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共同製作! 三声10番ト長調BWV796のVer.1「流し素麺~ウォータースライダーのように~」  [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

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 うーん、今週は3位かぁ、後半で投稿息切れしたしなぁ・・悔しいなぁ、、、などと思っていたところ、そろそろ発表会&演奏会のギター二重奏を真面目に練習せなアカン時期に入って来ました(汗泣)。

 という訳で、今週から公共所への投稿は少し控えて、ギター練習に励もうかと思います・・・・・but、とは言っても、人間急には勢いを止められない訳でして(笑)、今回も表記のミク曲をupします。

 前回のコメントレスでのREIKOさん御発案(←正にInventio)の上声部出だしの歌詞「さ~流れてくるよ/上から美味しそうなそうめ~ん♪」を使った前回歌詞付け歌の替え歌、題して「流し素麺~ウォータースライダーのように~」を作ってみました(祝!)。


以下が歌詞になります。
---------------------

【ソプラノ(S)】さぁ流れてくるよ_上から美味そうなそうめ_ん。仕込む_よ
【アルト_(A)】____________________さぁ流れてくるよ_
【バス__(B)】初_音___ミ____ク__だ___よ_ミ__ク

【S】~~~~~~~あっっ_ah~~~~セット完了_川のように流れ降ろす
【A】本日、流しそうめんな_の。麺茹で仕込み終えたら_な_が_す_の_さ
【B】食べ_____る___よ。

【S】よ____仕込むよ~~__落・ち・る・よ~~~_~落・ち・る・よ
【A】_仕込むよ___流し_て~~~~~~_落とす_よ~~~~~~~下る
【B】_な~~~~がし素麺_なのです。すべり落とすのよ_Water Slider だね
10
【S】~落_ち_る_よ___ね______な_______が_れて~~_
【A】よ~~~~~~~下っ_て下がって仕込み終えたら_川のように流すのです_
【B】激流みたいに下るの__さ~~登った後___跳_ねる_メ~~~~ン__
13
【S】_麺茹で仕込み終えたら_滝のように落ちる、下る_よ「麺の滝登り」みたい
【A】降~~~~~~~~~~_り~~~~~~~~~~_る__ハツネ__ミ_ク
【B】ミ~クは食べ~る_よ__麺_を_つ_ゆ_に_入__れ_て__すす_る
16
【S】滝のように流れ落ちて_激流みたいに下って_急流まだまだ続くの_
【A】_食べ__るよ~~~_すす___っ_て~~_食べ___る_よ~~_
【B】よ~~~~~~食べる_よ~~~~~すする_よ~~~~~食べる_
19
【S】どんどん流れて最後も_下ります~~~~~~~~~~~~う~~
【A】_掴___ん_で___あ~~~素麺こぼれ落ちたよ悲しみが襲う
【B】よ~~~~~すする_よ~~~降_り____る__落__ち___
22
【S】よ~~~~~~お代わ_り・受・け・給・う__よ~~~~お代わ
【A】の。お代わり、欲しい_よ~~~~~~~~~__仕込んで__流す
【B】そ~~~お麺が_こぼれ_落ちたの悲しみに沈む__あ~~なたが優しく
25
【S】り・降りて・行・く_よ____あ~~~~~~~~~流すよ~~
【A】の~~~~~~~~__麺茹で仕込み終えたら_滝のように流れ落とし
【B】慰めてくれた嬉しい_よ・ 麺・は・じけ_跳・んだ~~~そおめ
28
【S】あ~~降りるよ~~_~~~流すよ~~_~~~~最後よ~~
【A】激流みたいに流して_素麺そろそろおわりね_さいごの素麺食べたら
【B】ん・跳・ぶ~降りた_ら・跳・ぶ~そおめ_ん・跳・ぶ~~麺を
31
【S】_終わった_さあさ_どおです_流し素麺の歌なの_よ
【A】ま_______ん__________ぷ____く
【B】ひたすら食べたら胃腸や__く3錠・飲・み・ま_す
--------------------------------

