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質疑応答シリーズ&ヘンデルのウルフシフトミーントーン論(REIKOさんへのレス) [最適音律を見極める基準(仮説)]

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今日のお題:質疑応答シリーズ&ヘンデルのウルフシフトミーントーン論(REIKOさんへのレス)

---論点(というか「妄想ポイント」?)のハイライト------------

ヘンデルは分割鍵盤の「推進ないし復古論者」なのか?
 分割鍵盤の楽器を所持していたことが事実ならば、少なくとも「擁護者」であると言い切って良いだろう。
 (→そもそも分割鍵盤の楽器って、いつ頃廃れたのか?)
 ※最大論点:例えばチェンバロ組曲第5番ホ長調のF♯♯(Fのダブル♯)音とGナチュラル音の使い分けは、単に「筆が滑った(汗)」のか、或いは「確信犯」なのか?


---本題--------

〔まぁや〕:kotenさん、REIKOさんからコメント2つ来てますよ。レスしなくて良いんですか?
【koten】:え? ああ、分かってます。余りにも書きたいことが多すぎて、一体どこからどう答えて良いのやら、迷っているところなんです(汗)。

【イッテツ】:そんなのどこからでも良いじゃん(笑)、書きたいところから書けば良いんだってば。
【koten】:まぁそうなんですけどね・・ほらほら、「流れるような論理展開」とかしたいじゃないですか、あのイタリア音楽やフェラーリ(←スーパーカーです、ちなみに)の曲線美みたいに流麗な感じで・・・要するに「美意識」ですよ、文章の美意識(笑)。

〔まぁや〕:余り格好付けようとしないで(笑)、書きやすいところからレスされては?
【koten】:あ”~じゃあここから行きますか・・・

>★今打ち込んでる「鍛冶屋」で、昨日ウルフをA#-Fにして鳴らしてた
>んですが、これで破綻なく演奏できても、どうも響きのまとまりが悪く、
>「具合の悪い鍛冶屋」みたいなんです・・・(笑)
>このホ長調組曲の他曲を見ると「E#」が出てくるので、もう1つウルフを
>移動させた方がいいのでしょうかね?

 ・・・をーい!(汗)、REIKOさん、私のコメント(12/1付け)良く読んでよ~(笑)

【イッテツ】:お前さん、何コメントしたんだっけ?
【koten】:こう断り書きしたんです。
>次の記事に書きましたように、「ルート音の位置を一つ右側にする」が凄く重要ですので。

〔まぁや〕:えーと、マーヤよく分からないんですけど(汗)、REIKOさんのコメントとどういう関係があるんですか?

【koten】:つまり、ミーントーンって、普通はウルフ(『狼』)位置が「G♯-E♭」ですよね。で、電子楽器やDTMやっている方は詳しいかと思うのですが(←などと書いてプレッシャーを掛ける(爆))、この通常状態では「ルート音がC」な訳です。つまり、ルート音Cのミーントーンは12月2日付けの記事の最初に書いたように、
C--G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯-『狼』-E♭--B♭--F--C
 な訳です。分かりやすくするため、ルート音を【】で括ると、
【C】--G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯-『狼』-E♭--B♭--F--C
ですよね、ここまでは良いですか?
【イッテツ&まぁや】:合点です(ガッテンガッテン!)。

【koten】:では次、この状態からルート音を右、つまり♯側(ドミナント方向)に一つシフトさせてGに設定します。すると、『狼』も右に一つずれるのは勿論ですが、大事なのは♭音が(42セント低い)「異名の♯音」に変換されるってことですよね。正確に言うと、「『狼』を挟む(右側の)♭音を42セント下げて異名の♯音に替える」からこそ『狼』が右に一つずれるのですが、その言い方だと「有り難み」が薄れるので(笑)、便宜上、しばらく上記の言い方で統一します。で、そうすると、
①C--【G】--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯(←!)-『狼』-B♭--F--C
 になるんでしたよね。これも既に勉強しましたよね、Gルートのミーントーンです。ここまで良いですか?
【イッテツ&まぁや】:合点承知の助!(ガッテンガッテン!)。

【koten】:さらに右に一つずらします。Dルートのミーントーンです。
②C--G--【D】--A--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯(←!)-『狼』-F--C
 これも前回勉強したので解説不要ですよね?
【イッテツ&まぁや】:合点してます(ガッテンガッテン!)。

【koten】:ではさらに右に一つずらします。Aルートのミーントーンです。
③C--G--D--【A】--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯--E♯(←驚愕!!)-『狼』-C
 これも前回勉強してますよね・・なので解説不要ですよね?
【イッテツ&まぁや】:合点で~す(ガッテンガッテン!)。

【koten】:ここまでで何か気付きませんか?
〔まぁや〕:へ? 何か特別な事したのですか?(汗)
【イッテツ】:ここまでは単に復習してるだけじゃないの?

