデータを使いました。

それでは、皆様、良いお月見を(今夜も満月ではなかったですが、割と綺麗ですよね)。
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コメント 4

REIKO

うわ~~~!?ヽ(^o^;)丿
まさかフローベルガーに「歌詞付け」来るとは!?
「バロック好きの人はみんな知っている(であろう)」って、この曲そんなに有名なんですか?
手持ちのCD探したら、ランペの録音で持ってましたが、「知っている」と言えるほど認識してた曲じゃなかったです。
しかも「ずいずいずっころばし」と似てるとは、全く気づいてませんでした。
でも確かにこうやってミクちゃんに歌われると、ソックリですね。
つまり日本の歌と似てるので「有名」って意味でしょうか?
以前FMでクラシック曲と日本の曲で「よ~~く聴くとどこか似てる曲」をリスナーから募集するコーナーがありましたが、フローベルガーの「フ」の字も出なかった(笑)ので、これはkotenさんの発見かもしれませんよ。

しかし「髄液」とは・・・(爆)
その後に「胡麻味噌タレが美味い」と言われても食欲が・・・(^ ^;)

★フィオッコの「アダージョ」をミーントーン(ただしピアノの音色)でアップしましたが、この曲は少なくとも「チェンバロ好きの人には有名」で大丈夫ですよね?
(自分だけに有名だったりして・・・)
http://handel.at.webry.info/201109/article_4.html
by REIKO (2011-09-15 03:19) 

koten

REIKOさん、コメントありがとうございます。(_・ω・)_旦~~

>この曲そんなに有名なんですか?
・・・少なくともチェンバロ業界とクラギ業界では非常に有名ではないか(≒知らない人は殆どいない)、と思います。
 この曲は、セゴビアが可成り昔にギター用に編曲して録音してから結構有名になったような感があります。なので、いわゆる中年以降の人にとってはメジャー曲ではないかと。ただ、現代は余りに情報過多で、もの凄く色々な曲が録音発表されてますので、いわゆる「今の若者」には余り知られてないかも知れないですね。REIKOさんも凄くお若いですしね(超爆)。

>これはkotenさんの発見かもしれませんよ。
・・・この曲に「ずいずいずっころばし」(の歌詞)が適用できることは、学生時代の頃から周りに言いふらしていたのですが、殆ど反響がなく(^_^; (汗)、今回こうして実現&社会への問いかけ(?)ができたので嬉しいです(笑)。
 (ぼそぼそ、、、こんなんでも一応(二次的)著作権が発生しちゃうんでしょうからね・・・これぞ正に「早い者勝ち」の世界というべきか(汗)。)

>しかし「髄液」とは・・・(爆)
・・・推敲している内に、自然とそういう歌詞になってしまいました(^_^; (汗)。実は去年に手術入院して何日か寝たきりで髄液を抜かれていたので、その回想の意味も込められてます(笑)。

フィオッコ&ミーントーン良いですね! バロック曲だしそろそろ自己謹慎(謎)を解いてコメントしに伺いますか(笑)。

by koten (2011-09-15 18:37) 

Enrique

フローベルガー自体,「セゴビアの演奏」ということで思い出しました。確かに弾いていました。昔はラゴスニックなども弾いていて,ギタリストの重要なレパートリーだった様に思いますが,そういえば最近全然聞きませんね。当時はオリジナルのチェンバロよりも有名だったかもしれませんね。
フローベルガーに関しては昔のFM放送の「バロック音楽の楽しみ」の服部幸三さんの解説を思い出しました(その時はこれとは違う組曲だったと思いますが)。
南ドイツに生まれた彼はヨーロッパ各地を回りましたが,フランスからイギリスに渡る際,追いはぎにあって無一文になり,オルガンの「ふいご」をこぐアルバイトをもらったのは良かったのですが,そのこぎ方が気まぐれだった為に,オルガニストから平手打ちをくらったのとか。最後はフランスのお城で貴婦人にみとられ最期と,大変ロマンチックな生涯を送った人なのだそうです。
才能あふれた彼にしたら並のオルガニストの弾くオルガンのふいご係など屈辱で,真面目にやる気などは起きなかったのでしょう。
現在では各国風のバロック組曲の創始者みたいに評価されていますね。
そうそう,FM放送の「どこ似て」コーナーは,鈴木大介サンのときなので,もしこの曲出てたら「場外ホームラン」だったかもしれませんね。
ミクちゃんのピカ終和音は,ほぼ合っているように感じます。
by Enrique (2011-09-18 22:23) 

koten

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます。

そうですね、昔はクラギ業界の人の方がこの曲知っていたかも(汗)。そういえばパークニングもこの曲を録音しているはず。その後、クラギ界ではこの組曲第2番を全曲ギター用に編曲して録音するギタリストも何人か現れたのですが、イマイチ有名になってなくて残念ですね。
フローベルガーはチェンバロ界ではバッハに影響を与えた非常に重要な作曲家として位置づけられているところがありますが、反面コンサートや発表会で演奏されるケースがイマイチ少ない気がしますね、、、、やはりガチでミーントーンを要求する作曲家の作品は(バッハ全盛&バロッティやヤングなどが中心の)今のチェンバロ界では停滞気味になってしまうのか。(かくいう私もバロッティやヤングではフローベルガーの曲はとても発表する気にならないし(汗)) 




by koten (2011-09-19 08:15) 

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