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2/9誤字訂正:さよならMTピアノ~ボクは君に夢中だった~「遺言」シリーズその2~終末まであと「3日」!  [純正ミーントーン(ノーマル中全音律)]

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こんばんは、今日もこの「遺言(遺書)」シリーズの時間がやってまいりました(笑)。

平日の勤務&帰宅後の夜にミーントーンのピアノを弾く。大変だけれども、それを補って余りあるだけのものがあるなぁと、しみじみ感じます。

今日の1曲目はこれ、バッハ(1685-1750、独)の無伴奏ヴァイオリンソナタ・第2番より第「3」楽章アンダンテ(C-dur)です。(※すみません、第2楽章って誤記していたので直しました(汗)。)

少し前に「究極の選択」で、「5度と3度のどちらか一方しか選択出来ない、さあどちらを選ぶ?」と問われたら「私は迷わず3度を選ぶ!」というようなことを書きましたが、私のこの選択の「ルーツ」は、バッハの無伴奏ヴァイオリン曲集(の楽譜)にある、と言えるかも知れません。この曲集では、明らかに3度(ないし6度)を最優先しており、5度を「捨てる」姿勢が見られます。それでもこんな「音楽史に永遠に残るような名曲」が出来てしまうのです・・・・まぁ「バッハだから(こそ)こんな奇跡的な名曲が作れた」と言ってしまえばそれまでですが(汗)。

使用楽譜が「クラシックギター」用の編曲楽譜ということもあり、原曲と比較すると「余計な5度(汗)」が結構足されている感があるのですが、チェックしている時間もないのでそのまま弾きました。

例によって「ペダル不使用」&ミスありです。それでもミーントーンであれば「平均律での完璧な演奏」を上回るだけの「何か特別な力」があると思います。
ではどうぞ・・・あぁ前置きが長かった(笑)



2曲目も同じくバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタより、第3番の第「3」楽章ラルゴ(F-dur)です。
(※すみません、ここも第3楽章が正しいです。いかんな、「ソナタ」っていうとどうも古典派の3楽章形式のものが固定観念にあって(汗)・・・「教会ソナタ」形式は「緩・急・緩・急」の「4楽章」形式なんですよね(反省))



3&4曲目はブルグミュラー(1806-1874,独)の有名な25の練習曲から選んでみました。
和声的で「極めてミーントーン的」と思われる「清い流れ(第7番、G-dur)」と、「どちらかと言うとキルンベルガー的かな?(汗)」とも感じる「アラベスク(第2番、a-moll)」です。2曲目がいかにも「平日夜でもう限界(泣)」的な雰囲気を漂わせておりますが、まぁこれも「青春?の1ページ」ということで(爆)。ではミーントーン&ペダル一切無しのガチンゴ勝負ピアノ演奏です、どうぞ!!


あぁぁ、やっぱり最高だよ、ミーントーンピアノ(しみじみ)
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Enrique

いやー,がんばっていますね~。
せっかくのミーントーン,KBIIに変える理由は何でしたっけ。
うちのアップライトもちょっと。。。
by Enrique (2011-02-09 01:27) 

Cecilia

音源があるとわかりやすいですね。
ミーントーン、ちょっと渋み(?)があって病み付きになりそうです。

by Cecilia (2011-02-09 09:23) 

koten

いらっしゃいませ。
Enriqueさん、Ceciliaさん、ミューズたちの憩いの場《カフェ・スキスマ(cafe-Schisma)》へようこそ!

まずはお茶をどうぞ
(。・・)_且~~
    且~~ 
それと、niceくれた方には食べ物もサービスです(笑)
 どれでもお好きなものをどうぞ
(フランクフルト)  ―⊂ZZZ⊃  ―⊂ZZZ⊃  ―⊂ZZZ⊃ ・・・
(ポッキー) ─━━━━ ─━━━━ ─━━━━ ─━━━━ ─━━━━ ─━━━━ ・・・・
(焼き鳥) ―{}@{}@{}-  ―{}@{}@{}-  ―{}@{}@{}-  ―{}@{}@{}- ・・・

Enriqueさん
>せっかくのミーントーン,KBIIに変える理由は何でしたっけ。
・・・既に記事&コメントで盛り上がっておりますが、平均律が「蔓延」するまでの古典派以降のピアノ音楽(さらはバッハのクラヴィコードやチェンバロ曲)は、
 『KBⅡの調律法が主流(≒クラシック音楽界の「本流」、「本線」、「王道」etc)だったのではないか?』
 という、(謂わば音楽界最大の)『スキャンダル疑惑』(爆)が持ち上がって来ましたので、それを確認・検証すべく、このたび長い「冬眠」から覚めて行動(実行、実践)に移そうと志した次第な訳です、はい(笑)。
 せっかくのミーントーンを替えてしまうのは本当に『断腸』の思いなのですが(汗)、「真実探求」という大いなるロマン(笑)、「真人間」として恥ずかしくない姿勢、「上の人」がやってくれないのならワテがやるしかないがなぁ~、などの種々の理由から、今回の断行?を決意した訳です、はい(笑)。
(ところでEnriqueさん、ギターの古典音律化まだ実践してへんの?(爆)、、最初は「3フレットまで」でも良いんですよ、前にEnriqueさんが下記でコメントくださったじゃないですか、ソルの「3フレットまであれば弾ける曲」集。あの「3フレットまであれば弾ける曲」っていうのは、ギターの古典音律化のための「伏線」なんですからね(笑))
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-06-23

Ceciliaさん
>ミーントーン、ちょっと渋み(?)があって病み付きになりそうです。
・・・そうでしょうそうでしょう(笑)
 これでCeciliaさんも(底なし沼のように)ズブズブとこの業界に・・(爆)


by koten (2011-02-09 12:45) 

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