【koten】:そうです、単なる復習です。では、REIKOさんが実践されたのは、上記の内のどれですか?
〔まぁや〕:ええと・・・REIKOさんは「ウルフをA#-Fにして」って仰ってますね。
【イッテツ】:ああ、そうか、②の「Dルート」のミーントーンだな。

【koten】:そうです、「Dルート」のミーントーン。で、REIKOさんはそれだとイマイチだから、もう一つずらそうと予定されてますよね。
〔まぁや〕:とすると、③の「Aルート」のミーントーンにされようとしてますね!(納得)。
【イッテツ】:あれれ、でもそれって・・・?

【koten】:私はREIKOさんに予め何てコメントしたでしょうか?
【イッテツ&まぁや】:『次の記事に書きましたように、「ルート音の位置を一つ右側にする」が凄く重要ですので。』だな&ですね。

【koten】:そうです、ホ長調組曲で「ルート音の位置を一つ右側にする」ためには、Eルートの一つ右側、つまり「Bルート」にしなければならないのです。「Aルート」では未だ全然駄目なんです、あと2回シフトしないと!

【イッテツ】:「音律界」では、ホ長調の曲をミーントーンで弾くには「Dルート」くらいで十分ってされているよな、一般的には。そこから更に→A→E→Bって3回シフトさせる(つまりノーマルの位置から5つの音を42セントずつ下げて、ウルフの位置を合計5回シフトさせる)なんて、もうこれは「常識外」、「何それ?」、「ありえない!」、「あなた頭オカシイんじゃない!?」って世界じゃね?(汗)
【koten】:そうです、まさにそれ! だから私が単に「調律替え」って言わずに、わざわざ特別に仰々しく、
>「ウルトラ必殺技」となる秘技名『ウルフシフト』
と命名したのもこういう理由からなのです。
 要するに「盲点中の盲点」だからです、普通の発想ではこんなのあり得ないでしょ?
 私だって、ミーントーンのルート音をワンタッチで変換(←まさにウルフ位置の「ワープ」ないし「テレポーテーション」)させることができる電子楽器(ローランドの旧型の電子チェンバロ)があったからこそ、これを発見できたのです(きっぱり!)。正に「ローランド社さん大感謝!」な訳です。そういう経緯があったからこそ、新作電子チェンバロからこの機能が綺麗さっぱり無くなった時は、もう「怒りの頂点」に達したわけですよ(笑)、「あ”~!! これは何の嫌がらせだ!?(怒)」って(爆)。いやもぅ本当に!

〔まぁや〕:仰りたいことは大体分かりましたけど(汗)、では、「Bルート」のミーントーンにすると、どういう音程ワールドになるのでしょうか?

【koten】:あ、すみません、つい熱く語ってしまいました(汗)。「Bルート」に行く前に、復習のために前回学んだ「Eルート」を再掲しておきますね。
④さらに『狼』を右に一つシフトさせる(=電子楽器でルート音を「E」にする)と?
G--D--A--【E】--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯--E♯--B♯(←驚愕!!)-『狼』-G
 ⇒さらにCが「B♯」(←!!)に変換される。

【イッテツ】:前回勉強したから、「B♯」音が出てきてもあんまり驚かないんだけどな(笑)
【koten】:いや、一応フリだけでも良いんで驚いていてくださいよ(笑)・・・「Bルート」は更に「目もくらむような凄まじい世界」なんですから(汗)

〔まぁや〕:何だかワクワクしますね(笑)
【koten】:でもま、疲れたのでここで少し休憩ってことで

ーーーーーーーこれより10分間の休憩をいただきますーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ・・・・・

ーーーーーーー陰ナレ~休憩終了~ーーーーーーーーーーーーーーーーー

【koten】:じゃあ再開します~
⑤さらに『狼』を右に一つシフトさせる(=電子楽器でルート音を「B」にする)と?
A--E--【B】--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯--E♯--B♯-F♯♯(←超驚愕!!)-『狼』-D
 ⇒さらにGが「F♯♯」(←驚!!)に変換される。
 ウルフ位置は「F♯♯-D」間となる。
 となります。分かりますか?

〔まぁや〕:!? 「F♯♯」って? Gと同じ音じゃないんですか?(汗)
【イッテツ】:一瞬誤字かと思ったが、違うみたいだな・・Fのダブルシャープって奴だよな。

【koten】:ええ、そうです、誤字じゃないです。「F♯♯」は「G」より42セント低い音です。つまり、「G-D」だと単に「5.5セント狭い」5度ですが、「F♯♯」は「G」より42セント低いが故に、「F♯♯-D」が36.5セント広いウルフ5度になるって寸法です。
 どうです、だんだん訳わからなくなって来たでしょ?(笑)

〔まぁや〕:♭音が既に完全に消えてますけど、更にダブルシャープまで出てくるんですか(唖然)・・・しかも「F♯♯」って、鍵盤の位置は白鍵のGですよね?

