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バッハWTK第2巻第6番D-mollの発表会対策シリーズその1 [発表会対策]

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前回の日記への自己レス

>(例:①タランテラ形式による「浜岡を停めて!」
・・・今日、首相から停止要請が出ましたね、、、これは朗報(祝!)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110507k0000m010092000c.html?inb=yt
http://www.meti.go.jp/press/2011/05/20110506006/20110506006.html

>現在、発表曲(バッハWTK第2巻第6番の前奏曲とフーガ)の暗譜用の資料作りなどしているところです。
・・・こんな感じです。

IMG_5105.jpg

 要するに、楽譜のレジュメ的な書き出し譜面です。主要な音だけ手書きで抽出し、「このレジュメを見ながら弾けるか」について確認するのが目的。弾けなかった部分はチェックして部分練習します。社会人アマチュア奏者を続けて行くには色々工夫が必要かな、ということで。

 ちなみに本番用の楽譜はこちら
IMG_5107.jpg
・・・書き込み多すぎて読めへんがな、というところでしょうか。これだけ色々書き込むと正直訳わからなくなる面もあるので(汗)、上記レジュメ的なブツは、頭の整理をする上でも結構役に立ちます。


 で、来週の土曜日にレッスンを受けるので、マメに録音して「レッスン前」と「レッスン後」とで(いわゆる「使用前」⇒「使用後」)どう変わるかをチェックしてみたいと考えている今日この頃なのです。

今日の練習録音:
前奏曲をゆっくりめに弾いてみる。


あっと、今回の調律はキルンベルガーの「Ⅱ」です。ちなみにマイクの位置が近すぎた感があり、このようにマイクが近いと、録音音質の劣化(キンキンしてしまう)のみならず、演奏の癖や「アーティキュレーション」(音と音の間の切れ目の入れ方)がバレバレ状態になってしまいます(自爆)。

フーガをゆっくりめに弾いてみる。


あとはお遊びでございます:
①バッハ、小前奏曲ハ長調


②バッハ、WTK2巻第3番(変ニ長調)の前奏曲・・・中盤からミスタッチ多発&終盤でへろへろ状態です(泣)


③スカルラッティの割と有名なイ長調ソナタ(K208)・・・弾いていて「KBⅡだと相性悪いなぁ」と感じたのですが、聴く分にはそれほどでもないですかね(まぁ「あの音律」よりかは良いかも(爆))、、、ともあれ(REIKOさんも日記で記事にされてますが、)KBⅡ使用前提で「イ長調」の曲作りは何らかのコツ(作曲上のテクニック)が要るように感じますね・・


④バッハ、イギリス組曲第5番ホ短調よりサラバンド・・・ホ短調は、KBⅡの良さが発揮できる調だと思います。(KBⅡだとEmとBmで純正短三度が得られます。)


⑤ガルッピ、有名なハ長調ソナタの第1楽章・・・KBⅡはイタリア人作曲家の鍵盤楽器曲との相性がイマイチではないか(&むしろKBⅢの方が合っているのではないか)と感じているのですが、この曲は比較的相性が良い方ではないかと思われます。まぁ「ハ長調」ですからね(汗)・・・。


 ではこんなところで。。。。。いやぁ今日も粗製濫造モードだった(自爆)
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コメント 4

Enrique

おおパワー全開ですね。WT第2巻に突入ですか。
譜面のレジメ化,多分アコギのコード・ベースランニング奏法のようなノリですね。暗譜練習の方法論として大いに参考になります。
生々しい録音です。私は自分の演奏の近接録音は,息づかいなども入ってしまうので少しリヴァーブを掛けることにしました。
by Enrique (2011-05-08 08:21) 

koten

Enrique さん、高レベル放射・・もとい(爆)、高レベル音楽通(笑)の人の憩いの場「カフェ・スキスマ」にいらっしゃいませ~(*^ー)_C□~~

>生々しい録音
・・・正に言い得て妙(笑)。別名「悪戦苦闘演奏録音」とも言えるかも(自爆)。
 譜読みにつき、運指や色分けなどの楽譜中への「書き込み」のみならず、音を実際に「書き出し」してみると、これまた色々と発見があるなぁとしみじみ思いました。レオンハルトもコンサートで「自筆の楽譜」を使って弾いているようだし、より良い脳内回路(笑)を創り上げるために、ひたいに汗かいて労働?するのも大事なんだなと改めて感じます。ただ、これも時間的精神的に余裕がないとナカナカ辛いものがありますよね、、、あぁ、GWもこれで終わりかぁ(号泣)
 近接録音は、マイクの位置のみならず、機器の種類によっても色々と違いが出てきますよね。いわゆるMP3録音機などは、割と近くに置いても良い音で録音できたりするので不思議です。私の場合、息づかいもそうですが、「椅子」のギシギシ音が入りやすいのが悩みの種です、、、どうもピアノ椅子やチェンバロの椅子って、バネの音がギシギシ鳴りやすいですね(泣)。あと、最近の編集機器は音質操作機能が多岐に亘っていて便利な反面、これらを完璧に使いこなすまでに私的には結構時間がかかりそうな感があります、、、早く宝の持ち腐れ状態を脱したい、、、しかしながら、いかんせん時間的精神的ゆとりがもっと欲しいっす(汗)・・・嗚呼、さらばGWよ。
by koten (2011-05-08 17:07) 