解説:
 「美味しそうな」だと字余りになるので「美味(うま)そうな」に変えさせていただきました。m(_ _)m
 「出来るだけ原歌詞を残す」という方針で作って行ったのですが、結局大部分の歌詞が変わってしまいました(汗)。ただ、骨格や、「悲しみが襲う」、「悲しみに沈む」、「※の滝登り」などの部分を上手く残せたことは良かったなと思います。
 一方で、歌詞変えにより、ソプラノの歌詞の重要性が凄く低くなり、アルトやバスの歌詞の重要性が激高したので、それに伴って音量のバランスを大幅に変えました。また、特に、バスの
「麺がこぼれ落ちたの悲しみに沈む_貴方が優しく慰めてくれた嬉しいよ」
の所を目立たせたかったのですが、いかんせん最低音に近い部分なので、ダイナミックスを目一杯上げても音量が上がらないんですよね(泣)。男性の低い声が出るボーカロイドがあるらしいので、ここはそのソフト使った方が良いかも(←凝り性(汗))。

 それと、最初タイトルを「流し素麺~麺の滝登り~」としていたのですが、歌詞全体からすると麺の滝登り部分の重要性が殆ど無いように感じられ、麺がこぼれて落ちるストーリーなどからすると、「ウォータースライダー」をタイトルに入れて、「麺が暴れ回る」景色をイメージしてもらうことにしました。

 そんなこんなで、、、、イカン、未だ音源upしてなかった。 これです!


 で、D基準のミーントーンの図を新たに作成し、公共投稿所の過去投稿分については差し替えておきましたので、ここにも載せておきます。
D基準ミーントーンD#A#型-JPEG.JPG

 余談ですが、昨晩は少し時間があったので、「はちゅ~ん」にプリセットされているミーントーンやジルバーマンの音律設定を調べてみたところ、少しずれがあるようなので、自分で設定しなおしました。今回の上の音源は自分設定のミーントーンになってます。
 さらには、A.ジルバーマンの図も作成してみましたので載せます。公共投稿所の過去投稿分についてはこのデータと可成りずれている感があるので差し替えは止めておこうと思います。
Aジルバーマン_スキスマ8分割法-音律サークル-JPEG.JPG

そんなこんなで、この曲については下記の説明文とともに公共投稿所に載せようかと思うのですが、REIKOさん、宜しいですかね・・・今回、歌詞の共同製作者としてREIKOさんの名前も使わせていただこうかと考えておりますので。

---------------------
タイトル欄:「流し素麺~ウォータースライダーのように~(BWV796)」ミク&中全音律
アーティスト欄:初音ミク&REIKO&koten
------
演目:J.S.バッハ作曲 インヴェンションとシンフォニアBWV772-801より
3声のシンフォニア第10番ト長調「Sinfonia 10 G-dur(BWV796)」の
前回の『歌詞付け』歌の更なる替え歌。

音律:ミーントーン(D基準)
使用調律ソフト:「はちゅ~ん」
歌手:初音ミク(VOCALOID2)
歌詞(作詞):REIKO&koten (04 Sep. 2011)
歌の(仮)タイトル:「流し素麺~ウォータースライダーのように~」

説明:自ブログでREIKOさんから新たな着想の歌詞が提案され、それに基づいて前作の歌詞を作り直してみました。
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コメント 10

koten

(自己反省)・・ううん、ヘッドホンで聴くと、バス声部の「サ行」の発音が結構耳障りですね。
あと、ソプラノに「空飛ぶ素麺」などの活き活きしたフレーズを入れたくなって来た・・・未だ未だ推敲が必要か(汗)。
by koten (2011-09-04 14:32) 

koten

大体、「麺がこぼれ落ちたの悲しみに沈む_貴方が優しく慰めてくれた嬉しいよ」のフレーズは、上の声部に入れたいんですよね・・上の声部じゃないと聴き取りにくいことは分かっているのですが、ソプラノ声部の後半は割とノー天気に歌っているし、悲しいフレーズが無く、音も少なめなんですよね、ううむ(悩)。