【イッテツ】:「固定ド」しか勉強して来なかった人は、ここでパニックになるかもな(笑)
【koten】:あ、イッテツさん良いこと仰る!(笑)。そうですね、「移動ド」読みを勉強した人であれば、「F♯」を「レ」って読めますので、ここで「救われ」ますよね(笑)。「F♯♯」は、単に「レ♯」に過ぎない訳ですから。

〔まぁや〕:ええと、、ごめんなさい、ちょっとここで少し整理させてください(汗)。この組曲第5番はホ長調(♯4つ)なので、ドレミファソラシとして「E、F♯、G♯、A、【B】、C♯、D♯」は当然に使いますよね。で、残りの-A♯--E♯--B♯-F♯♯-Dの音を整理すると、、、、
【イッテツ】:E♯がド♯、F♯♯がレ♯、A♯がファ♯、B♯がソ♯、Dがシ♭・・だな?
【koten】:そのようですね。

〔まぁや〕:ええと、それでヘンデルの組曲って、どの曲もミーントーンのルート音が「一つ右(ドミナント側)」に来るってことですよね?
【koten】:そうです、それがヘンデルの「公式」(作曲上の方程式)のようですね。

〔まぁや〕:じゃぁじゃぁっ!!!! もしかしてヘンデルって、どんな調であっても、移動ド読みで言う「ドレミファソラシ」と「ド♯、レ♯、ファ♯、ソ♯、シ♭」の12種類の音「だけ」で作曲しているってことですか???? ♭音は「シ」だけで使うってことですよね? バッハみたいにソ♯とラ♭を使い分けたりはしないってことですよね? 
【koten】:おぉ、鋭いねマーヤちゃん! 少なくともこの(8つの調性の)チェンバロ組曲集では、正にその公式が当てはまります、、、ただ、若干の例外は有りますけどね。これは後で余裕があれば書きます(←本当はこれが本題なんですけど(汗))。

【イッテツ】:それと、REIKOさんは「E#」が出てくるって仰ってたけど、それだけじゃなくて、その公式が正しいのであれば、B♯(ソ♯)とF♯♯(レ♯)も楽譜中に「必ず」出てくるってことだよな?
【koten】:そう言うことになりますね・・・確認してみましょうか?
 ええと、まずこれがB♯(ソ♯)ですよね。アルマンドの後半7小節目に出てきます。
画像20101202 008.jpg

 そして、その後直ぐにF♯♯(レ♯)も登場しますね。
画像20101202 009.jpg

 どうです、合点していただけましたか?(笑)
【イッテツ&まぁや】:うーーーーん、合点!(ガッテンガッテン!)。

【イッテツ】:うーん、なるほどな。で、時間も押して来たので、チャッチャと「例外」の方に行こうぜ(笑)
【koten】:いや、まぁそうなんですけど、暫くこの「原則論(ヘンデルの公式)」の余韻に浸らせてくださいよ(汗)。いやぁ我ながら長文良く頑張ったなぁ(自分祝!)

ーーーーーーーこれより20分間の休憩をいただきますーーーーーーーーーーーーーーーーー
                         (今日中に続きが書けるか?)

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REIKO

どうもご丁寧にありがとうございます♪
+お疲れ様です。(^ ^;)

で、私が「ウルフをA#-Fにして」(つまりDルート)と書いたのは、別に「ルート音の位置を一つ右側にする」を見落としてたからじゃなくて、狼の移動を「最小限」にして、(組曲全体ではなく、とりあえず)「鍛冶屋」だけを鳴らすには・・・ということなんですよ。
「最小移動」で上手く鳴るウルフの位置を確認するには、位置を1つずつ動かして鳴らしてみる他ないので。
(まだ時間がなくて実験できてないんですが)

それと「具合の悪い鍛冶屋」に聴こえる原因が、ウルフの位置云々によるのではなく、ミーントーンの「五度の狭さ」や、ミーントーンが持っている「響きのクセ」にあるのかもしれないですし。
ウルフを動かす・動かさないにかかわらず、ミーントーンで「弾けて」も、「曲の雰囲気と合わないよね」って場合もあるわけで。
合う・合わないは、結局好みの問題ということになりますが。
ヘンデルの声楽曲を聴いていると、例えばミーントーン時代のモンテヴェルディとは全く曲調も旋律のラインも違っていて、その辺が彼がミーントーン主義者だったと言われても「そうかなぁ?」と思う理由なんですね。
アレッサンドロ・スカルラッティだったらまだ分かりますけど。
ただ鍵盤曲に関して言えば、ほとんどがドイツ時代の初期作品なので(出版が後になっただけ)、古い音律の影響をひきずってることはあると思います。
★ト短調組曲の序曲に、C#とD♭の混在がありますね。
by REIKO (2010-12-06 02:50) 