REIKO

「暗譜用の資料作り」って、何のことかな?と思ってましたが、なるほど・・・!
マーカー塗り塗り&書き込み満載の楽譜は、確かにワケ分からん(笑)ですね。
私は(習ってなかったので)発表会等に出たことがなく、暗譜の必要性に迫られなかったので、苦手です・・・(^ ^;)

>イ長調ソナタ(K208)
聴いてる分には、そんなに悪くはないですよ。
KBIIで狭い五度への抵触を避けるには、ぶっちゃけ「A音をなるべく使わない」ことに尽きますが、その点イ長調/イ短調はAが主音なので、避けるのが難しく、作曲しにくいはずです。

これに関し、MIDIファイルの「使用音の数」を調べるツールがないかな・・・と探してるのですが・・・
(MIDIは音高を0~127の数字で管理しているだけなので、プログラミングができれば、比較的簡単に作れるツールだと)
例えばWTC1巻と2巻で、それぞれ全音符の数に対するA音の出現割合を調べ、そこに「差」(2巻の方が割合が有意味に少ないとか)があれば、数量的見地からも第2巻がKBII想定とういう裏付けができますね。

メンデルスゾーン「無言歌集」は全48曲のうち、12曲(つまり4分の1)がイ長調&イ短調なので、この点からも彼がKBIIでないことが伺えます。
モーツァルトのK.331やショパンの軍隊ポロネーズ(←KBIIでダメなわけではないが、イマイチ納得できない)など、イ長調に関してKBIIとは「別の音律」の存在を感じるています・・・。
by REIKO (2011-05-08 17:55) 

koten

REIKOさん、ミューズ達の癒しの場、「カフェ・スキスマ」にようこそ!
(*^ー)_C□~~ どぞ♪
>暗譜の必要性
 チェンバロの発表会では譜読みしながら弾くので本来は暗譜不要なのですが、やはりこのレベルの曲になると、「どんなに緊張していても指が覚えていて自動的に全部弾ける」くらいの状態にしておかないと色々とキツイものがありますね、、、ただ実際にはそこまで完全には仕上がらない場合が殆どですが(汗)。

>聴いてる分には、そんなに悪くはないですよ。
・・そうなんですよね。「聴いている分にはOK」、これが音律問題の根を一層深くしている要因の一つですよね(しみじみ)、、、あっ、ちなみに先ほどREIKOさんブログのメンデルスゾーンを再度聴いてみたところ、ようやく「違和感」が発生しました(祝笑)。慣れとか体調とか、色々な要素が関係してますよね(再びしみじみ)、、、。

>KBIIで狭い五度への抵触を避けるには、ぶっちゃけ「A音をなるべく使わない」ことに尽きますが、その点イ長調/イ短調はAが主音なので、避けるのが難しく、作曲しにくいはずです。
・・・そうなんですよね。その反面、後期バロック以後(「純正作曲の技法」の出版以後)にイ長調の鍵盤楽器曲が盛んに作られているので、これもまた悩ましい問題ですよね、、、、、やはり「調による音律の使い分け(調律替え)」が色々あったってことですかね・・・だとすると、ヴェルクマイスターやバロッティ音律なども今後もうすこし深く研究する必要がありそうな気がしますね。それと、調律替えが実際にあったのであれば、ミーントーンも後々まで生き残っていた可能性も十分にありますよね。
 ともあれ、イ長調の曲を調査するのは何か良い手がかりが得られそうな気もしてきました。

>MIDIファイルの「使用音の数」を調べるツール
・・・なるほど、技術的には十分可能なはずですよね。バッハのWTC第1巻の例の模様に関しても、各5度の音程の可能性をコンピュータ解析を使って検証した人がいるくらいですし。なので、音数ツールについても米国人あたりがソフト作っていそうな気がしますね・・・とすると頼みの綱は「外国サイト検索」ですか、、、これはキーワード選びが難しそうですね。
by koten (2011-05-08 22:37) 

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