by koten (2011-09-04 14:39) 

koten

あああ駄目だ、ネギや海苔やその他薬味も入れたくなってきた(爆)。
大体「ミク」なんだから「葱入れないでどうするんだ」って突っ込みが来そうだし(笑)
by koten (2011-09-04 14:45) 

koten

ミク(女の子)に「美味(うま)そうな」って言わすのも少し野暮ですよね、、、、代案として、
「さぁ流れてくるよ_上から素麺美味しそう~♪」
なら美味く?行っている気もします。

by koten (2011-09-04 14:53) 

REIKO

さっそく出来ましたか!早いですね♪
大いに楽しませて頂きました。(素麺食べたくなるぅ~~!)

>REIKOさん、宜しいですかね

もちろんOKですよ!っていうか、私はほんの最初のトコだけなので、せいぜい「原案」でいいですよ。(笑)
歌詞の著作者はkotenさんオンリーってことで、全然構いませんです。

>ネギや海苔やその他薬味も入れたくなって

激同!(爆)
やっぱり人間って、食べ物ネタには凝っちゃうんですよ・・・ちょっと刺激されると欲望全開になるんですね。
それで、(ただの素麺でなく)「流し」素麺なので、「麺をつゆに入れてすする」前に、竹どいに箸を入れて麺をキャッチする描写?も欲しいですね~
「流れをせき止め」「箸に絡む白い素麺」「すくい上げてつゆを含ませ」とか。
先にこれがあると後の「素麺こぼれ落ちたよ」も、もっと生きるのではないでしょうか?

>最低音に近い部分なので
>男性の低い声が出るボーカロイドがあるらしいので

楽譜見ながら聴いていると、ミクちゃんは女声の音域を下に外れると、急に発音がモゴモゴして音程も曖昧になりますね。
これは仕方ないですね。(推奨音域外だと思うので)
古いボーカロイドですが、男声のKAITOが「魔笛」の夜の女王のアリア(例の三点Fまである曲)を、すごく上手く歌ってるのがあります。
http://www.youtube.com/watch?v=Rbo4fV1mcnY

ヴァイオリンはチェロのような低音は出せないが、チェロは(頑張れば)かなり高音まで出せる・・・と同じようなものなのかもしれません。
いっそ彼に全声部歌わせるのも手かも。
(KAITOに「はちゅ~ん」みたいなツールが使えるのか分かりませんが)
「低声部だけKAITO&中・高声部ミク」だと、ちょっとバランス悪いですよね・・・(そもそも、ミクとKAITOの相性も不明だし)
分担するなら、三声をそれぞれ別のボーカロイドで・・・が理想かもです。
by REIKO (2011-09-04 21:18) 

koten

REIKOさん、いらっしゃいませ~ ((( ^_^)且~~ ササ、お茶 でも

 著作者の件、了解です。REIKOさんは原案かつ監修者(←現場監督(笑))ということにさせていただきましょうかね。

>やっぱり人間って、食べ物ネタには凝っちゃう
・・激同です(笑)。今、歌詞を変える作業を行っていて、あれよあれよと言う間に「食物描写」の方に流れて行ってます(爆)、、、やっぱり流し素麺の流す現場より、食べ物そのものをリアルに描写していった方が面白くなりそうですね。
 流し素麺は未体験なので、「竹どい」は想定外でした(笑)、、、この単語使わせていただきますね。あと、「箸に絡む白い素麺」も、これに近い表現で加えたいと思います。

KAITOの「魔笛」観ました。ヴィブラートが格好良かったです。but、ミクとの相性も考慮せんとアカンとは、これはナカナカに深い世界ですね。
by koten (2011-09-04 23:28) 