koten

REIKOさん、コメントありがとうございます。
ト短調組曲の序曲の件、くぅ~先に言われてしまった(爆)。presto後の16~17小節目あたりですよね、「D♭」音。私も楽譜に「←D♭!」ってビックリマーク付けてます(笑)。 まぁここはC♯音で我慢すべきでしょうね。なのでこの曲のルート音は定石通り「F」です。
以前の質問等については出来るだけ今日の記事で書いた(私見を述べた)つもりですので、また何なりと質問してくださいね。
by koten (2010-12-06 22:53) 

REIKO

>「D♭」音
ランペの演奏で、その音を弾く前に「さあ、地雷を踏むぞ」って感じで、少しためらってますよね。(笑)
しかし、音律のことを良く知らない人(それが普通)がこの響きを聴いたら、何て思うんでしょうね。
「このチェンバロ壊れてる」ですよね・・・(^ ^;)

「鍛冶屋」ですが・・・良く考えたら、「鍛冶屋」にはホ長調の音階以外にはA#音しか出てこないので、A#-Fより先にウルフを動かしても、鳴る音には変わりないのでした。
(やってみましたが同じでした)
「イマイチ」なのはウルフのせいではなく、純正律系で打ち込みしてたため、それと比べると響きが冴えない・・・ということのようです。
また、明るく動的な旋律&変奏の音型と、ミーントーンの古風で落ち着いた響きが合わないと、私的には感じました。
結局ホ長調型のキルンベルガー1に戻して、ウルフに抵触する部分で気になる所は装飾音でごまかしました。
こちらのブログにそういう裏技?が書いてあったので、参考にいたしました、ありがとうございます♪
・・・で、これなら、「ホ長調型キルンベ~」でなくて、「オイラーの純正律」(←何の変更もなし、そのまんま)でも鳴る音は同じなので、オイラーにした方がスマートだということに。
結局最初に戻った・・・?○| ̄|_
by REIKO (2010-12-07 06:12) 

koten

REIKOさん、再コメおおきにです。

 ランペのヘンデルCD、他の方のレビューにもありましたが、「16フィートは余計だ~! センス悪ぃぞこれ~(汗)」って感じですね、あんまり繰り返し聴く気がしないっす(爆)。

 上記D♭音の箇所、私も昔なら「これ違う(泣)」って感じたのですが、ミーントーンのウルフ音程を散々経験した今では「あぁ、これもアリだな」って感じますね(笑)。

 で、続きは表で書きますね(笑)。 
by koten (2010-12-07 17:41) 

koten

と思ったけど、やっぱりこっちで書こうっと(笑)

 私、思ったのですが、結局のところ、ミーントーンの「ウルフ位置固定論者&調律替え否定論者」の方が一番に主張したいことは、
「現代人はミーントーンのウルフ(ウルフ5度及び悪い3度)に対する『耐性』(?)が無いので、まずはそれに慣れろ!」ってことじゃないかと思うんですよね。
 そのためにはホ長調やヘ短調やもっと凄い調(笑)もノーマルミーントーンで弾いてみて、ウルフの雨霰を浴びて(笑)いる内に、自然と耐性が出来てくる & 昔の人はウルフへの耐性を持っていたので、ミーントーンを真面目に勉強したいなら、まずはそれを身に付けろ! ってことじゃないかと思うんです。

by koten (2010-12-07 18:03) 

REIKO

【音律探偵REIKOの緊急報告!】~「週刊音律マガジン」勝手に号外♪(爆)

ヘンデルのハープシコード組曲集・第1巻(1720年刊)で、上記kotenさん説によりミーントーンのウルフを移動しても、一部の異名異音箇所で不具合が生じる問題につき、以下の方法で解決できそうなので報告します。

まず・・・
◎ヘ長調とニ短調の2組曲⇒通常ミーントーンのウルフ位置でOK(ですよね?)
☆イ長調と嬰へ短調の2組曲⇒kotenさん説により、C-GにウルフシフトしてDis、Ais、Eis、His音を出現させればOK(これもいいですよね?)

問題があるのは以下の4組曲・・・
△ホ長調・・・FisisとGの混在
△へ短調・・・HとCesの混在
▲ト短調・・・CisとDes、GisとAsの混在
▲ホ短調・・・AisとB、EisとFの混在

【解決方法】kotenさん説の移動ウルフの、どちらか一端又は両端の音を少し動かして、「ウルフの分割」を行い、混在が起きている各音につきその「兼用音」を出現させる

(以下、五度圏サークル図で考えてください)
△ホ長調組曲の場合⇒His(C)とDをニ分割する位置にFisis・G兼用音を作る
(約+15セントの広い五度が2つ並ぶ)
▲ト短調組曲の場合⇒FisからEsを三分割する位置にCis・Des兼用音、Gis・As兼用音を作る
(+8セント強の広い五度が3つ並ぶ)
同様に、△ヘ短調組曲はE-Ges間でニ分割、▲ホ短調組曲はDis-C間で三分割

これがこの曲集におけるヘンデルの「想定音律」と思えるのは・・・
★ウルフが「通常位置」「丸ごと移動」「ニ分割」「三分割」と、二曲ずつきれいに割り当てられている。
★しかも五度圏図で、ニ分割ウルフは右斜め上と右斜め下、三分割は左上半分と左下半分・・・というように、被らないように&対称位置に置かれている。
★D-A-Eだけ広い五度が来ない(笑)のは、「基準音Aは動かしたくないから」か、この位置に弱点を作ると(KBIIの例で分かる通り)「変ト長調」「変ニ長調」のようなシャープやフラットの多い調で曲を書かざるを得なくなり、それはアンマリなので避けたかだと思われる。
★混在が起きている各音と、その近場で鳴っている音を調べると、異名の「使い分け」が音程上的確で、ヘンデルの気まぐれによる混用でないことがわかる。上記のようにして「兼用音」を作れば、分割鍵盤でなくても、ヘンデルが愛したミーントーンで1つの組曲を美しく通し演奏できる。

☆ココで一句☆「鍵盤を分割せずにウルフ割る」

★ト短調組曲では、当該箇所について実験済み・・・ランペが序曲のDes音で自爆?していた箇所も破綻回避、終曲パッサカリアの不具合も解消!
★分割は、アバウトな耳調律でも問題ないはず。「こっちの五度とこっちの五度の汚さが同じくらい」な感じで。
★ひょっとしてウルフは、あちこち動いていたのが(Gis-Esあたりに)固定したのでなく、元来固定していたのを、それに飽き足らない人が「動かし始めた」のでは?
大陸では一部の五度を純正にしてウルフを軽減したり、ヴェルクマイスターのような新しい考え方でミーントーンの制約から脱却しようとしていたが、イギリスでは大胆にウルフ位置を移動(&分割)するのが、一種の「Well-tempered」として流行した時期があったのかもしれない・・・そして、どう調律替えするのかは楽譜を見れば分かるので、説明の必要もない・・・現代からは「謎」に見えることでも、当時は「常識」だった可能性もあるかと。

by REIKO (2011-05-20 23:01) 

koten

REIKOさん、詳細レポありがとうございます。

>◎ヘ長調とニ短調の2組曲⇒通常ミーントーンのウルフ位置でOK(ですよね?)
・・・その通りです。
>☆イ長調と嬰へ短調の2組曲⇒kotenさん説により、C-GにウルフシフトしてDis、Ais、Eis、His音を出現させればOK(これもいいですよね?)
・・・仰る通りです(笑)、、、ウルフシフト位置は、より正確には「B♯(His)-G」ということですね。

>★ひょっとしてウルフは、あちこち動いていたのが(Gis-Esあたりに)固定したのでなく、元来固定していたのを、それに飽き足らない人が「動かし始めた」のでは?
・・・この考え方は面白いですね、、、目から鱗かも。

 詳細にレスできなくてすみませんが、とにかくこれはあれですね、、是非実演付きのブログ記事を期待してます!!

 あと、先ほどここでコメントしましたが、私的には、イギリスのミーントーン事情につき、どうも「分割黒鍵」楽器の疑惑?を強く抱いていて、未だモヤモヤ感がぬぐいきれないところがあります(汗)。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2011-05-08

 例えば、(殆どのチェンバロは高音が「F」音までしか無いのに、)スペインで活躍したスカルラッティが自作曲の高音を(スペインの楽器では存在した)「G」音まで使ったように、作曲家は、「その国の楽器の事情を反映させて曲を書く」だろう、「楽器の限界まで使うだろう」という感があり、「ではイギリスではどうだったか?」を考えると、何か怪しさがプンプン匂うんですよね(笑)・・・・一応調律替えでも弾けるけど、「真に幸せになりたいのなら分割鍵盤の付いた楽器を使うべし」、みたいな作り方をしてもおかしくはないかなと(汗)。
 ただ良く分からないですね、現在の12平均律蔓延のこの人間社会?では、分割鍵盤の議論は未だ「タブー視」されているような雰囲気さえ感じますし(笑)。 調律替えも面倒だけど、分割キーの製作や演奏の技術も難しいでしょうし。(ぼそぼそ・・・・でも、12平均律が蔓延していなかった昔の時代の人は、「もっと生命力&元気があった」んだろうなぁ~、、、というのは何となく感じます。)