Enrique

盛り上がっていますね〜。私は庭で流しそうめんやるのが懸案事項です。「今年の夏こそ!」と思っていましたが,とうとうやれませんでした。皆さんお好きなんですね。

D基準(Ais型?)のミーントーンは調だけから見たらDis型でもいいような気がしていましたが,前回の記事で了解しました。

それと,ジルバーマン音律って,以前の記事にもあったと思いますが,KBIIIとは「明らかに」違う音律なんでしたっけ?(こういうのは音律の世界では常識事項?)
by Enrique (2011-09-05 17:12) 

koten

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます。((( ^_^)且~~ ササ、お茶 でも

>皆さんお好きなんですね。
・・・私も流し素麺は未体験なので、いつかやってみたいですね。ただ、流し素麺用の道具ってどこで売っているのやら(汗)。。。皆さん自作しているのかしら。余談ですが、今年の夏は何種類か素麺を食べ比べてみて、何故にあの「揖保乃糸」がベストセラー商品なのかが分かったような気がしました(コンビニでも買えるし、独占状態ですよね揖保の糸(汗))。。

>ジルバーマン音律
KBIIIとは一見して「非常に似て」います。1/4シントニックコンマをC-G-D-A-Eの4つの5度に配置していてC-Eが純正三度になる点で共通してます。
 両者の違いは、KBIIIはスキスマ(約2セント)を(fis-Cis間に)残しているのに対して、ジルバーマンは上記図のように8カ所に分散している点です。この違いのために、KBIIIはピタゴラス長3度が2カ所、ピタゴラス短3度が3カ所に発生しますが、ジルバーマン音律ではいずれも発生しません。
 要するにジルバーマン音律の特色は、8カ所の5度の純正度を可能な限り確保しつつも、(当時忌み嫌われていた傾向のある)ピタゴラス3度を「さりげなく消失させた」ところにあるのではないか、と考えられます。

 ですので、ジルバーマン音律がKBIIIとは「明らかに」違う音律なのか? の問いに対しては、一見すると非常に似ていて、耳の悪い人には違いが分からないかも知れないが、耳の良い人にとっては「明らかに全く別物」と感じられる音律ではないか、ということです。・・・「ではないか」と書いたのは、私もそれほど自分の耳には自信がなく、調律当てクイズを出された時に正解できない可能性が高いからです(汗)。

 ただ、耳が良くなっていく過程で、両者の違いにつき、
進化過程その1:fis-Cis間のスキスマの有無について分かる。(中級レベル)
進化過程その2:ピタゴラス3度の有無について分かる。(上級レベル)
進化過程その3:ほんのわずかに唸る5度について分かる。(エキスパートレベル)
 の順で分かっていくであろうことは容易に想像できます。
 おそらく、ジルバーマン音律の「ほんのわずかに唸る5度」の調律に当たっては、5度そのものの唸りを聴いて調整するのではなく、ピタゴラス3度(を外すこと)から調整していったのではないか、と推測(妄想?)されます。

>こういうのは音律の世界では常識事項?
 ジルバーマン音律については殆どの人が知らないと思いますね。ただ、調律師の方の中には試している人が結構いらっしゃる、という感触です。

最後になりましたが、ジルバーマン音律に関してはこのサイトが非常に参考になると思います。
http://murashin.sakura.ne.jp/muraron14.htm

by koten (2011-09-05 21:36) 

koten

累計: 101,429
・・・おおぉ、アクセス累計が10万を突破! 

それと、揖保乃糸って結構種類あるんですね、びっくりしました。
http://www.ibonoito.or.jp/recipe/obi.html


by koten (2011-09-05 21:40) 

koten

そういえば、レーマン音律もピタゴラス長3度がないんですよね確か。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=6083

「E-H-F♯-C♯の3つの5度が純正」なので、ピタゴラス「短」三度は1カ所にできますが。

なので、もしレーマン音律が「本物」であるのならば、大バッハもピタゴラス長三度を避けていた(ないし嫌っていた)ということになりますよね・・。

by koten (2011-09-05 21:51) 

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