by koten (2011-05-22 22:13) 

koten

舌足らずなので補足(汗)
>昔の時代の人は、「もっと生命力&元気があった」
・・だからこそ、面倒な調律替えだって(今の人ほど)苦もなくやってのけたのだろうし、第一、昔は楽譜や紙が今とは比較にならないくらい「貴重品」だったこともあり、もっと「1曲1曲大事に」弾いたんだと思うんですよね。
 そもそも昔は電気がなく(テレビやオーティオ、電子ゲームなども当然無かった)、「娯楽」も少なかったので、音楽(ひいては調律)に使える時間的余裕や熱心さなども、今の時代よりはずっと沢山あったのだと推測されます。 
 そういう意味では、固定ウルフに飽き足らなくなった人が「動かし始めた」とのREIKOさん説には頷けるものがあるし、さらには鍵盤楽器曲につき「昔の人は1曲毎に調律替えをしていた」という説まであるのですが、この説(個別調律替え説?)は、上述のような事情が考慮されているのかな、などと思ったりします。

 今の時代って、(「超」古楽?は別として)あらゆる楽譜が簡単に手に入る時代(いわば情報の洪水時代)だし、譜読みや演奏の技術や教授法だって凄く発達していると思うのですが、一方で、そのために「流れが速すぎる」側面、「色々な曲を知っていて(弾けて)当然」的な側面が強くなってしまい、娯楽の多さや仕事の忙しさが加わって、時間的・精神的な余裕を失っている(ひいては「オールマイティな調律法」に偏る)傾向にあるのかなぁ、などと感じたりします。
by koten (2011-05-23 18:15) 

REIKO

>分割鍵盤

この曲集、ヘンデルの脳内(あるいは「実際」に?)は「分割鍵盤」で作曲されてると思いますよ。
そうでなければ、ウルフを大幅に移動して、かつそれを2~3分割なんて「音律」の発想は出来ないと思います。
ただ、楽譜を買って弾く愛好家の全てが分割鍵盤の楽器を持っているとは限らないし(イギリスで出版されても、国外の人も買う可能性がある←当時ヘンデルは大陸でも有名な人気作曲家)、序文にある「利用者の便宜を計った」という言葉の裏には、普通の鍵盤楽器でも不具合無く弾けるように整えた、という意味もあると感じます。
(曲の大部分は、ドイツ時代の物だし)

>面倒な調律替えだって(今の人ほど)苦もなくやってのけたのだろうし

同感です♪
私は「和服」で出かけることがたまにあるのですが、「自分一人で着るの?」とか良く質問されます。
もちろん自分で着付けしますが、現在ではわざわざ習いに行ったり「特技」みたいになっている着付けも、昔の日本人は皆当たり前にやってたわけです。
私の場合20~30分時間を予定する着付けも、仕事などで毎日和服を着る人は、皆一様に「5分で着る」と言います。
調律替えも、そんなものだったのではないでしょうか。

で、この曲集の音律は全部で6種類あることになりますが、ウルフ3分割のもの(2種)は、それぞれ通常のEs型・Dis型ミーントーンから、2つの音を動かせばすぐできるんです。
またホ長調組曲用の2分割タイプは、「B♯(His)-G」ウルフ(2曲ある)から1つの音を動かすだけ・・・というように、1組曲ずつ練習しながら少しずつウルフを動かして、「音律と調の旅」が出来るように作られてるんですよ♪
こう考えると、調律替えも「面倒」なことではなく、その度に新しい音楽体験ができる「楽しい」ものに思えてきませんか?
また、それがどうしても面倒な人でも、ちゃんと2曲はノーマルなミーントーンで演奏できるようになっています。
(いくらで楽譜を売ってたのか分かりませんが)それだけでも元は取れますよ。(笑)

今、ヘ短調組曲のアレグロを打ち込んでいますが、「ベートーヴェン=キルンベルガーII」の時と同様、音楽の美しさと迫ってくる力が違います。
(もうこれで「当たり」と確信しました!)
ヘンデルはこの曲集で、ミーントーンで色々な調性の曲を書く可能性を限界まで追求しており、「ウルフシフト&分割」は不等分律とは異なった、彼なりの「ソリューション」だったのだと思います。
この点、音律的に見てバッハのWTCと双璧をなす鍵盤曲集と見ていいのではないでしょうか?
by REIKO (2011-05-24 04:27) 

koten

REIKOさん、追コメおおきにです。

>序文にある「利用者の便宜を計った」という言葉
・・・こんな言葉あったんですね、、序文の日本語訳ってどこかで(ベーンライター原典版楽譜あたり?)で読めますかね、、、

>曲の大部分は、ドイツ時代の物
・・おお、これは初耳。ちなみにこの曲集(8曲)外ですが、ヘンデルのト長調の(比較的有名な)組曲につきKBⅡで弾いてみたら凄く良かったです。ヘンデルがこの調律も知っていたかどうかは興味ありますね。


>「音律と調の旅」が出来る
>ヘンデルはこの曲集で、ミーントーンで色々な調性の曲を書く可能性を限界まで追求
・・・これ、是非、実演ブログ記事を期待してます!
 (追記:最近のREIKOさんブログにコメントできなくて申し訳ないです(汗)・・どうも私、ロマン派はあまりに勉強不足な身でして(泣))

 和服いいですね(笑)。もう少し年取ったら私も和服着てみたい。

by koten (2011-05-24 12:54) 

REIKO

すみません、ちょっと間違えました!
「曲の大部分は、ドイツ時代の物」のところ、「大部分」ではなくて「一部」です。
例えば、「調子の良い鍛冶屋」の部分は、(ランペが録音している)古いト長調のものが原形で、それを移調してホ長調組曲に組み込んでいます。
この曲集は、ヘンデルに無断で出版されていた海賊版に対抗するべくして出したので、「正規版」として付加価値を付けるためにか、「新曲追加」(笑)もなされていて、それにつき「便宜を計った」と序文にあります。
まあ、色々な事情で新旧の曲が混ざっているということです。
で、1733年に出版された第二集の方が、古いドイツ時代の作品が多いようです。
こちらの組曲は、(譜面上の検討では)ウルフを動かすものはあっても、「分割」の必要なく弾けるようですね。
なので「分割」は、イギリスに行ってからヘンデルが考案したものかもしれません。
1720年の「ホ長調、嬰ヘ短調、ヘ短調」組曲については、三澤寿喜著「ヘンデル」に、も「当時としては異例の大胆な調性選択」とありますが、結局これらはすべてウルフの移動&分割で弾くことになります。(なるほど、そういうことだったのね、です・・・笑)


>実演ブログ記事を期待してます!

とりあえず「速報」記事を書きました~!↓↓↓
http://handel.at.webry.info/201105/article_6.html

サークル図でわかるように、分割した広い五度以外は、全てミーントーンの五度で固めています。
一部に純正五度を取り入れてウルフを軽減・解消しているシュニットガーやラモー音律よりも考え方としては「古い」ですが、1つの曲集をこのようにバラエティ豊かな音律で「弾き分ける」というのは、ある意味「新趣向」かもです。
で、ウルフの単なる移動はともかく、「分割ウルフ」前提の曲集がこれ以外にも存在するのか、興味がありますね。
これはヘンデルの専売特許だったのか、それとも他でも使われていたのか・・・???
↑↑↑これはkotenさんの担当(笑)ってことで、調査よろしくお願いします♪

>序文の日本語訳ってどこかで(ベーンライター原典版楽譜あたり?)で読めますかね
はい、ベーレンライターの日本語版(全音)にもありますが、元々英語なのでネットでもどこかで原文が見れるんじゃないでしょうか。
by REIKO (2011-05-26 21:11) 

koten

REIKOさん、コメントありがとうございます。

>古いト長調のものが原形
・・おぉ、これも初耳ですわ。原形の楽譜も見てみたいですね。(IMSLPあたりで入手できないですかねぇ。。)

>海賊版に対抗するべく
・・これは何度か耳にしたことがあります。一方で「追加された新曲」というのが気になりますね(笑)。
>1733年に出版された第二集の方が、古いドイツ時代の作品が多い
・・確かに、第二集の方が、派生音の使い方が保守的(というか殆ど使っていない?)だし、古めかしい感じがしますよね。

>「分割」は、イギリスに行ってからヘンデルが考案したものかもしれません。
・・・なるほど、あり得ますね。

>とりあえず「速報」記事を書きました~!↓↓↓
・・取り急ぎ一番乗りでコメント書かせていただきました(笑)

>これはヘンデルの専売特許だったのか、それとも他でも使われていたのか・・・???
・・・まずはヘンデル以後のイギリスの鍵盤楽器曲を調査する必要がありそうですね・・・英国で活躍したクリスティアン・バッハとかは(ホ長調曲書いているし)怪しい気もしますね(笑)。クレメンティまでもがそうだったら、もはやこれは「大事件」ですけど(汗)。

(ぼそぼそ・・やはりこれからは英語力かぁ・・(汗))

by koten (2011-05-26 22:45) 

koten

余談:先ほどヘンデルのクラヴサン曲集1(ベーンライター原典版)の解説を読んでいたら「フリードリヒ・クリュザンダー」、「チャールズ・バーニー」などの名前が出てきたので、これを検索していたところ、下記サイトがヒットしました。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/8258/composers.htm#composers
ヘンデルやバッハの伝記(生き様)について書かれていて読み応えありました。私的にはヘンデルの伝記中の「カストラート」についての説明が特に興味深かったです。
さらには、「ヘンデル(12)(13)」中の説明で、
>彼の強い影響力は英国の音楽界を窒息させたほどで、エドワード・エルガー(1857~1934)の登場まで、英国には国際的に有名な作曲家は育たなかった。
>150年余にわたり、英国の音楽はヘンデルの巨大な掌中にあり・・(中略)・・・英国の作曲家は一人として、彼の影響下から逃れることができなかった。
・・・というのは凄い記述ですよね。これが事実だとしたら、ヘンデル以後の英国の鍵盤楽器作曲家は、ヘンデルの音律を使った可能性が高いってことが言えそうですし。


by koten (2011-05-27 23:48) 

REIKO

ヘンデルのイ長調組曲で、B#-Gウルフだと「C音」(←見落としてた!)の箇所が低すぎて不具合が出るのを発見、音律構成を修正しました。
また、通常のミーントーンで弾けるヘ長調組曲の「D#」音(←アダージョの12小節目)はどう解釈すればよいのか?疑問点が。
記事にしましたので、ヘルプお願いします~(^ ^;)
http://handel.at.webry.info/201106/article_5.html

今、海外サイトでヘンデル関連の音律について何か言ってる人がいないかリサーチしてますが、Jorgensenの著作で紹介されている、1780年の「ヘンデル音律」なんてのが出てきました。
(しかし、オリジナルの出典等は不明)
五度圏の右半分を中心に、ランダムに五度を狭くするタイプです。
きっとヘンデルの死後、彼の曲を1つの音律で演奏しようと誰かが考えたんでしょうね。
KBIIIのような音律が、「Prinz」(←名称の由来不明)という名で広まってたこともわかってきました。
などなど・・・大量の古典音律を図版にしたサイト↓↓↓
http://www.rollingball.com/TemperamentsFrames.htm

★YouTubeに、WTC1巻のハ長調をKBIIで演奏している、kotenさんと同じような人がいると思ったら、レーマンでした・・・!
http://www.youtube.com/user/thebpl#p/u/19/yJRKc5nptho
この世界って、狭いんですね・・・(苦笑)
by REIKO (2011-06-24 20:10) 

koten

REIKOさん、墜米もとい(汗、追コメおおきにです。

>大量の古典音律を図版にしたサイト
・・・行ってみました。凄いですね、、、「quasi -Equal」とか「Victorian Well」とか初耳の用語もありましたし。
ちなみに「quasi」をalkで調べたら、
>【形】疑似の、類似の、外見上の、うわべだけの
>【副】外見上{がいけんじょう}、ある程度
 と出ましたね。なるほど納得。

上記サイトからリンクされているPiano Tech Linksも面白そうですね。
http://www.rollingball.com/pianolinks.htm

ほほう、「Prinz」ですか_φ(□□ヘ)フムフム

レーマン氏のyoutubeサイトも早速登録させていただきました(笑)。
同じくバッハ調律で有名なケルナー氏はKBⅡに批判的だったようですが、レーマンさんはどうなんでしょうかね、、youtube画像を1回観ただけでは何とも判断できないところがありますね。

>1780年の「ヘンデル音律」
・・・あるんですかこんなのが(汗)、、でも「五度圏の右半分を中心に、ランダムに五度を狭くするタイプ」ではどうも、、、って感じですよね。
 ちなみにヘンデルが「ミーントーン主義者だった」というのも出典が良く分からないですよね、、、「ゼロビートの再発見」などでは、このことは「至極当然&議論の余地なし!」という論調で書かれてますし(汗)。

>この世界って、狭いんですね
・・・本当、滅茶苦茶狭いです。なので、ある意味、直ぐに「有名人」になれるんじゃないですかね(笑)。私のブログも昨年の6月11日に開設して丁度1年が経ちましたが、既にアクセス数が78,027 (7万8千・・)ですからね(驚愕)・・某mi※iなんて比較にならないレベルですね。
 余談ですが、長らく愛読させていただいていた「正しいピアノ調律のすすめ」というミーントーン推奨のHPが閉鎖されてしまったようで、非常に残念です(泣)。
http://www.google.co.jp/#hl=ja&rlz=1R2_____ja&q=%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E8%AA%BF%E5%BE%8B%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81&oq=%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E8%AA%BF%E5%BE%8B%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81&aq=f&aqi=&aql=undefined&gs_sm=e&gs_upl=10703l12500l0l10l7l1l0l0l1l297l562l2-2l2&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.&fp=d71b9050b3b44801&biw=1024&bih=530


>ヘ長調組曲の「D#」音
・・・先ほどE♭音とD♯音とで弾き比べてみました・・確かにこれは謎ですね。ではこれからコメントに参上させていただきます(笑)。

by koten (2011-06-24 22:21) 

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